TOKYO MARUI WALTHER P.38 LONG BARREL
まだ造るモデルガンが店頭に並んでいた2004年。大人になって綺麗に仕上げてみようとパイソン4inを購入。一度塗装まで仕上げたが満足出来るものではなく、次はP38とは思ってまし再び再び挑戦する気力が起きないまま生産中止となってしまいました。(パイソンは2015年に仕上げ直しました。)
Gun誌1981年5月号の広告より
造るモデルガン初のブローバックモデルとしてP38が発売されました。ロングバレルは1981年9月号の明和模型の広告から定価¥2,950と載っています。
左下にプレゼント応募券を切った跡がありますが、ハズレてしまいました。
昨年11月に組立・塗装済み・未発火の物をヤフオク!で5000円で落札しました。
箱は通常のバレルの物ですから、パーツを取り寄せてロングバレルにしたのかもしれません。
今では未組立品はかなりの高額になってしまって、仮に入手したとしても中々手を付けないだろうし、画像で見る限りでは綺麗に組立・塗装しているようでした。
組立済み5000円は高いかと思いましたが、スペアパーツや予備グリップ、細かな付属品も付いていて、競争相手もいないので落札することになりました。
出品画像では綺麗に造られているようでしたが、残念ながら合わせ目が少し残っておりました。
完成品でしたが、造るモデルガンなのだから自分でも手を加えた方が良いだろうと作業することに。
元々キャロムのブラックスチールで塗装されていている様でした。
ちょうどMGCのM4A1に使用したのが残っているので、気になる合わせ目を消して部分的に再塗装しました。
塗装後の組立はトリガースプリングが一番手こずりました。
自分で仕上げ直しして見た目も良くなったので、愛着が湧いてきます。
セフティレバーは稼働しますが、機能はしません。でも外観の出来は良い感じです。
プラグファイヤーカートリッジを大幅に単純化したワンピース構造のブローバック・カートリッジ。
リムには「H-P」「9mm LUGER」の刻印があります。
5mm火薬使用の場合はオレンジの空キャップに入れて使用します。ピンは火薬を取り出すときに使用します。
プラスチックながら、良く出来ているマガジン。
チャンバー部は金属パーツです。デトネーターは外せないのでクリーニングは面倒そう。
左からマルシン コマーシャルモデル、ZEKE ノスタルジックキャストモデルMJQ
ロングバレルもカッコイイと思い入手しましたが、やっぱり普通のがバランス良いというのを再確認しました。
現在P38のモデルガンを新品で入手するのはZEKE モデルガン変換キット のみという寂しい状況です。
造るモデルガン集合、と言っても自分で一から作ったのはパイソンだけなのですが。
モデルガン入門としての役割を20年以上果たしてきたこのシリーズも、綺麗に塗装まで仕上げれば中々の見て目ではありますが、そこまでにするのは大変で今の時代には合わないものです。
新たに同様な商品を東京マルイが発売してくれるのを願いたいですが、とりあえずエアコキでトイガン人口を増やしてもらって、そこからモデルガンへの興味も持つ人が現れるのを期待するしかなさそうです。
最近のコメント