MGC/TAITO/SNM

2021年11月 7日 (日)

コルトパイソン2.5,4,6インチ用 精巧複製BOX

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今回の主役は、MGC パイソン6inではなく

 

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タイトル通りTake-Fiveで販売しているパイソン用精密複製BOX(税込¥9,900)です。

箱だけではなく、説明書と保証書の複製も付属してます。右下の小箱は2.5インチ用スペーサーです。

 

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2.5インチ、4インチ、6インチ用のシールが付いていて、各自選択できます。

 

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コクサイ 金属パイソン6inを入れてみたところ。

このBOXは1967~1973年の物を複製したものなので、グリップはマルベリーフィールドの2ndジェネレーションにしました。

 

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東京マルイ 造るモデルガン パイソン4inも高級に見えます。

 

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タナカ パイソン2.5in。スペーサーはグリップの下に配置します。

 

この精巧複製BOXは、個人で作成されている物で週に2、3個しか作れないとのことです。

いつまで予約を受け付けているかわかりませんので、興味ある方はお早めにどうぞ。

 

写真によって内側の赤い色がバラバラですみません。実際は2枚目の空の状態と4枚目コクサイ6inの中間位の色です。

2021年7月10日 (土)

SNM M4A1 CARBINE PartⅡ

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新日本模型(MGC)のM4A1

2004年夏に発売された物はHW地肌のままなのでG.Smith.Sの極黒で塗装したのですが、塗膜があまり強くないようでキズが目立つようになったので再塗装をしました。

 

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Gun誌2005年4月号の広告より

ブラックバージョン発売まで我慢していれば、2度も塗装する苦労も無かったのですが。

前回はパーティングラインを少し落としただけで塗装したのですが、今回はもっと表面を整えて良い物に仕上げようとした訳です。

 

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Gun誌2006年11月号の広告より

NewMGC上野店閉店後の発売だったので、実物を見ることはありませんでした。

後にイベントのCAWブースでレイルシステムのみ販売してましたが、結構高かった覚えがあります。

 

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GunShopインディのスプレーのレビューを見ると、塗膜が強いとも弱いともあってどっちだが判らず、G.Smith.Sも改良版は強くなったらしいのだが、また傷ついて再塗装は面倒なので、とにかく塗膜の強いと評判のキャロムショットのブラックスチールで塗装しました。

画像の左下がボケているのは、レンズに指紋がついてたからです。すみません。

 

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バレル部分。

塗装後、組み立てる段階でフロントサイト部分を塗装していないことに気づいた。

 

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とりあえず組立。

金型のエジェクターピン跡が気になるので仕上げて塗装することに。

 

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マルベリーフィールドのスチール製フラッシュハイダーは真っ黒で、グレーとブラックのツートンカラーのバランスを考えて、仕上げ直したフロントサイト部は極黒で塗装しました。

色としてはG.Smith.Sの極黒の方が合っていたのですが、何を優先するかですね。

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レシーバー部分。

キャロムのブラックスチールはグレーっぽいとは聞いてはいたが、キャリングハンドル部との色の差が気になります。

 

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ダストカバースプリングと擦れる部分が傷つくのは仕方ないですし、ダストカバーを開ければ隠れるので良しとします。

 

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メインフレーム部分。

以前に組み立てた時は苦労した覚えもないのですが、年取って手先が不器用になってしまったのか今回はえらく時間がかかりました。

 

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ここも組立後、隠れると思って消さなかったパーティングラインが見つかり、他にマガジンボックスの表面がまだ粗く塗装で誤魔化せていないので、メインフレームはもう一度イソプルピルアルコールに漬け塗装は剥がし、今度はてを抜かないよう出来るだけ丁寧に磨いて再塗装をしました。

G.Smith.Sの極黒と違いキャロムのブラックスチールは、イソプルピルアルコールで簡単に落とせたので塗り直しは、そんなに苦では無かったです。


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マガジンキャッチ上下の丸い金型の跡も消えて、綺麗になりました。刻印が薄くなってしまった所もありますけどね。

 

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スライディング・バット・ストック部分。

このタイプのストックは実銃用でも樹脂製もあるから塗らなくても良いのが、あまりにもプラスチッキーなので塗装しました。

リコイルガイドに付いた黒いパーツは、リコイルガイド・スペーサーと言いカートリッジの装弾を確実にするため、スプリングのテンションを上げるためのパーツ(2006年末に再販された時にファイヤリング・ピン・ローダーに共に追加された)。

 

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塗膜が強いというキャロムだが、爪でひっかいてしまったら、御覧の通り。

 

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引っ掻き傷周辺のみ磨いて、塗装して直しました。

M4A1ならもっとモダンなストック方が似合いそうだが、調べると沢山有りすぎて、どれが付けられるのかも分からない。仮にストックを変えたらハンドガードも変えたくなってしまいそうなので、オリジナルの状態で楽しむとします。

 

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明るい所だとキャリングハンドルとの色の差が気になりますが、見慣れてくれば許容範囲かなと。もっと真っ黒で塗膜の強いスプレーが出れば良いのですが、実際に使ってみないと解らないので難しいものです。

2021年6月27日 (日)

MGC 44MAGNUM PPC HEAVY BARREL CUSTOM PartⅡ

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以前にも紹介しましたMGC 44マグナムカスタム

塗装された一品で、前に登場されたときには既に剥がれてきたりキズが目立つようになっていたのですが、ようやく再塗装を行いました。

 

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リブサイトは、がっちりと接着されていて外すことができませんでした。

正月休みにイソプルピルアルコール漬けてみたもの、3日ぐらいでは歯ブラシでこすってもあまり塗装が落ちない。その後暖めたりして一ヶ月以上漬けておき、キッチンペーパーで拭きとるようにして落としていきました。

真鍮製のリブサイトにはシルバーメッキがされており、シルバーのカスタムも試作したのでしょうか?そのメッキが経年で浮き所々剥がれてきたので表面はボコボコ。メッキはヤスリで簡単に落ちるような物では無くある程度で妥協しました。

 

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リブサイトはキャロムショットのブラックスチールで塗装しました。

フロントサイトスクリューのみ外れたのですが、フロントサイト側にはネジが切っておらず接着でした。取り付けるときに接着剤をはみ出してしまい再塗装するハメに。

 

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本体も別の色で塗装するつもりでしたが、磨いたところでこのままでも良いとこれで完成としました。

今まで全身艶消しだったので印象が変わり、量産品に近づきましたが「MGC CUSTOM GUN MORKS」の刻印が無いのは寂しいです。

 

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M586 パワーカスタム と、パイソンPPCカスタム4inと共にリブサイト付リボルバーカスタム集合。

パワーカスタムにはアルタモントのグリップを付けています。M586 7Shot に付けるつもりで購入しましたが思ったより似合わず。パワーカスタムに合わせたら、塗装の剥がれたレジングリップや、木目の殆ど無いホーグのグリップよりも見た目は良くなりました。

 

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MGCの44マグナム集合。

設計も古いので他社製よりもリアルではありませんが、何とも魅力的で好きなモデルガンです。

次回は同じく再塗装をしました。MGC M4A1 です。

 

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2021年5月 4日 (火)

MGC THOMPSON M1921 MILITARY TYPE

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MGCトンプソンのミリタリーモデル。新たに購入した物では無く、以前に紹介したシカゴタイプ のフォアグリップとマガジンを交換させた物であります。

 

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1979年頃のMGCモデルガン・カタログより

これ以降のカタログでもミリタリータイプとシカゴタイプが並列して載っているので、2タイプ販売されていると思ってましたが、ミリタリーが基本でドラムマガジンとバーチカルフォアグリップが別売品でした。初めからシカゴタイプとして販売するようになったのは1994年のカタログ の頃からでした。

 

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リアルな刻印のトンプソンカスタム。

凸文字の刻印とアッパーレシーバー全体を削って再刻印したのでしょうか?

 

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シカゴタイプ購入後、その内にミリタリータイプにも出来るようにしようと思っていただけでいつの間にやらMGCが無くなってしまった。ふとオークションで状態の良さそうなフォアグリップを見つけて、内部に少し錆もあるものですがマガジンも落札して、やっとミリタリーモデルにすることが出来ました。27年前に買っておけば少ない出費ですんだのですがね。

 

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ミリタリーモデルにはスリングを付けたいとKM企画の物を購入。

付け方は何通りあるのですが、画像の方法以外だと、スベイベルを外さないと無理そうな感じです。

 

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マルシンMP40 と、前に市場にSMGのモデルガンが無いと書きましたがここの所、CAW(ハドソン・リメイク)のM1A1は再生産中ですし。松栄 の時期製作としてMP40が予定されていたり、タニコバ(MULEコラボ)のスターリングが設計中だったりして、活気づいてきました。松栄MP40とタニコバ・スターリングはいつになるかわかりませんけどね。スターリング、金型だけで2500万位かかるとなると何挺造っていくらで売ることになるのか。

 

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久しぶりの更新で気合いを入れた記事にしたかった所ですが、MGC M4A1MGC 44マグナム・カスタム の塗り直しをするつもりで、塗装をイソプルピルアルコールで剥がして下地を整えているところです。もう少し磨いてから再塗装しますけど、再びお披露目出来るまでしばらくお待ち下さい。

 

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2020年4月18日 (土)

MGC J.W.HOAG .45NATIONAL MATCH 6"LONG SLIDE CUSTOM

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その昔シューターワンでのシューティング・マッチが行われていた頃

カスタム・ガバメントと言えばピンガン とこのホーグ・ロングスライド・カスタムでした。

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キットモデルのチラシ。完成品とは、スライドの刻印が違います。

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ヤフオクで、未発火でかなり状態の良いものを落札出来ました。

そういえば昨年入手したピンガン には、 シルバーのバレルは付いていませんでした。

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分解したところ。ハンマーとトリガーの側面が曇っていたので磨いて、スライドもコンパウンドをかけて

この後、バレルをシルバーに換えました。

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ナショナルマッチ・セミカスタム

スライド部は同じなのですがホーグ・カスタムの代わりにはならなく、また別の魅力を持った物だと解ってもらえますよね?

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今になってやっと、ピンガンとホーグ・カスタムを揃えることが出来ました。

ホントならば35年前に実現させたかったですね。

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MGC-GM5以降を集結させました。今回のホーグ・カスタムで最後になるかな?

でもボブ・チャウ・カスタムⅡが、適正価格で入手できるのならば欲しいですけどね。

2019年12月31日 (火)

MGC "CLARK"BOWLING PIN MODEL

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いわゆるMGCのピンガン(完成品)でありましてMGCの1985年のカタログに載っています物なのですが、これは今年の12月17日に新品でTake-Fiveにて購入したものです。デッドストックというやつですね。

Take-FiveのHPにエランのコングスベルグが入荷したとあったので、買えやしないが現物を見てみたいと入ったところ、ショーウィンドウのコングスベルグの奥に、ピンガンがあったので銀行に駆け込んで購入しました。

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ピンガン(キットモデル)のチラシ

発売当時、高校生の私は「ピンガン格好いいな~キットモデルなら買えるかな、ホーグロングスライドも捨てがたいな」と思い悩み「ピンガン買ったらメタル・ライニングのホルスターと、マガジン2本とポーチ、それにシューターワン・ターゲットとエースポイント」と計算しているくと小遣いとちょっとしたバイト代ではとても買えない額になり、結局買わずじまいに今まで来ておりました。

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形から入らなくてはいけないという思いも抜けて、改めてピンガンが欲しいと思ってもMGCモデルガンがHW化してからは角型トリガーガードの製品は発売されなくなり、ピンガンはプレミアがつき始めて手が出しにくくなってしまった。

今こうして幸運にも手にすることが出来て、色々ありましたが今年も悪い一年ではなかったと思える年の瀬です。

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MGCがGM5で最初に発売したレースガンのピンガンと、NewMGC 上野店で最後に販売したボランド・ロング・コンプ
新品で購入した最後のMGC製品は、ピンガンになりました。

ボランドと一緒に紹介したマキシ・コンプは手放してしまいました。マキシ・コンプを手放してのは結構前ですが、今年はWA M1934 ,MKK P38ミリタリータナカUSP 、タナカP226R・G17MGC M645 ,マルゼン P99 ,CAW ウッズマン ブログの記事にもしなかったコクサイのSAAシビリアン、タナカG18Cを売却しました。

その分、新しいモデルガンも買っているのですけどね。

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実は27日にTake-Fiveに行った時も、デッドストック品を入手することが出来まして、次回はそれを紹介していきます。

それでは皆さん、良いお年をお過ごし下さい。

2019年8月25日 (日)

New MGC POWER CUSTOM/MGC MODEL586HW CARRY COMP

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前回のオートマグと共にVanVeenさんから譲って頂いたパワーカスタムと、同じくM586のヴァリエーションであるキャリーコンプを紹介していきます。

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Gun誌2004年6月号の広告より

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MGCパイソンPPCカスタム4inを購入しようと思っていた時に発売されて、NewMGCで比較検討したのですがやはり昔から欲しかったパイソンPPCにしました。その後、無くなると欲しくなるのはいつものことなのですが、この度VanVeenさんから安く譲って頂きました。

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パワーカスタムの特徴的なリブサイトですが、ダイヤル式の4段階のリアサイトは再現されていますのが調整用のイモネジが無いので間延びした印象です。

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ゴリゴリと削ったような跡が残っているトリガー

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シリンダーのナンバー刻印は再現されています。

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デホーンドハンマー化されて、鬆が見えてしまっています。

その出来映えというより当時のMGCの状況から、このようなカスタムを発売したことが意義のあるモデルガンと思ってます。

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キャスト製のグリップは、購入当初から部分的に色が剥げていたそうで、気になるのでホーグのグリップが安く落札出来たので付けてみたのですが、上部が出っ張ってしまいます。製品によって違いはあるかもしれませんがコクサイM19、マルシンM586、HWSスマイソンに付けてみましたが同じ様に出っ張ります。

価格で木目が良くないグリップに手を出してしまったがJumoさんのブログ を見ると、綺麗な木目のが欲しくなってきます。

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ロンパワーのグランドマスターと言えば、現在RICOさんのブログ でBWCに制作依頼するために20名の予約者を募集しております。

私も興味はありRICOさんにはメールしてはいるのですが、ロンパワーカスタムならコンペンサー付きのユニバーサルモデルが欲しいのですよ。

このMGCもグランドマスターのモデルガンとしては再現性に不満はありますが、愛すべきMGCのカスタム製品としては満足していますのでグランドマスターのモデルガンならこれで良いだろう、そんなに金銭面の余裕も有るわけでも無いのにと思ってしまいます。でもユニバーサルならホントに欲しい物なので高額でも踏ん切りが付けるのですがね。

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続きましてはキャリー・コンプ、Gun誌に登場したのは1994年3月号です。

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その3ヶ月後の1994年6月号にはMGCの広告に載っておりました。

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そんなキャリー・コンプも発売当時はラウンドバットではないし、せめてM686ベースだったらと思いながら買い逃したもの。
HWSとコクサイのスマイソンを入手したのでMGCスマイソン を売却し代わりに購入しました。もう少し待っていればVanVeenさんから購入出来たのですが。

HWSとコクサイのスマイソンのついては、HWSのブルーイングか塗装後に登場させたいと思いますがいつになるやら。

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キャリーコンプも不満はありますけど、やはりマグナポート付きのバレルはひと味違って魅力的です。

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Lフレーム集合、1983~84年に各社から立て続けに発売されたM586ですが、残ったのはマルシンのみ。マルシンも仕上げや材質違いでのバリエーションは多く出しているのですが、基本4インチと6インチのみなので、バレル違いでもう少し展開してくれればとは思います。

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2019年7月15日 (月)

MGC AUTO MAG .44AMP MODEL180 HEAVY WEIGHT/ALL SILVER

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今回は、VanVeenさんがコレクションの整理をしたいとのことで、格安で譲っていただいたMGCのオートマグです。

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松栄の長物やら、色々あるとは言われたのですが、最近また気になっていたMGCオートマグと、もう一挺MGC製品にしました。

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MGCオートマグのキットモデル でしたら過去に所有していたこともありましたが、HWになって重量もアップしてABSモデルのような不満は無いです。

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ただHWのメッキは剝げやすいので余りいじくり回すことも出来ず、VanVeenさんもほとんどいじらず新品同様の状態です。

分解するのも二段階目でリアサイトのピンを抜かないといけないので、今回はパスです。

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1979年のMGCカタログより

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1994年のMGCカタログより、オートマグの重量はカタログ値で925g(295gアップ)とあります。

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1994年頃からMGCは、オートマグ他、P210や32オート等の過去の製品もHWで復活させている。その流れでHW化されたM29と。

バックはその当時のNEW MGCの手提げ袋です。

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ハドソン デザートイーグル

オートマグの実銃は復活したが、モデルガンで復活させるような動きは無さそうです。ハドソン デザートイーグルの金型は何処が持っているのでしょうか。改修して復活させれば、それなりに需要は有りそうですが。

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マルシン オートマグ 、クリント1 と、オートマグも揃ってしまいました。何となくマルイのオートマグⅢも並べてみたくなりました。

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上からMGCのCP-HWカート、キットモデルは使用済みキャップ火薬をパッキンにする方法でした。

マルベリーフィールドのクリント1用カート

マルシン純正クリント1用PFCカート

そういえば1982年10月号のGun誌のモデルガン・チューナップ講座で、MGCの平玉BLKをPFC方式にするという読者のアイデアが載っていました。このコーナー、ロック戸部(六人部登)氏の記事ですから、誰にでも手軽にという感じではなかったですね。

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実は前回のエランS’80より先に撮影をしていたのですが、ココログの改悪もあって後回しにしてしまいました。次回もVanVeenさんから購入したモデルガンです。

 

2019年1月20日 (日)

ELAN COLT'S MKⅣ/SERIES'70 GOLD CUP NATIONAL MATCH DUO MODEL(2017)

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エラン2挺目であります。念願のゴールドカップ ナショナルマッチ(GCNM)Duoモデル

 

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エラン本社に残っていた2017年モデルの最後の1挺ということで、特価にて購入することが出来ました。

 

5mmと7mmのMGキャップも、乾燥剤付でサービスして頂きました。

 

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壁に展示されていた物で、購入の段階で箱詰めして持って来てくれた時には茶色の箱

 

だったのですが、青い箱にして欲しいという我儘にも答えて下さり感謝です。

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右側面、ラージ刻印であります。
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このGCNMの表面仕上げは塗装ではなく、タングステン60%混入のナイロン素材(比重8.2)をポリッシュ仕上げの摩擦熱で金属感のある仕上げにしてあります。

 

これに青味が強い塗装をして、ラバーグリップを付けた物が「アウトレイジ 最終章」で使用されたCODAモデルです。
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ピシッとしたイライアソンサイトが素晴らしく、上部からの眺めもまた美しい。

 

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分解したところ。

 

この後、組立時のグリップセフティを落としてしまい、スライドにキズを付けてしまいました。。。

 

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楊枝の先にあるのが、ディプレッサー。その働きについてはたかひろさんのブログ「25番」
を読んで頂いた方が早いです。

 

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ダブルキャップ仕様のDuo2カートリッジでありますが、シングルキャップ用のプラグも付属しています。

 

黒い筒状の物はプラグを画像の様に取り付け、5mmキャップを入れる時に仕様します。

 

発火させることもないかと思っていましたが、スライドにキズを付けてしまったので、機会あれば発火させても良いかなと思ってます。

 

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今回のゲスト。MGC(新日本模型)のGCNM オールシルバーモデル。2017年12月¥18,200で落札。箱の裏に前オ-ナ-が購入した日付と思われる「2006/1」と書かれている。MGC末期の製品の為かバレルは「BRASTO」刻印で、マガジンも黒い物が付いていた。

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ラバーグリップを付けてCODAモデル風に。

 

MGCに付けているのはスズキ製。実はアンクル上野店のショーケースで見た時に、実銃用だと間違えて購入してしまった物。私もまだまだです。

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GM4と、エランのグリップはPAU FERROのダイヤチェッカー

 

エランと比べると別次元のGM4ですが、個人的には大好きモデルガンです。

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GM4のオールシルバーモデルと、エランのグリップはM1991等に付いてるラバーグリップ。

 

GCNMはラージ刻印でなくては、というのはGM4の影響です。

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GCNM集合

 

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ラージ刻印のS'70とGCNM、ラバーグリップを付けて。

 

前回、S'70に2018モデルのトリガーを付けることが出来なかったと書きましたが後日、調整して付けるという連絡を貰い、作業して頂きました。度々、感謝であります。

 

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上が2004モデルのハンマーとトリガー
下が2018モデルのハンマーとトリガー

 

ハンマーの形状の違いや、側面の仕上げが2004が光沢で、2018はつや消しなのが、上手く撮れずに申し訳ありません。

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右側がスチール製のスライドストップとサムセフティ、輝きが違います。

 

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これだけパーツ交換を繰り返し、アップデートして来ました。S’70を下取りしてGCNMを購入することも出来るとも言われましたが、これだけのことをやっているのでもう手放せないです。

 

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GCNMを入手すれば、もうエランは要らないとも思っていましたが、現在は3挺目はどうしようかと考えております。

2018年10月31日 (水)

ZEKE MGC HIGHWAY-PATROLMAN/MGC 44MAGNUM 8 3/8inch

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結局購入してしまいましたZEKEのノスタルジックキャストモデルガン第4弾 MGCハイウェイパトロールマンと、全銃身長を揃えたく買ってしまったMGC 44マグナム 8 3/8in であります。

 

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またコクサイのカタログからなのですが、これでハイパトという銃を知ったので、MGCよりコクサイのイメージがありました。

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金曜の夜はプロレスを見ていた家なので、そんなに刑事ドラマに夢中になっていた訳ではなく、銃に興味を持ち始めた頃の刑事ドラマはローマンが主流だったので、ハイパトに対しての思い入れは無かったのですが、MGCMCさんのHPを見ている内に感化され、これもアンクル上野店にて購入。

ノスタルジックキャストモデルガンの箱は皆、デティクティブ と共通のサイズの物で、ハイパトはシリンダーが大きいので箱が少し膨らみます。

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1979年のMGCカタログより
1982年のビジエールによると、44マグナムの6 1/2inは1974年発売。8 3/8inは1976年発売。4インチは当初ハイパト44として、1978年発売されました。
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ハイパト41とハイパト44 

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ハイパト41と同じSW/10フレームのヘビーマグナム 
違いはシリンダーのサイズ、バレルの「41MAGNUM」の刻印の有無、サイドプレートのMGCマークの違い、グリップアダプター取り付け用の穴の有無です。
MGCガバメント系のGM2やGM5のように馴染みあまりありませんが、SW/○フレームというのは、Gun誌2009年2月号のモデルガン銘鑑によると
SW/1~3 試作品
SW/4 チーフスペシャル(1963年)
SW/5 ハンド・エジェクター(1963年)
SW/6 センチニアル(1965年)
SW/7 コンバット・マグナム2.5in(1968年)
SW/8 コンバット・マグナム4・6in(1969年)
SW/9 ニューチーフスペシャル(1969年)
SW/10 ハイウェイ・パトロールマン(1972年)
SW/11 44マグナム (1974年)
そう呼ばれることも無く、刻印もありませんがM586(1984年)はSW/12なのでしょうか。
SW/10とSW/11の違いは、見た目はSW/10のフレームトップはM27の様にチェッカリングが入っている所位ですが、HOBBYJAPAN・MOOKの「モデルガン・クロニクル」によると、SW/11は応力のひずみを裏面にもっていきヒケが出ないように金型を造ったとあるが、格段に良くなったと言う訳ではなかった。
あとバレルの金型を別にして、超音波で溶着する手法が取り入れられた。
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今までノスタルジックキャストモデルガンは、元は金属製で規制前は黒色でしたが、規制後の金色になった後の画像の方を数多く見ていたので黒色の印象は薄かったのですが、ハイパトは元々樹脂製なので質感に大きな違いも無く、アンクルの店員も「今にも動きそうですよ」と言っていた。ただグリップも黒色なので少しコクサイっぽいなというのが第一印象でした。ちなみに重量は約250gです。

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未発火で綺麗な8 3/8inがあればとヤフオクをチェックしていましたが、そういうのは高値になってしまい手が出しにくい。発火済みでろくにクリーニングをしていないが木製グリップ付という出品があり、MGCの木製グリップだけでも高値になることもあるが、本体の状態の悪さからか¥5,500で落札出来たもの。(2017年8月)
購入後、真っ黒だったカートはサンポール漬けにして、本体の小傷とパーティングラインを磨き取り、出来るだけ平面も出した。
付属していた説明書はハイパト41と44マグナム共通の物で、ハイパト44(4in)発売前に生産された物と思われます。
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ビアンキX-15 X-Large はデッドストックを入手できたがスプリングが強すぎて、バレルがもぎ取られそうなので、怖くてMGCは収められない。(2015年12月¥9,800)
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最後にMGCのNフレームSW/10とSW/11集合
次回もZEKEのノスタルジックキャストモデルガン、結局、第5弾まで揃えていまいましたMGCベレッタM1934です。

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