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2024年3月17日 (日)

TANAKA S&W M28 “The Highway Patrolman” 4inch Heavy Weight

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商品をレビューするブログは,新製品をいち早くそれを記事にした方が人の役に立つということは分かっていながら、それが中々出来ていなかったのですが今回はタナカのM28ハイウェイパトロールマン、出来たてホヤホヤの新製品を紹介していきます。

 

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Take-Fiveにて予約購入。予約以外の分は即売切れという大人気ぶりです。

説明書はNフレームVer.2モデルガン共通となり、パーツリストにM29クラシックが載っていますのでモデルガンでも後に発売されるでしょう。

タナカにはM28をもっと早くに製品化して欲しかった物ですが、M29との共通パーツはサイドプレートと小パーツ位でほぼ新規パーツで金型を起こすとなれば採算を考えれば仕方がないかと、珍しくモデルガン先行で発売されヒットしましたが果たしてガスガン・ユーザーにも受け入れられるのでしょうか。

 

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買って帰ってから、まずC-TECの357Magnumの空撃ちダミーカートを入れたのだがリムまで入らない。入る箇所もあるので個体差なのか?タナカ純正の発火用カートリッジは問題なく入るので、社外品のカートが入らないと文句は言えないけど残念であります。

 

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テーパードバレルに.357CTG.HIGHWAY PATROLMANの刻印、間の※の様なマークは謎。

 

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スッキリとしたリアサイトは新鮮。

 

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フレームのグリップ部前面にもグルービングが入る。

 

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Ver.2になってフレーム内のシャーシが上下ネジ止めになり、下部の形状が変わり重くなった分グリップを外した時のガッカリ具合が増した。

 

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モデルガン初の樹脂製リボルバーとして1972(昭和47)年に発売されたMGCハイパト(画像はZEKEのキャストモデル)

少しでも重たくするために、41Magnumのハイパトと架空銃になってしまった。

初の樹脂製オートのP210がつい最近再販されたというのも凄いことではあるが、こちらもソロソロ決定版と呼べるものの登場を願います。

 

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リアルサイズ、S&WのDAメカニズムの再現をしたコクサイのニューハイパト(1981年発売)ではあるが、レッドランプ、8条のライフルリング、サイドプレートの形状、グルービング入リアサイト等、43年経って完全版といえるモデルガンがようやく登場しました。

タナカにはS&W純正の木製グリップ(黒ワッシャー)を付けています。2023年5月に10,000円で落札したが状態は余り良くない。

 

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ちなみにコクサイにタナカの木製グリップを付けると、所々フレームがはみ出ます。

個体差はありますがS&W純正グリップ方がコクサイのフレームに合います。

 

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 ハイパトとM&P R8と比べるものではないのですが、Nフレームの357Magnumも今では8連発でレイルも装備してリボルバーも様変わりした物です。しかしタナカとしてはハイパトの方が後発というのもモデルガンならでは。

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M29のワイドトリガーとワイドハンマー、オーバーサイズのグリップを付けてM27ぽくしてみました。

A!CTIONのM27が控えておりますが、タナカも当然発売すると思われますが仕上げはどうなるのでしょうか。ハイパトはマットブラックで問題無いのですが、M27も同じなのもね。スチールジュピターが復活出来れば良いのですが。

2024年3月 9日 (土)

HWS MAUSER HSc -MULE Interarms ENGRAVING CUSTOM-

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HWS「ビンテージ・レプリカ・モデルガン・シリーズ」九四式自動拳銃 、二十六年式拳銃 、リバレーター 、ボーチャード に続く の第5弾としてHScが発売されたのが2016(平成28)年7月(説明書はボーチャードが抜かされて4弾となっています)。

 

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広尾に移転したHWS東京店にスマイソンの木製グリップ を買いに行った時に、発売前のHScの分解図を貰いメカニズムの再現について話を伺った覚えがあります。

興味ありつつも直ぐに購入しなかったのは、仕上げをどうしようか悩んでいた為です。
MULE直売でフル刻印+ウェイトを販売していたのを知ってはいましたが、表面仕上げはされておらず。HWSからサンドブラスト・カスタムが発売されましたが、自分的にHScのイメージとは違う気がしていたところシルバー鍍金モデルの発表され、これなら綺麗な感じでなので発売を待っていたのですが、そのうちに広告から写真も消えてしまい。HScの各モデルの店頭在庫も無くってしまいました。

 

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いつしかのビクトリーショーのゆも庵のブースにHScのインターアームズ刻印モデルを見て、Gun誌でJackさんが撃っていたのはコレじゃないかと思い出すことになります。コレは手に入れられる物ではないのですし、HWSから再販されるのを気長に待ち、それを購入するしか無いと思っていました。

昨年8月にMULEから、HScインターアームズ刻印カスタム発売の発表。9月3日の発売開始時間の午後九時に速攻で注文しました。

 

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左側面の刻印

 

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右側面の刻印

ちなみにJackさんがGun誌1980年10月号でレポートしているのはシリアルナンバー01.27027で.380ACP(9mmショート)モデルです。

 

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銃口部。銃身は閉鎖されています。

 

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上から。リアサイトは金属製の別パーツ

 

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モーゼル・オリジナルとはチェッカリングの範囲が違います。

 

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マガジン底部の刻印。フィンガーレストを早く出して欲しい。

 

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オマケに付いてきたインターアームズの複製箱。

この箱に収めた写真コンテスト、応募者が少ないと言うことで送ったのだが発表はいつになるやら。

 

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カート底部にもインターアームズの刻印が入る。勿体ないので普段動かすときにはノーマルのダミカを使ってます。

 

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ハンマーはコックされた状態です。メカニズムの再現に自信があるからこそカッタウェイモデルも発売したのでしょう。

 

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フレーム部を上から、トリガーガード部分にウェイトが入っています。

 

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分解に手こずったのはファイヤリングピン部分。フレーム部分も分解するときに、組立に手こずりそうなと思ったのですが、丁寧な説明書で難なく組み立てられました。

グリップのウェイト部分にも刻印が入っています。

 

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インターアームズつながりでWAのPPK/Sと並べたいのですが、持っていないのでマルシンPPKと。

 

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手持ちのモーゼルのモデルガン集合

ここに来てA!TIONのレッド9、GUNくつ王からM1934の発売やら、MULEのボロモーゼルが動き出してきたが、モーゼル・リボルバーはモデルガン化されることは無いのだろうな。

 

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さて問題は仕上げをどうするかということで、ブルーイングを依頼するか、自分で挑戦し結局に塗装になるのか。結局はこのままになるのか…

2024年3月 3日 (日)

さくら造形 M014 警察拳銃

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タナカのM360J”SAKURA”は、欲しいと思いつつも購入の踏ん切りがつかないのは「日本のお巡りさんは、やっぱりニューナンブM60だよな」という思い込みからです。

ニューナンブM60のモデルガンと言えばHWSのJ-Police.38sなのだが、これはチーフのカスタム・モデルなので違うところもあり、マルシン・ガスガンのポリス・リボルバーの方が外観の再現性は高そうに見える。他に大友商会から発売されていたものが1番リアルらしいのだが、シリンダーがスイングアウトするのみの半可動品で、決定版といえるモデルガンは発売されていない。

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Amazonで演劇等の小道具用ラバーガンとして発売されているのを見つけるのだが、価格も安いが出来もそれなりなので、欲しい物リストに入っているだけの状態だったのだが、Amazonポイントが有効期限が切れそうだったので、僅かだがそれを使って買ってみることに。

届いた商品は化粧箱はなくビニール袋に入っているだけ、シールには「M-014 橡膠手槍 拳銃 黒Type14 Rubber Gun」とあり「橡膠手槍」は翻訳すると「ゴムピストル」。

銃口やシリンダーの前面が平らなのは知っていたが、銃口は除く物では無いと我慢出来るが、リアサイト部も平らなのは物足りない。トリガーの後が抜けられてないが、ここは安全ゴムだと思えば問題なし。

 

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ホビージャパンMOOK「日本警察拳銃」のニューナンブM60の実物大写真との比較。

フロントサイトが小さく見えるが、マルシンのポリス・リボルバーから型取りしたのだろうか。

 

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コクサイM36 3inと、Jフレームより少し大きい。

サイドプレートにはM-014 MADE IN TAIWAN とあります。

興味あるかたはこちらへ。同シリーズに国内ではトイガン化されていないPPQ他、M9やグロック等の有名どころ、マガジンが脱着出来るのもある。

それっぽいカタチの物がとりあえず欲しい人には充分かも、グリップの握り心地が意外と良いので意味なく握々しています。

 

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