HWS COLT M1877 LIGHTNING
ライトニングという銃の存在について知ったのはGun誌しか考えられないのですが、大抵の銃についてはTurkさんやJackさんのあの記事だと思い起こせても、ライトニングは特集記事が組まれたことがなかったので、いつの間にか知っていたという銃であります。
コルト初のダブル・アクション・リボルバーM1877といえば、32ロングコルトのライトニングが一番有名な感じでありますが、誰もが知るビリー・ザ・キッドの愛銃は41ロングコルトのサンダラーなのに何故なのでしょう?私もビリー・ザ・キッドの銃はライトニングだと思っていましたし、HWSがモデルガン化したのもライトニングであります。
昨年11月に発売し、初回ロットは比較的早めに完売した覚えがあります。
その後2.5インチと3.5インチ、各シルバーモデル、東京店カスタムとしてケースハードンやエイジド・エキストリームとこの1年で様々な展開をしております。
私のは、昨年12月15日にTake-Fiveにて購入したものです。この時期、他店では売り切れが多かったのですが、Take-Five曰く「うちは入荷数が違うから」ということで無地手に入れることが出来ました。
頭では分かっていても、そのスタイルからSAAと同じようなサイズ感だと思い込んでしまい、手に取るとその小ささに戸惑います。このサイズなら2.5か3.5インチも揃えたくなりますね。
左側面の刻印
HW地肌は以前のはもっとグレーっぽくまだらな部分もあったのですが、これならば古い銃ですしブルーイングも苦手なので、このままでも悪くないかと思ってます。
バレル上部の刻印
ある程度の分解したところ
シリンダーストップはサブシャーシに組み込まれており、外すのにはフレームを広げるのが破損しそうで怖いのでパスしました。
MULEもライトニングを金型作成直前まで進めていたようですが、メカのアレンジとかやらなそうですけど、もし製品化していたら作動面がどうだったのかは知る由もありませんが。
空撃ちカートリッジを同時購入して、先に封を開けたのは空撃ち用でした。分解したら弾頭部の底面に削った後があったので発火用の前撃針を削ってスプリングを入れて空撃ち用としたのかと思ったのですが、発火用を開けてみたらパーツ形状が全く違うのに驚きました。最初に作ったカートリッジが気に入らずに空撃ち用にしたのかな?
シルバーモデルに入っているウェイトは約45gあります。
やはり木製グリップを付けたいということでmodel-sのものをヤクオク!で落札。グリップウェイトがそのまま使えるのは良いのですが、別売りのフレーム部のウェイトにはスクリューが少しあたるので削らないとなりません。
この木製グリップは綺麗すぎるのでシルバーモデルの方が似合いそうです。HW地肌のままで木製グリップをつけるのなら、もっと安っぽい感じのほうが良さそうです。
ディズニーランドに売っていたキーホルダーと一緒に、もう売ってないでしょうねコレは。
キーホルダーはシングルアクションなのでトリガーが下がりすぎておりますが、実銃のライトニングもHWSより少し引かれた位置にあるように見えます。
所ジョージにYouTubeで色々言われたHWSライトニングですが、HWSの目指したのは快調発火なわけですし、「4万円」とやたら言っていますが、今の時代に完全新規設計で4万以下で発売したというのに。あの動画の一番気になるのは、笑っているだけの周りの連中なのですがね。