KOKUSAI S&W NEW M29.44MAGNUM SUPER REAL POLY FINISH 6''(No.455)
今回は、コクサイM29 6インチ ボリウッディグリップ(SWマーク入)(No.455)を中心に、M629 6インチ(No.286)
とM29 6インチ メガヘビーウェイトA.F.モデル(No.482) をゲストにコクサイNフレーム特集第2弾です。
まずは歴代コクサイM29のGun誌の広告から。
古本屋で集めたGun誌のバックナンバーで、持っている中では国際産業の広告が載っている一番古い物はGun誌1976年8月号。
その広告はピースメーカー、チーフ、P38がメインなので当時の販売店だったYMCの広告より、小さいですが⑪と⑫は国際のM29です。
この号にはマルゴーのプラ製のM29 6.5inと4inの広告もあります。
ちなみにMGCからM29が発売されたのが,ビジエール’82によると1974年に6.5in、1976年に8 3/8in、1978年4inです。
Gun誌1979年9月号の広告より。
兄が持っていた国際の金属製M29 6.5in がモデルガンとの出会いでした。この写真はカッコイイですね。
Gun誌1979年11月号の広告より
ABS製のDXシルバー・モデルは画像も見たこと無いのです。どれ位生産されたのでしょうか。
Gun誌1980年11月号の広告より
国際産業からコクサイへ、イチロー氏をアドバイザーに迎えて変わろうとする姿勢が伝わります。
Gun誌1981年6月号のピンナップ裏の広告
良く見れば四隅に画鋲の穴があります。当時、これを部屋に貼るほど欲しかったのですが結局買わずじまい。
コクサイのS&Wリボルバーのメカの再現はこれから始まったのですが、モデルガン・ダイジェストで取り上げられることが無く、パイソンに続くカスタム第2弾としか見られなかったのが残念でした。
1982年3月号の広告より
M29カスタム、M28と続き、大本命のM29が発売されました。
製品画像が載った広告は1982年1月27日発売の3月号が初めてでしたが、発売予告は1月号からされており発売は1981年12月中旬、お年玉で近所の模型店で6インチを買いました(ホントはコクサイM1910を買うつもりが売り切れてたので)。後に友人に売却してます。
1985年10月号の広告より
M19に続き金属モデル第2弾として発売。サイドプレートのラインがリアルになり、レッドランプ、ロッキング・ボルト、フレームラグの形状修正、ワイドハンマー、セミ・ワイドのスムーストリガーになりました。
Kフレームは、1996年からニューコンセプト・モデルガンとして金属モデルに準じて改良したHW製を発売していきますが、Nフレームの登場には10年以上待たされます。
Gun誌2007年10月号のモデルガン・ニューモデルレポートでニューコンセプト・モデルガンとしてHW化されたM29が紹介されてそれ以降、仕様を少しずつ変えて度々再版されました。
昨年6月、ヤフオクにて¥14,300にて未使用品を落札。
同じ形状のM629は持っていますが、真っ黒いM29を手にしてみると改めてカッコイイと素直に思えます。ZEKE やタナカの方がリアルなのでしょうけど、自分の中でコクサイM29のカタチが染みこんでいて、コクサイが正解と感じてしまっている所があります。
スーパーリアルポリフィニッシュという割にはフレームのサムピースの上にはキズがあったり、スタンダート・モデル並の仕上げだったので磨き直しました。
ウッディ・グリップの見た目は悪くはないですが、やはり本物の木製グリップを付けたいとMULEの初期型ダーティハリータイプ。コクサイ用とタナカ用と分けて発売されているが嬉しい。
ZEKE M29購入前にグリップを一番安くすませる為に購入したMULEだが、コクサイ金属8 3/8inに付けてみると似合わなし、ZEKEには少し加工が必要で結局、大枚はたいて実銃用を購入した訳です。
このMULEのコークボトル・グリップを無駄にしたくないのもあってコクサイ ポリフィニッシュを購入したのですが、合わせてみて正解でした。
前回のM28に比べると、サイドプレートを外した姿も様になります。
MULEのコクサイ用はウェイトが入れられる様になっているが、ウッディ・グリップはウェイトが外せないので、ヤフオクで見つけて¥1,300で落札。88g重量アップします。コクサイ用の最終ロッドには初めからウェイトが入っているようです。
コクサイNEWモデルのみ6inですが、各社M29 6.5inと。
今度はどれを手に取りながら「ダーティハリー」を観ましょうかね。
M629とA.F.モデルも前回登場させた時とグリップを変えました。
「俺がハマーだ」のとんかちグリップよりもM629に付けたかったのは、S&W純正の木製のスムースグリップでした。
Gun誌1981年9月号の表紙っぽく撮りました。M29用のマズル・ブレーキをどこかで出して欲しいです。
グリップは昨年9月¥29,800で落札。
ホントはもっと木目が綺麗なのが欲しかったのですが、スムースタイプは出物が少ないのでこれで満足します。
Gun誌1989年2月号の広告より、広告サイズは1ページの四分の一位
A.F.モデルはエアソフトガン主流の頃、突如発売されました。
10.5inではないのが残念だが、ABSかHWで発売されたら欲しいと思い続けていた商品です。
2002年に金属のA.F.6inが発売。MHWは2016年4月にマルゴー限定商品として発売。
ローダーカットのグリップは、昨年4月¥17,000で落札した物。
SN-GPよりグリップとフレームのラインは合っています。
両側ともローダーカットしてある少し珍しい物です。
メタリック・シルエットではウィークハンドで撃つことないみたいですが、そもそも6inは・・・とか考えてはいけない。
アジャスタブル・フロント・サイトは4段階にダイヤルで高さを変更出来ます。
パーツ表の価格は¥30,000と本体定価と同じ。
M686 A.F.モデルとか展開すること無く消えてしまい残念です。
S&W純正のNフレーム用木製グリップ、全てコクサイに付けてみました。
手持ちのグリップとコクサイのフレームのラインが一番合っているのが、M28に付けている黒ワッシャーの物。
S&W純正木製グリップは年代差、個体差があるから黒ワッシャーの物がコクサイにピッタリという訳ではありませんので念のため。
コクサイのメインスプリングスクリューは、いつの頃からか頭が大きい物に変わっている。スクリューを閉めすぎてフレームに付加を欠けない為だと思いますが、カッコ良くないし、S&W純正グリップがそのまま付けられない場合もあるので、ホームセンターで頭の無いスクリューを探して交換しています。
グリップの話ついでにMULEのジョン・ミリアス オーナープレート付グリップ。最近、コクサイ用も発売されました。
こちらは実物の画像。これ位、木目が綺麗だったら良かったのですが。
6inリボルバー用のショルダーホルスターを並べてみました。
近々、イーストAからZEKE監修のダーティーハリーホルスターが発売される、AGH製あるけど買ってしまいそうです。
ダイナミックガンを加えて、コクサイNフレーム集合。
サターン&デビルも無いし、4inも無くてはコクサイNフレーム集合とは言えないのでは思いつつ、これ以上は増えないと思います。多分ですが。
« KOKUSAI SMITH&WESSON M28 NEW HIGHWAY PATROLMAN .357MAGNUM 6in(No.59) | トップページ | エラン 鍍金バレル »
「KOKUSAI」カテゴリの記事
- 令和5年 謹賀新年(2023.01.01)
- Smith&Wesson Handcuffs Model 100-1 BLUE(2022.02.14)
- コルトパイソン2.5,4,6インチ用 精巧複製BOX(2021.11.07)
- KOKUSAI S&W NEW M29.44MAGNUM SUPER REAL POLY FINISH 6''(No.455)(2021.01.24)
- KOKUSAI SMITH&WESSON M28 NEW HIGHWAY PATROLMAN .357MAGNUM 6in(No.59)(2021.01.11)
コメント
« KOKUSAI SMITH&WESSON M28 NEW HIGHWAY PATROLMAN .357MAGNUM 6in(No.59) | トップページ | エラン 鍍金バレル »
右側にカットのあるグリップは記念モデルなどサイドプレートにエングレーブや象眼を施したものが隠れない為と読んだ記憶が有ります。コクサイの金型はどうなったのでしょうね。今でも時々思う事が有ります。
投稿: harry go go go | 2021年1月25日 (月) 16時09分
>harry go go goさん
確かにエングレーブモデルには右側にもカットしてあるグリップが良いですね。
私のはそんなに貴重な物に付いていたかは不明ですけど。
コクサインの金型がどこかが入手したという噂も聞きませんから、処分されたのでしょうかね。
投稿: GFC | 2021年1月25日 (月) 22時53分
こんばんは、GFC様。
AFモデルは、地元のお店でずっと売れ残っていました。
そんなAFは亜鉛合金8-3/8インチだけかと思いましたが、6インチやMHW版もあったのですね。
自分もModel29はコクサイNew29が標準なので、タナカ製品は何かが違うのです。
タナカは刻印が繊細すぎるというか浅いので、それが原因かもしれません。
投稿: 浩々 | 2021年1月26日 (火) 00時23分
記事更新楽しみに拝見しています。
>自分の中でコクサイM29のカタチが染みこんでいて
同感です。未だ他モデルをみると違和感を覚えること治さなくちゃいけないのでしょうけど。。
このHWのAFモデル6インチ好きです。写真を見られて嬉しいです。こちらも良いもの購入されましたね。
数年前に上野のお店で展示されてるのを見てほれぼれしたのを思い出しました。
投稿: キノハナ | 2021年1月26日 (火) 17時20分
>浩々さん
A.F.6inは販売期間は短いですし、MHWはマルゴー(Take-Five)限定ですから知らない人は多いでしょう。
M19もコクサイ基準ですが、CMC(HWS)も認められるのですが、タナカには何か違和感があります。
細部の違いなのですけどね。何処がこうというのより、10代の時から触れてきた物と、中年になってから出された物との感じ方なのでしょう。
投稿: GFC | 2021年1月26日 (火) 22時51分
>キノハナさん
コメントありがとうございます。
コクサイM29に取り憑かれている人は意外と多いようですw
A.F.6in今までオマケ扱いしかしてなかったので、画像増やしておいて良かったです
(今回も主役ではないですが)。
A.F.のMHWするならば8 3/8inを期待していたのですが、手にしてみて6inも気に入っています。
投稿: GFC | 2021年1月26日 (火) 23時09分