HWS MAUSER HSc -MULE Interarms ENGRAVING CUSTOM-
HWS「ビンテージ・レプリカ・モデルガン・シリーズ」九四式自動拳銃 、二十六年式拳銃 、リバレーター 、ボーチャード に続く の第5弾としてHScが発売されたのが2016(平成28)年7月(説明書はボーチャードが抜かされて4弾となっています)。
広尾に移転したHWS東京店にスマイソンの木製グリップ を買いに行った時に、発売前のHScの分解図を貰いメカニズムの再現について話を伺った覚えがあります。
興味ありつつも直ぐに購入しなかったのは、仕上げをどうしようか悩んでいた為です。
MULE直売でフル刻印+ウェイトを販売していたのを知ってはいましたが、表面仕上げはされておらず。HWSからサンドブラスト・カスタムが発売されましたが、自分的にHScのイメージとは違う気がしていたところシルバー鍍金モデルの発表され、これなら綺麗な感じでなので発売を待っていたのですが、そのうちに広告から写真も消えてしまい。HScの各モデルの店頭在庫も無くってしまいました。
いつしかのビクトリーショーのゆも庵のブースにHScのインターアームズ刻印モデルを見て、Gun誌でJackさんが撃っていたのはコレじゃないかと思い出すことになります。コレは手に入れられる物ではないのですし、HWSから再販されるのを気長に待ち、それを購入するしか無いと思っていました。
昨年8月にMULEから、HScインターアームズ刻印カスタム発売の発表。9月3日の発売開始時間の午後九時に速攻で注文しました。
左側面の刻印
右側面の刻印
ちなみにJackさんがGun誌1980年10月号でレポートしているのはシリアルナンバー01.27027で.380ACP(9mmショート)モデルです。
銃口部。銃身は閉鎖されています。
上から。リアサイトは金属製の別パーツ
モーゼル・オリジナルとはチェッカリングの範囲が違います。
マガジン底部の刻印。フィンガーレストを早く出して欲しい。
オマケに付いてきたインターアームズの複製箱。
この箱に収めた写真コンテスト、応募者が少ないと言うことで送ったのだが発表はいつになるやら。
カート底部にもインターアームズの刻印が入る。勿体ないので普段動かすときにはノーマルのダミカを使ってます。
ハンマーはコックされた状態です。メカニズムの再現に自信があるからこそカッタウェイモデルも発売したのでしょう。
フレーム部を上から、トリガーガード部分にウェイトが入っています。
分解に手こずったのはファイヤリングピン部分。フレーム部分も分解するときに、組立に手こずりそうなと思ったのですが、丁寧な説明書で難なく組み立てられました。
グリップのウェイト部分にも刻印が入っています。
インターアームズつながりでWAのPPK/Sと並べたいのですが、持っていないのでマルシンPPKと。
手持ちのモーゼルのモデルガン集合
ここに来てA!TIONのレッド9、GUNくつ王からM1934の発売やら、MULEのボロモーゼルが動き出してきたが、モーゼル・リボルバーはモデルガン化されることは無いのだろうな。
さて問題は仕上げをどうするかということで、ブルーイングを依頼するか、自分で挑戦し結局に塗装になるのか。結局はこのままになるのか…