SNM M4A1 CARBINE PartⅡ
2004年夏に発売された物はHW地肌のままなのでG.Smith.Sの極黒で塗装したのですが、塗膜があまり強くないようでキズが目立つようになったので再塗装をしました。
Gun誌2005年4月号の広告より
ブラックバージョン発売まで我慢していれば、2度も塗装する苦労も無かったのですが。
前回はパーティングラインを少し落としただけで塗装したのですが、今回はもっと表面を整えて良い物に仕上げようとした訳です。
Gun誌2006年11月号の広告より
NewMGC上野店閉店後の発売だったので、実物を見ることはありませんでした。
後にイベントのCAWブースでレイルシステムのみ販売してましたが、結構高かった覚えがあります。
GunShopインディのスプレーのレビューを見ると、塗膜が強いとも弱いともあってどっちだが判らず、G.Smith.Sも改良版は強くなったらしいのだが、また傷ついて再塗装は面倒なので、とにかく塗膜の強いと評判のキャロムショットのブラックスチールで塗装しました。
画像の左下がボケているのは、レンズに指紋がついてたからです。すみません。
バレル部分。
塗装後、組み立てる段階でフロントサイト部分を塗装していないことに気づいた。
とりあえず組立。
金型のエジェクターピン跡が気になるので仕上げて塗装することに。
マルベリーフィールドのスチール製フラッシュハイダーは真っ黒で、グレーとブラックのツートンカラーのバランスを考えて、仕上げ直したフロントサイト部は極黒で塗装しました。
色としてはG.Smith.Sの極黒の方が合っていたのですが、何を優先するかですね。
レシーバー部分。
キャロムのブラックスチールはグレーっぽいとは聞いてはいたが、キャリングハンドル部との色の差が気になります。
ダストカバースプリングと擦れる部分が傷つくのは仕方ないですし、ダストカバーを開ければ隠れるので良しとします。
メインフレーム部分。
以前に組み立てた時は苦労した覚えもないのですが、年取って手先が不器用になってしまったのか今回はえらく時間がかかりました。
ここも組立後、隠れると思って消さなかったパーティングラインが見つかり、他にマガジンボックスの表面がまだ粗く塗装で誤魔化せていないので、メインフレームはもう一度イソプルピルアルコールに漬け塗装は剥がし、今度はてを抜かないよう出来るだけ丁寧に磨いて再塗装をしました。
G.Smith.Sの極黒と違いキャロムのブラックスチールは、イソプルピルアルコールで簡単に落とせたので塗り直しは、そんなに苦では無かったです。
マガジンキャッチ上下の丸い金型の跡も消えて、綺麗になりました。刻印が薄くなってしまった所もありますけどね。
スライディング・バット・ストック部分。
このタイプのストックは実銃用でも樹脂製もあるから塗らなくても良いのが、あまりにもプラスチッキーなので塗装しました。
リコイルガイドに付いた黒いパーツは、リコイルガイド・スペーサーと言いカートリッジの装弾を確実にするため、スプリングのテンションを上げるためのパーツ(2006年末に再販された時にファイヤリング・ピン・ローダーに共に追加された)。
塗膜が強いというキャロムだが、爪でひっかいてしまったら、御覧の通り。
引っ掻き傷周辺のみ磨いて、塗装して直しました。
M4A1ならもっとモダンなストック方が似合いそうだが、調べると沢山有りすぎて、どれが付けられるのかも分からない。仮にストックを変えたらハンドガードも変えたくなってしまいそうなので、オリジナルの状態で楽しむとします。
明るい所だとキャリングハンドルとの色の差が気になりますが、見慣れてくれば許容範囲かなと。もっと真っ黒で塗膜の強いスプレーが出れば良いのですが、実際に使ってみないと解らないので難しいものです。
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コメント
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こんにちは、GFC様。
新日本模型はMGCを継承してくれましたが販売数の違いなのか価格も上がり、売れ筋商品だけに絞られたのは当然というか残念でした。
MGCの頃のものから派生製品などに修正していた記憶がありますので、価格上昇もなるべくしてなったのかもしれませんが・・・
排莢口近くのケースディフレクター、A1より調整可能になったリアサイト、メリハリの付いた銃身など、A2以降の格好いい要素いっぱいです。
投稿: 浩々 | 2021年8月 9日 (月) 09時52分
>浩々さん
こんばんは。
新日本模型についてはよくぞM4A1を発売してくれたと、価格についてはあまり気になりませんでした。
タニコバが倍以上の価格で発売したのは驚くましたが。
これを弄っていると、金属の長いの(マルシンM16A1)が気になってきて、今度再販されますが随分と値上がりしてしまったなと。それなりに改良されているのでしたら値上げされていても購入意欲は沸くのに、そうでもないようなのが残念です。
投稿: GFC | 2021年8月 9日 (月) 22時32分