TANAKA-WORKS

2023年9月 9日 (土)

TANAKA-WORKS TOKAREV TT-33 MODEL GUN

Dscf3467

久し振りにエラン以外のモデルガンの紹介となります。やっと入手しましたタナカのトカレフです。

 

Gun1993_1

Gun誌1993年1月号の広告より(同号のモデルガン・ダイジェストに紹介記事有り)

ハドソン製トカレフは気になりつつも自分の購入優先順位の上位になることが無く、ハドソン解散間際のイベントで安売りされていたが結局買わず。後に無くなると欲しくなる悪い癖がでて、ヤフオクで状態が良く物を安価で落札出来ないかと探っていました。

 

Dscf3462

2022年7月にハドソンの金型に改良を加え、タナカから発売されました。

発火性能がすこぶる良くなったという評判も聞くが、直ぐに壊れたという報告もあり。発火は行わなくても耐久性はあった方が良いので様子を見てました。

ある物をAmazonで買うつもりがショップ側の都合でキャンセルになり、ギフトカードで返金されたのが1万以上あったので¥20,956に下がったところで購入しました。

 

Dscf3512

スライド側面は元々、無刻印ですがトリガーガード周りに細かな刻印が入りました。

 

Dscf4225

ハドソンの時はシルバーだったスライドストップのクリップが黒くなり、プラスだったマガジンキャッチスクリューも黒くマイナスに、さらに刻印追加で引き締まった感じがします。エクストラクターの側面を磨いて染め直してあります。

 

Dscf4255

ファイヤリングピンは黒くして欲しかった。

 

Dscf4222

何てことなさそうなグリップだが角度は直角に近く、前後幅(約45mm)は短いが、横幅(約29mm)があり、上下の高さ(グリップパネル約85mm)も足りない感じで慣れるのに時間が掛かった。

 

Dscf3530

1番上はC-Tecのブレット可動式空撃ちダミーカート

発火式カートはジュラルミン製

 

Dscf3549

通常分解したところ。

分解して思うのが、ハンマー等がレシーバーアセンブリーとして抜き取れるP210が欲しいということ。

 

Dscf3498

タナカのグロックやP226USPは手放してしまいました。新しめのオートに愛着が沸かなかったが、トカレフを受け入れていることで自分が年寄りになったことを感じます。

 

Dscf3564

WWⅡ当時の各国のサイドアームを並べてみました。

コルトを参考に設計されたトカレフに比べると、P38 や十四年式 は外観からしても何とも個性的であります。

 

Dscf3482

トカレフを手に入れたことで、見送っていたナガンM1895が欲しくなってしまった。キットモデルを待とうしましたが何年後になるかわからないし、その頃は値上げもしてそうだから今のうちに手に入れた方が良いのか悩みます。

2023年1月 1日 (日)

令和5年 謹賀新年

Dscf0632

あけましておめでとうございます。

Gun誌1978年6月号のピンナップを背景に先月発売されたタナカのM68ではなく、コクサイM66 6inにタナカのアーリースピードローダーカットの木製グリップを付けた物です。

色々と余裕が無くなってきたので、これで我慢することになりそうです。

ブログのネタも無くなってきたので、グリップの付け替えでお茶を濁します。

 

Dscf0730

この木製グリップは、M67 4inのモデルガンが発売されることを信じて、ガスガン発売時に購入した物。

とりあえずM15 4inに付けてみる。悪くは無いのだが・・・

 

Dscf0690

サービスサイズのグリップの方が見た目のバランスが良いです。パックマイヤーを模したラバーのグリップアダプターで握りやすさも向上。

 

Dscf0574

エランPre70Gun誌1982年12月号のJackさんの「45のバラード」のPre70に憧れS'70の木製グリップを付けてましたが、本来のカタチにしてみました。やはりシックリきます。

 

Dscf0579

このグリップは高比重樹脂で付けると、カート無しでも実銃を同じ重さになると言う物。たまりません。

 

Dscf0668

タナカM66 F-comp に付けるグリップも悩んでいたのですが、新しめのデザインなのでこういうのも良いかなと

 

Dscf0680

今年はあまり更新出来そうもないですが、よろしくお願いいたします。

 

2022年4月 2日 (土)

TANAKA S&W PERFORMANCE CENTER M&P R8 5inch HW ver.2

Dscf7347

前回のストラウプPPCカスタム が届く、前日にTake-Five にて購入したPC M&P R8を紹介していきますが

 

Gunpro2022_5

Gun Professionals誌2022年5月号の広告より

今月のガンプロ誌で実銃とモデルガンが詳しくレポートされているので特段書くこともないのですが、いつも通りに進めていきます。

 

Dscf7323_20220402163701

M500やストラウプPPCカスタムと同じサイズの箱に入っています。付属品が多いとそれだけでも何か嬉しいです。

修理依頼書が入るようになりましたが、極力販売店へ持ち込んで欲しいとのこと。

 

Dscf7326

ムーンクリップにカートの取り外しに使用するローディング・ツール。取り付けるときは使用しなくても苦ではないですが、外すときは便利です。

クリップでの装弾は一発で入ると気持ち良いですが、クリップとカートに遊びがあるので8発もあればどれか斜めになっていたりすると、少し手こずります。

 

Dscf7552

キーロックが付いて、ファイヤリングピンがフレーム内蔵になり、S&Wリボルバーはデザインが崩れてしまったが、これは気になりません。

 

Dscf7577

他のグリップに交換した画像を見たが、自分的にはパッとした物が無かった。

ウェイトも入っているので、このままで良さそうです。

 

Dscf7455

Nフレームのラウンドバット。Kフレームのがそのまま使用出来そうだが、上部が合わないです。

 

Dscf7416

同じくNフレームの357マグナムのコクサイ M28 と。

R8にはコクサイのラバーグリップを付けてますが、グリップだけクラシックな感じで似合わない。

 

Dscf7429

こう見てしまうとNフレームに357マグナムの6連発は勿体ない感じがします。

 

Dscf7473

イナーシャセンスの7ショット・シリンダーを付けたマルシンM586

 

Dscf7464

7ショット・シリンダーの素材は柔らかく、キットの箱に入れていたのですが、下に引いてあった説明書で段差が出来てしまいました。ドライヤーで元に戻りましたが保管には注意です。そしてスピードローダーにはヒビが入っていました。

 

Dscf7527

マウントレールを取り付けても、アイアンサイトは使用可です。

今までのS&Wには無かったホワイトドットのフロントサイトとVノッチのリアサイトの組み合わせは狙いやすいです。

 

Dscf7506

このバレルのデザインも今までに無かった物。

レールを見れば何か付けたくなると毎度思いますが、実行には至りません。元箱に入らなくなるので収納に困りそうだけど、その内には。

 

Dscf7503

ミリポリといえばM10というの時代はとっくに終わり、今やオートやアサルトライフルもあり、チーフやボディガードのオートもエアソフトガンでは発売されました。M&P 9 のモデルガンが出たら欲しいと思ってます。

 

Dscf7540

ガスガンからの転用でありますが、手にした時の新製品らしさはストラウプPPCカスタムよりR8の方が感じられ新鮮です。

あとレッドホークをモデルガン化してくれれば、その気分を味わえるのですが、いつになるでしょう。

2022年3月21日 (月)

TANAKA×Arms MAGAZINE MODEL65 STROUP PPC Custom 4inch

Dscf7055

アームズ・マガジン400号記念 受注生産モデルガン ストラウプPPCカスタム 4インチ

どれだけのモデルガンファンが6インチより4インチを望んだかは疑問でありますが松尾副編集長のこだわりもある様で、6インチが必ず発売される保証もないので予約購入したものです。

 

Dscf6926

箱については予約前の仕様に何も書かれていないから、木製ケースは期待出来ないだろうけど、MGCパワーカスタム みたく通常品の発泡スチロールを切りこんだ物だったらイヤだなと思ってました。

思ったよりも大きい箱は開ければ、あぁやっぱり6インチも予定しているのかと複雑な気持ちになります。

ペガサス用のBB弾ローダー用の切り込みも入っているので、ガスガンも予定しているのでしょうが、6インチはガスガンのみというのは勘弁して下さい。

 

Dscf6968

折角、別パーツのシリンダースタッドですが、その近くのフレームにヒケがあります。

 

Dscf6962

PPCカスタムならば、ウィークハンドでも違和感なくグリップ出来る物でないといけません。

 

Dscf6973

さてこのNill風グリップ。これ予約してから届くまでに何とかしたいと思っておりました。

何でこのグリップにしたのかは想像するに、特別感を出したいので現行品とは違う物にしたいが、ロジャース風のグリップの金型を起こすとコストが上がってしまう。

それで以前、スモルトとして発売する前のスマイソンに付けていたこのグリップにしたのでは無いかと。そしてフレームは何故がラウンドバットであります。

 

Dscf7005

Gun誌2006年6月号に初登場したグランドマスター4インチは、6インチ同様スクェアバットでロジャースのグリップを付けている。

タナカのはパックマイヤーの同型のグリップを合わせているだけです。キチンと付けるとなるとかなりの加工が必要です。

 

Dscf7238

ラウンドバットならばF-COMPにも付けられるので色々買ってみようと、とりあえずホーグのプラグリップは手頃でカタチも良いのだが地味であります。

 

Dscf7290

次に黒一色では味気ないかと、パックマイヤーのSK-ALSも購入。

握った感じは個人的には好きでは無いですが、見た目は悪くないので今はF-COMPに付けてます。

 

Dscf6988

S&Wのメダリオンが付いた方が良いかとアルタモントのターゲットスムース(ローズ)も買ってみましたが、グリップを見る角度によってはピンク色に見えるのでこれは無駄遣いでした。

 

Dscf7149

Dscf7201

今まで買ってきたグリップを付けても何か妥協した感じがすると思っていたところ、むげんにホーグの木製グリップが入荷ということで思い切って購入したが、通販ゆえ木目が選べず少し残念な物に。

 

Dscf7314

フロントサイト

リブサイトは六角ネジを外しても取り外せません。

 

Dscf7302

ステンレス削り出しのロッキングボルトケース

 

Dscf7173

角を丸めたイライアソンサイト。

余ったらイライアソンサイト付パイソンを出すかもしれません。

 

Dscf7221

リブサイトも外せないし、分割線が出てしまうならM66フレームの方が良かったかも知れません。

 

Dscf7230

カウンターボアードのシリンダーを出したということは、ノーマルのM65はそうなるのか。またM19-4として発売するのか。

 

Dscf7115

見た目もリアルなダブルキャップカートリッジが付属します。

後に別売すると思いますが、6発で¥5,400と高価です。

 

Dscf7082

元祖4インチPPCカスタムのMGCパイソン・カスタム

 

Dscf7101

マルイ パイソンPPCカスタム4インチ・ステンレス

パッと見は似ている2挺

 

Dscf7094

リブサイト付リボルバー集合

 

Dscf7067

いつか6インチと並べられる日が来ますように。

6インチはワイドハンマーにして、スクェアバットでロジャースタイプのグリップを付けて欲しいです。

F-COMPには無かったのから、フレームのヒケも無くして欲しいですね。

 

Dscf7037

次回はM&P R8です。

2022年1月23日 (日)

TANAKA S&W M66 PC 3inch “F-Comp” Ver.3

Dscf5341

もしMGCがキャリーコンプをM686(シルバーメッキ)仕様で発売していたなら、発売当時に購入していただろう。後になって黒くて良いから買っておこうと中古を探る事も無く、タナカのこれも買わなかったかも知れません。

S&Wパフォーマンス・センター(PC)のコンプ・モデルはGun誌1994年3月号でJackさんがレポートをしているM686ベースのイメージが強いのですがJ/K/L/Nフレームでそれぞれ発売されており、今回のF-COMPについてはガスガン発売時タナカのブログ 2020年2月25日の記事に詳しく書かれています。

 

Gun001_edited1

タナカのブログにあったLew Hortonのフライヤーの大きな画像です。

しかしKフレームのステンレス仕様をFフレームというのは、タナカのブログを読んで知りましたが、J/L/Nフレームのステンレス仕様は何フレームというのでしょう?

 

Dscf5195

Gun誌の影響でM686のキャリーコンプが欲しいのが本音ですが、無い物ねだりしても仕方ないのでF(K)フレームでありますがMGCの再現性の不満を補完すべくタナカのF-COMPをTake-Fiveさんにて予約購入しました。

 

Dscf5362_20220123130301

スピードローダー対応の下部がカットされたサムピース、トリガーオーバートラベルストップ、PCのロゴ

フレーム部分に不満はありませんが

 

Dscf5391 Dscf5498

MGCキャリーコンプとの比較して、タナカはフロントサイトが小さくベース部分が長すぎるのでカッコ悪く見えるのが残念です。

 

Dscf5248

Guns133

Lew Hortonのフライヤーのリアリーフは先端が直角のものですが、実銃画像を見つけたらタナカと同じ丸いものでした。

リアサイトリーフの形状が変更したのはWikipedia によると1994年のM66-4からそうです。

 

Dscf5446

コクサイM66 6in2.5in

こう並べるとM66 4inが欲しくなりますが我慢して、でもM67 4inのモデルガンが発売されたら・・・

 

Dscf5290

アンクルマイクスタイプのグリップは握りやすいが、Gun誌1994年3月号の表紙の木製のコンバットグリップのイメージが強く(表紙と記事の最初のページのみだが)付け替えればこっちの方が遙かに格好いい。

もう一つ実銃用を入手するのは今や難しいので、タナカで+Weightで発売されるのを期待しますか。

 

Dscf5218

 

2021年12月12日 (日)

TANAKA S&W M15 Combat Masterpiece .38spl 4inch HW Ver.3

Dscf4764

今年になってKフレームのモデルガンを立て続けにリリースしているタナカの、M15 コンバット・マスターピース 4inです。

 

Dscf4708

ガスガンととして今年4月に発売され、M15はモデルガンユーザーの方が食いつきそうなのに思っておりました。

タナカはガスガン発売から約3年後にモデルガンが発売するとか言われていたので、しばらく先のことと思っていたら12月に発売。

Take-Fiveにて¥22,700で購入しました。ガスガンでも発売されているからこその価格なので、ガスガンの先行販売に文句いえないですよね。

購入時に2挺見せて貰いましたが、仕上げにバラつきは無さそうで綺麗です。

説明書はKフレームVer.3共通で、別にM15のパーツ・リストが付きます。

 

Dscf4855

M15はHWS でも発売されていましたが、後期型のストレートバレル。

欲しかったのは初期型のテーパード・バレル・モデル。ついに手にすることが出来ました。

 

Dscf4794

上から見る、バレルが絞られている姿が好きです。

 

Dscf4740

Ver.3となったタナカのS&Wメカニズム。確実に進化して、作動はスムースです。

欲を言えば、ハンマーの余計なピン(ハンマーノーズリベット)を無くして欲しいし、シャーシの形状はマルシンM586 みたくして、ヨーク接地面のフレームに刻印を入れて欲しいところはありますが、全体的に大きな不満はありません。

 

Dscf5040

左からC-Tecの空撃ちダミーカート(底面に「WINCHESTER」「38SPL」の刻印)

タナカの発火用カート(底面に「R-P」「38SPL」の刻印)

マルベリーフィールドのスーパーカートリッジ(リアルサイズ)(底面に「WINCHESTER」「38SPL+P」の刻印)

 

Dscf4786

シリンダーはカウンターボアードが無いタイプ。C-Tecの空撃ちダミーカートを装弾。

 

Dscf4937

S&Wの純正木製グリップの相場は上がる一方で、ダイヤチェッカーとなるとかなり高値に。

こうしてメーカーで販売してくれるとありがたいです。ウェイトも入っていますし、モデルガン用としては文句無しです。

グリップ部のフレーム前面にもグルーピングが入っているので、グリップアダプター付けなくても良いかなと。

 

Dscf4821

コクサイM10コクサイM19 とで4インチKフレーム集合。

コクサイのKフレームは少し肉厚な感じがします。

 

Dscf4833

コクサイにタナカの木製グリップを合わせると、フレームとのラインが若干違いますがあまり気にならない程度です(個人差がありますが)。

 

Dscf4890

HWSのKフレーム、スマイソンM10オールド と共に。

タナカがKフレームのモデルガンを販売するようになったのも、HWSがもうKフレームを販売しないからでしょうか?

 

Dscf4933

HWSにタナカの木製グリップは取り付けられますが、グリップとフレームのラインがあちこち合わないでお勧めできません。

 

Dscf4904

Gun誌創刊号の表紙の真似をしたかったのですが、ワイドカッターの箱も北米大陸の地図もないので1991年5月号の表紙の真似を。

表紙は後期型だから、HWSの方が合っているのですけどね。

 

Dscf4752

実銃用の箱はM629 3inch用だったりします。

本年の更新も今回が最後となります。皆様、お良い年をお迎えください。

2021年11月 7日 (日)

コルトパイソン2.5,4,6インチ用 精巧複製BOX

Dscf3647

今回の主役は、MGC パイソン6inではなく

 

Dscf3445

タイトル通りTake-Fiveで販売しているパイソン用精密複製BOX(税込¥9,900)です。

箱だけではなく、説明書と保証書の複製も付属してます。右下の小箱は2.5インチ用スペーサーです。

 

Dscf3578

2.5インチ、4インチ、6インチ用のシールが付いていて、各自選択できます。

 

Dscf3842

コクサイ 金属パイソン6inを入れてみたところ。

このBOXは1967~1973年の物を複製したものなので、グリップはマルベリーフィールドの2ndジェネレーションにしました。

 

Dscf3790

東京マルイ 造るモデルガン パイソン4inも高級に見えます。

 

Dscf3522 

タナカ パイソン2.5in。スペーサーはグリップの下に配置します。

 

この精巧複製BOXは、個人で作成されている物で週に2、3個しか作れないとのことです。

いつまで予約を受け付けているかわかりませんので、興味ある方はお早めにどうぞ。

 

写真によって内側の赤い色がバラバラですみません。実際は2枚目の空の状態と4枚目コクサイ6inの中間位の色です。

2021年8月 1日 (日)

TANAKA U.S.MODEL1987 TRENCH GUN VERSION2

Dscf1772

前回のM4A1に次いで長物ですが、初登場させる長物としては久しぶりになりますタナカのM1897トレンチガンです。

 

Gun1992_9

Gun誌1992年9月号の広告より

発売当時から興味はありましたが、ポンプアクションのショットガンはMGC M31RS2 があるので中々購入に踏み切れませんでした。S&WリボルバーやM1911系はいくつも持っていたりするのですが、長物となるとポンプアクションとレバーアクション、ボルトアクションは各1挺あれば充分と思ってました。

結婚前に高額モデルガンを買っておこうと思った時の候補にもなったのですが、長物は箱から取り出す機会がどうしてもハンドガンより少なくなってしまうのでエラン S'70を購入しました。

 

Dscf1763

Ver.2は2018年秋に発売、定価は¥58,000(税別)に。

Ver.1より耐久性が向上したとのことで、今度こそ買うべきかまた悩むことに。

Take-Five店頭から姿を消したころに諦めようとも思ったのですが、2019年7月赤羽フロンティアの創業祭セールで¥44,800(税込)で売り出されていた。

ここで買い逃すと後悔しそうだし、長物は置き場所を取るといっても立て掛けて置くのだから、側面の面積を確保できれば何とかなると購入しました。

カートは2発のみ付属してます。

 

Dscf1838

トレンチガンの魅力は何といってもバヨネット・ラグと

 

Dscf1846

このハンドガードで、何とも戦闘的なスタイルで軍用ショットガンに相応しいです。

 

Dscf1813

バレル上部の刻印

 

Dscf1847

ポンプを引くとボルトやキャリアーが飛び出して何ともメカメカしく、同じポンプアクションでもM31とは全く違った魅力を持っております。

 

Dscf2002

動かしている時はMGCのチャンバーレスでも気になりませんが、やはりリアルな形状・アクションは嬉しいものです。

こちら側に「ASGK」の刻印があります。

 

Dscf1855

ハンマーをコックしたファイヤリングピン周り

Ver.1には左側面に「U.S.」とボムマークの刻印がありましたがVer.2は「SPG」のみです。

 

Dscf1832

購入時、フロンティアには在庫が3挺あり、ストックの木目を見せてもらったのですが、他2挺は真っすぐな木目で面白みがなかったのでこれにしました。

 

Dscf1941

MGC M73

チューブマガジン、ボルトがせり出して外装式ハンマーをコックするなど、流れを汲んでいるのが判ります。

 

Dscf1971

説明書に載っている分解手順はここまでです。

マガジンチューブとアクション・スライド・フックの向きが間違っており、すみません。

 

Dscf1889

MGC M31RS2ハドソン マッドマックス とで、ショットガン揃い踏み

トレンチガンの後にシンプルな外観のM31を眺めてみると、これはこれで別の魅力に気づかされます。基本的にテッポーのカタチをしている物は大体好きなのですけどね。

MULEでリバイバルされるM31も銃身長違いのバリエーション展開するそうで、気になります。

 

Dscf1919

左から赤いのはMGC用 先端に5㎜キャップ2個詰めます。

黒いのはタナカ用、7㎜キャップ2個内蔵させます。木の棒はローダーです。Ver.1にあったカート側面の金文字が無くなり物足りない。

緑色はハドソン用 先端に5㎜キャップ3個詰めます。

真鍮のはハドソン用MULE製、7㎜キャップ7個使用というトンデモない物。

 

Dscf1956

最後にWW2の米軍小火器集合。

次回は独軍の予定です。

2020年5月 4日 (月)

TANAKA COLT PYTHON R-model MODEL-GUN

Dscf7236

コクサイに続き、タナカのパイソンの紹介をしていきます。

タナカがパイソンのモデルガンを発売したのが2009年(Gun誌8月号に6インチABSがニューモデルとして掲載)なのですが、直ぐに飛びつかなかったのは、コクサイ同様にアクションの耐久性に不安があったことや刻印でした。

2016年にR-modelとなって作動の問題点が解消され、刻印も実銃通りとなったことでコレクションすることに。

 

Dscf7068

Dscf7012

先ずはニッケルの6インチ 2016年11月 マルゴーにて予約購入¥22,500(税込)マルゴーで買い物した最後のモデルガンとなりました。

タナカ純正の木製グリップも同時に購入、在庫していた物を一通り見せて貰ったのですが薄い色が多く、その中でニッケルに合いそうな一番濃い色の物を選びました。

ただし購入時に付いているプラグリップにはウェイト入りで約200gあり、木製グリップ(約60g)に交換したらスカスカな感じになったのが残念でした。後にMULEからウェイト付の木製グリップが発売されましたけど、3rdモデルは出ていません。

 

Dscf7096

Dscf6998

スチールフィニッシュ2.5インチ 2019年11月 テイクファイブにて予約購入 ¥23,600(税込)

今までパイソン2.5インチはオーバーサイズのグリップが付けられて販売されているのが殆どだったので、サービスサイズのグリップが付いてるというだけで新鮮な感じがします。

サービスサイズのプラ・グリップにはウェイトが入ってないので。木製に替えても重量差はあまり感じません。

発砲スチロールには8インチが入る余裕があり、説明書の部品図にも8インチは描いてあるのですが発売はいつになることか、出来ることならスコープ付きのパイソンハンターを・・・。

 

Dscf7014

Rモデルになってインナーシャーシの強化やリバウンドレバーの改良で作動の問題点は解消されたというが、耐久性のテストをする気は無いので、あまり作動させずに眺めるばかりです。

 

Dscf7159

MGCのABS6インチコクサイの金属6インチとタナカのニッケル6インチで、黒・金・銀のパイソン6インチが揃いました。

 

Dscf7251

東京マルイの造るモデルガン4インチコクサイのスーパーステンレス4インチタイトーのPPCカスタム4インチ 、黒と銀とカスタムの4インチ。

 

Dscf7241

コクサイのコンバット・パイソン3インチとタナカの2.5インチ 共にオーバーサイズの木製グリップを付けて。S&Wだと2.5インチと3インチではエジェクターロッドの長さの違いで使い勝手が変わってきますが、パイソンでは0.5インチの差だけでないと、名前(刻印)の違いを持たせてます。

 

コクサイに付けているのはマルベリーフィールド製2ndジェネレーション・タイプです。

コクサイは元々3rdモデルなので時代が合わないのですが、(コンバットパイソンやステンレスだと尚更)標準で同じラバーグリップが付いているので違いを出すためには良いかと思ってます。購入した物は仕上げがされていなかったのでアマニ油を塗ってあります。

 

Dscf7029

今回のゲストの東京マルイのパイソンPPCカスタム4インチ・ステンレス 対象年齢10歳以上のエアコッキング・ガンです。

2018年6月 赤羽フロンティアの中古市(発売したばかりの新品ですが)で¥2,800で購入。

シングルアクションでのコッキングしてBB弾を発射させますが、ダブルアクションでトリガーを引いてもシリンダーのみ回転するのでそれなりに楽しめます。

 

Dscf7104

タイトーのPPCカスタムと並べたくて買った訳で、グリップのデザインもホーグのを真似た物なのですが、マルイのは私の手には合わなくて握りづらく感じます。

マルイには実際に見ると価格相応なのですが、画像より安っぽいです。

 

Dscf7213

パイソン各社の木製グリップ。タナカとコクサイは無加工で付け替えは出来ません。

チェッカリングはタナカ、メダリオンはマルベリーフィールド、木目はMGCが好みですかね。

コルト純正の木製グリップもいつかは手にいれたいとは思っているのですが、パイソン用は昔から値が下がりませんね。

 

Dscf7123

MGCの6インチ、マルイの4インチ、コクサイの3インチ、タナカの2.5インチ 

パイソンのモデルガンは各社から発売されておりましたが現在ではタナカのみ、実銃の世界でパイソンが復活しましたので、モデルガンの世界でも盛り上がって欲しいですね。別にパイソン2020のモデルガンが欲しいという意味では無いのですが、どこかで金属モデルを発売して欲しいものです。

2018年5月 4日 (金)

DIRTY HARRY VS. SLEDGE HAMMER

Dscf4383

4ヶ月ぶり更新であります今回は、ダーティーハリーのM29とスレッジハマー(俺がハマーだ)のM629です。

Dscf4310

M29 6.5inは、タナカのカウンターボアード、スティール・ジュピターモデル。

Dscf4314

M629 6inはコクサイのニューコンセプト・モデルガン(No.286)です。

Dscf4335

タナカのM29は、モデルガン化された最初のABSモデルを2008年4月20日の記事で紹介しております。

2010年に4inからHW化していき、2012年12月に木製ケース・ポリスバッチ付の「ダーティーハリー・ヴィンテージ・ジュピターフィニッシュデラックスセット」が発売されました。

カウンターボアードやバレルピン等が改良されていたら、¥73,500でも無理しても買っていたかもしれないが。

Gunpro2013_12

GunProfessional 誌2013年12月号の広告

デラックスモデルを発売した時には、このまま改良されることはないだろうと思ってましたが、2013年11月にフロントサイトや刻印も修正され発売されます。

後にカウンターボアードのデラックスセットが発売されるのを待っていましたが、2016年10月にスチールジュピターが発売。木製ケースは付いてませんが、パッケージも実銃に近いデザインになったことで(ジュピターモデルの箱は色使いが違いますが)、上野マルゴーで予約購入しました物です。発売から1年半経っているので紹介記事としては、もう新鮮味はなくてすみません。

Gun1982_9

Gun誌1982年9月号のコクサイM629発表当時の広告。

当時、この広告と同じデザインの下敷きを明和模型でもらったのですが(裏面はM66)学校で普通に使っていてボロボロになって捨ててしまった。今となっては勿体無いことを。

Gun1982_10

Gun誌1982年10月号の広告

Dscf4320

今回紹介するのは2008年に発売された物です。

残念ながら、今年の一月末で活動を終了してしまったコクサイでありますが、M29は何回も仕様を少しずつ変えて再販してきましたが、M629は発売以降、ニューコンセプトに改良されてから初めてだったと記憶してます。(以前に発売されていたら教えてください。)シルバーモデルはM60やパイソンは何度も再販されましたが、何故かKフレームもあまり再販されませんでした。

Gun誌2008年11月号のモデルガン ニューモデルレポートに「ワイドトリガーを再現して欲しい」などと書かれていたが、6インチバレルにセミワイド・スムーストリガーが正解です。
1981年9月号でイチローがレポートしたM629と同じ仕様だと、判らなきゅダメじゃないかと。

「俺がハマーだ!」のオープニングに登場するM629は、バレルピンのないタイプなのですがね。

望んでいたカタチのM629が発売されましたが、何だかんだで購入したのは、2016年2月に赤羽フロンティアにあった中古です。コクサイ純正のラバーグリップが付けられていましたが、ダミーカートリッジは付属してなかったです。

Dscf4368

ダーティーハリーのM29を再現するなら、せめてCAWのコークボトルを付けろと言われそうですが、先に買っていたマルベリーフィールドのが気に入っているので「マグナム・フォース」辺りの仕様ということで。

モデルワークスグレネードのとんかちグリップVer.2 ハマーのM629は6inだからコクサイ用を作れと言いたかったところですが、ラインは合わなくても付けることは出来るだろうと思っていたら、ポン付は出来なく、出来るだけラインを合わせるようにするのには、結構削らないと駄目でした。今も完全ではありませんが。

Dscf4302

いわゆるダーティーハリーホルスターは23~4年前、中野テキサスで購入したAGH製。イーストAで、安くてシッカリとした作りのを出して欲しいところです。

白いハーネスのサファリランドのショルダーホルスターは、昔からの憧れでした。前回に少し登場した#1001を先にヤフオクで落札したのですが、思っていた以上状態が悪いので、納得が行かずこの#101も落札しました。「俺がハマーだ」で使用しているのは、多分このタイプですが、第1話では、ダーティハリータイプのホルスターを使用しています。

Dscf4341

S&Wリボルバーのアクションの再現度で、コクサイが独走していたのも昔の話。個体差かもしれませんが、タナカ方がトリガープルが軽いように感じます。シリンダーのロックもABSの物よりも確実になっています。トリガーとハンマーのケースハードン仕上げは、かなり白っぽく、個人的にはM40と同じ感じが良かったです。

Dscf4352

左から
マルベリーフィールド・スーパーカートリッジ
C-Tecの空撃ちダミーカート
タナカ発火用(分解したところ)
タナカ発火用
コクサイ・ニューカートリッジ発火用(2007年~)
コクサイ・ニューカーロリッジ発火用(分解したところ)
コクサイ・ニューカートリッジ(ダミー)
コクサイ・NEWカートリッジ(1981年~)
コクサイ・旧モデル用カートリッジ

2007年からコクサイもカート内発火方式になり、カート全長が伸びたのだが太さが変わら無かったのは残念。今更ではありますが。

Dscf4358

かつてダーティハリーごっこするならMGCでしたが、今は完全にタナカの時代。ABSの頃はガスガン臭さが残っていて、愛着が沸かなかったのですが、このジュピターモデルでようやく理想に近いM29のモデルガンを手に出来た感じです。

Dscf4415

過去何回か書いてますが、私が始めて手にしたリアルサイズのモデルガンは兄のコクサイの金属製M29(旧モデル)で、コクサイのカタログで銃の名前を覚えて、やがて読み始めるGun誌にはコクサイの広告の頁数が多く、コクサイこそNO.1モデルガンメーカーと思って数多くの製品を購入してきました。

それから手放した製品も多かったのですが、2年前位からまたコクサイの良さを再確認して、購入頻度が高かった所にコクサイの活動終了のニュースは残念でならないです。終了以降、慌てて購入したのを含め、まだ紹介していないのが5挺あるので、後々、紹介していきます。

Dscf4290