Marushin MAUSER M712 METAL Model GUN
Gun誌1983年2月号のJackさんの表紙を真似てみました。
ブログ初めて14年になり、それなりにモデルガンを撮影してきて、まだこの程度ですが宜しくお願い致します。
今回はマルシンのモーゼルM712 金属モデルです。
Gun誌1983年3月号の広告より
M712から完成品とキットモデルと同時発売されるようになりました。
今年5月に再版された物は、完成品(マットブラックABS)¥20,800(税抜)、 組立キット¥15,800(税抜)となっています。
37年前と色々と事情が違う現在の価格を比べてはいけないのでしょうけど。
1993年12月号の広告より
今年7月に再版され定価¥35,000(税抜)こちらも値上がりはしてますがABSモデル程ではありません。
その再販されたばかりの物をTake-Fiveさんで¥30,800(税込)で購入。リロードクリップ付、カートは5発のみ付属。
今や希少な金属製モデルガン、新品で購入出来る内に手に入れたかったのです。
カートリッジは発売当初1発¥180でした。本体よりもカートの値上げの方が気になります。
せめて紙箱に入れて欲しいのですが、そうするとコストが上がるのも解りますけどPP袋は味気ないです。
金属モデルは気になっていたのですが、ABSモデル があるからと言うことで今まで手を出さずにいました。
TakeーFiveの店長さんにもまだ持ってなかったんだと言われてしまいました。
ABSモデルも30年経っているので、そろそろ亜鉛部品を染め直したい状態です。
フィールドストリッピング
欲を言えばロックフレームも金メッキにして欲しかったです。
ABSと金属モデルで、ボルトフェイスに違いがあります。
全体的には綺麗な仕上りですが、トリガーガードの内側には目をつぶるしかないです。
チャンバー上の刻印。
所有するABSモデルは組立キットで、省略されていたプルーフマークがあるのだけでも嬉しいです。
リアサイトの下に「MARUSHIN」の刻印。その下の「74113」の刻印の部分、ABSモデルは「1886」でGun誌1983年6月号のモデルガン・ダイジェストによると資料(写真)にあった番号をそのままコピーしたとのことで何故、金属モデルは「74113」なのでしょうか。
マガジンを抜いてカートを装填した方が楽ですが、クリップを使った方がロマンを感じます。
やっぱり、金属と木の組み合わせは良いですね。
「深夜プラス1」新訳版も買いました。
新訳ということで読み易くなっていますが、「カントン」が「キャントン」に変わっているので「モーゼル」と「マウザー」の様な違和感を感じます。ちなみに新訳版も「モーゼル」と表記してます。
マルシンの金属モデルガン集合。
金属製オートは販売しているのは他にタナカ十四年式 がありますが、今度いつ再販されるのか、まったく未定です。
オートマグ 、クリント1 はガスガンに転用されてしまいましたが、モーゼルM712共々、P08 、ベビー南部 は末永く生産して欲しい物です。
P08の8in,どこかのメーカーがHWで販売してくれたならとずっと待ち望んでいたのですが、マルシンの金属製を買っておいた方が後々後悔しないのではと思い始めてます。
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コメント
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こんにちは、GFC様。
亜鉛合金製モデルガンは型が痛みやすく、あまり数が造れないと聞いた記憶があります。
他社から引き取ったものの積極的に出さないタナカと比較すると、自社製品のためかまぁまぁ再販してくれるマルシンの姿勢は有り難いですね。
とは言え、仰るように値段の跳ね上がりも結構なものですから抑えて貰えると嬉しいです。
モーゼル・・・綴りからすると正しくないそうですが、マウザーというのも慣れません。
ABSキット、HW完成品(レプリカ名義)、亜鉛合金製とマルシン・モーゼルは集めたものです。
亜鉛合金製が出たときは飛びつきましたが、徳国製の刻印入りは流石に・・・
深夜プラス1はモーゼルファン必携の一冊と聞きますが、早川書房なのですね。
あそこは面白い作品が揃っていますが、結構お高いので手にするには勇気が要ります。
ルガーP08は銃身長で印象がかなり違いますので、3種類揃ったら嬉しいですね。
投稿: 浩々 | 2021年8月15日 (日) 13時37分
>浩々さん
こんばんは。
「深夜プラス1」の新訳版も文庫本で千円超えたのには驚きました。これも時代の変化なのでしょうか。
価格のことばかり書いてしまいましたが、発売当初の価格はよく覚えているもので、どうしても比較してしまいます。
それでもマルシン製品、特にこの金属モーゼルはお買い得な方だと思います。
ヤフオク!でのコクサイ金属リボルバーの高騰を見ると、タナカも金属リボルバー出したら、それなりにヒットしそうな気もするけど、ただ無くなっているので皆欲しがっているだけのことにも思えます。無くなってから後悔しないようにP08 8inは入手しようかなと思ってます。
投稿: GFC | 2021年8月15日 (日) 22時12分
GFCさん、こんにちは。いつも興味深く拝見しています。
マルシンさんにはハイパワーのキットモデルのころからお世話になっており、本当に感謝しています。
しかし、最近の(と言っても十数年間の)迷走には戸惑うばかりです。
8ミリBB弾とかガスオペレーションモデルガンとか、多くのコストとエネルギーで開発されたと思うのですが、全てすべっているように思えます。
M1ガランドやグロック21など、多少デティールが甘くてもダミーカートモデルガンなら買っちゃいます。
私の見果てぬ夢は、マルシンさんがコクサイの金型を引き取ってメンテナンスして各種リボルバーを再販してくれることです。
レベルの低い妄想ですが、実現したら喜ぶ人はたくさんいると思うのですが・・・
投稿: マットブラック | 2021年8月28日 (土) 10時55分
>マットブラックさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
エアガン市場ではサバゲー向けの銃が売れ筋だと思うのですが、マルシンさんにはそのような製品は少なく、独自路線を貫いていまして、モデルガンで発売してくれれば思うものは沢山ありますよね。
コクサイは好きだったので、金型の行方は気になりますが、もう処分されているのでしょうか?
マルシンにはM586という傑作S&Wリボルバーがありので、その応用でJ・K・Nフレームを発売してくれればという希望はあります。ガスガンは出しているのですけどね。
タニコバさんともっと仲良くしていれば、違った展開もあったかもしれないと思うと残念ですね。
投稿: GFC | 2021年8月28日 (土) 12時53分