HWS SMYTHON 6inch/KOKUSAI SMYTHON-4in.MODEL R
前回に引き続き、勢いの乗っているところでHWSスマイソンの塗装が終わりましたので、コクサイのスマイソンと共に紹介していきます。
ちなみにMGCスマイソン はキャリーコンプ購入資金 になりました。
Gun誌1983年8月号より、CMCスマイソン新発売の広告
Gun誌1983年10月号の広告より
CMC時代に買えなかったスマイソンですが、2002年にHWSから再販されたときはHWの地肌とグリップをどうするかと思い悩んでいるうちに姿を消して、2016年にCMC純正のスマイソンのプラグリップ付きで再販、同型の木製グリップも発売ということで、ワイドトリガーでなくなったのは残念ですがマルゴーとハートフォード東京店へ行くも売り切れ(後に木製グリップを購入)で赤羽フロンティアに行きました。
購入時の検品で分かっていたのですがバレル下側のパーティングラインが荒く削られていて、それでも消えていないヒケがあったのですが、最後の一挺ということで仕方がなく購入しました。
ヒケは削って誤魔化せそうになかったので塗装しかないかと、でもM10のブルーイングが上手くいったらスマイソンも、という考えがあったのですがブルーイングは難しいのでヒケはパテで埋めて塗装することに。前回で余ったブルースチールを下地に塗ってからメタルブルーコートを噴きました。
ハンマーとトリガー、リアサイトもブルーイングし直したい所ですが、別の機会に。
CMCの時には無かったのですが、フレームとバレルの間に段差があります。CMCの時よりリアサイト部分のフレームの厚みが薄くなっている様に見えます。
キャロムショットのメタルブルーコートで塗装したHWSスマイソン、ガンブルーカラーで塗装したマルシンM586 、ブルースチールで塗装したHWS M10 。
メタルブルーコートも画像より青くはなく、悪くないのですがガンブルーカラーの方が黒くて好みです。ブルースチールは青過ぎますが、これもまたアリかと思っています。今度は他社のも試したいですが、塗装後の強度はキャロムより低いらしいのが気になります。
フレームに映るぼんやりとシリンダー。
塗装乾燥後、磨いたりしましたがもっと厚塗りして磨かないと光沢は出ないものなのでしょうか。
タナカ パイソン とコクサイM66 と、6インチで並べてみました。今年3月にスマイソンが再販されましたが6inが無いのは何故なのでしょうか?
Gun誌1983年7月号の広告より、この後コクサイの広告はスーパーウェポンとM586・M686ばかりになります。
Gun誌1995年7月号の広告より 久しぶりの再販後の広告、表面処理が変わりました。
お次はコクサイのスマイソン4インチ(No.394)、セミカスタムとしてグリップがラウンドバットになっています。
コクサイの活動中止で新品の在庫は各種次々と無くなくなり、これは買い逃していたと思い2018年3月にヤフオクにて¥16500+税で落札。C-tecの空撃ち用ダミーカートも付いてました。
上箱がNO.392のM19 4インチMODEL-Rの物になっています。M66 6インチもそうだがコクサイを中古で購入すると上箱の入れ違いが多いみたいです。
再販された物にはサイドプレートにS&Wのマークが入っているのですが、これは無いです。
HWSも悪くは無いですが、アクションのキレはコクサイの方があります。コクサイもHWSもサイドプレートを開けた時のタナカの様なガッカリ感が無いのが良いです。
同じくコクサイのメガヘビーウェイト(MHW)のM29 A.F.モデル と、スクエアーバット用ですがグリップを揃える為にスマイソンに付けているのはVanVeenさんから頂き物です。
コクサイが90年代半ば頃からに発売していたHWモデルガンの色合いが好きになれずに、MHWも同じような物だと思い敬遠していたのですが、実際に手にしてみると別物で、その魅力に気付くのが遅すぎました。
M29 A.F.の表面処理は、メガヘビーブラックフィニッシュと言い重厚感があります。
スマイソンは、リアルUSスーパーブルーフィニッシュという表面処理で光沢があり、フレームにスイングアウトしたシリンダーもよく写ります。
自分で塗装すれば愛着も沸き、ひいき目で見てるとメタルブルーコート仕上げのHWSも満足出来るのですが、こうして並べるとMHWのコクサイ・スマイソンの方が魅力的です。
当初はコクサイもシュラウドにロッキング・ボルトがあったのですが、金属モデル発売後だと思われますがボール・ヨーク・ロックに変わっています。でしたらロッキンボルト・ピンのモールドを無くして欲しかったのですが、6インチは無くて4インチは残されたままのが残念です。
スマイソン4インチはラウンドバットでないという思いは、Gun誌1981年8月号のイチロー氏の影響もありますが、1984年12月号のジャック氏のサイドワインダー仕様にしたく、本当はバナナグリップを付けたいのですが高騰して中々手に入りません。
イチロー仕様のサービスサイズグリップとグリップ・アダプターは写真で見ると悪くないのですが、実際にはパイソンの立派なバレルで、グリップが貧相に見えてしまいコンバットタイプ・グリップにしております。
コクサイ パイソン・ステンレス4in と、ランドバットなのでコクサイM66 2.5inと。
Kフレーム集合。
今後、KフレームではHWSのM15 4インチがテーパードバレルにしてくれれば欲しいです。それ以外・・・ロンパワーカスタム は、まだ予約してません。ユニバーサルなら無理してでもという気はありますが、Lフレームですね。
水鉄砲の戦士の銃も、メタルブルーコートで塗装しました。マルイのパイソン の時に使った塗料がまだ使えたので木目塗装もしました。
見た目が良くなった所で動かないことに不満が出てきたのですが、HWSがもう少し安ければね。
続けてモデルガンの塗装をしましたが、あと九四式 も塗装したいしM4A1 とM29カスタムも塗装し直したい。いつになることやら。
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コメント
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こんばんは、GFC様。
HWSスマイソン6インチが再販しないのは、型がないからと同社Webサイトにありますね。
その後に2インチや3インチ銃身を作ったので、6インチも造れると思うのですが。
売れないからあまり投資したくないのか?と邪推してしまいます。
コクサイ・スマイソンは再販版を持っていますが、4インチのみ且つ銃身下のウェイトが丸見え、グリップウェイトも無いガッカリ仕様で落胆したものです。
MHW版は表面が荒れた鉄っぽい仕上げ、意外に重いとイイ感じですね。
投稿: 浩々 | 2020年6月 1日 (月) 01時43分
>浩々さん
こんばんは。
6inの金型は、傷んで破棄してしまったのですかね。短銃身の方が人気あるのかも知れませんが、2.5inや3inのヨークにベアリングが入っているのか気になります。あと3inのクーリングホールの位置が残念です。
MHWも塗装も実銃の色とはかけ離れているのでしょうけど、MHWの方が嘘っぽさがなくて良いです。
投稿: GFC | 2020年6月 1日 (月) 18時56分
おっ!スマイソン!スモルト!今回もなかなかいい感じに仕上げられたのではないですか?・・スプレー塗装はやればやるほどになんとなくコツをつかめますよ!(偉そうにすんません。)。ホント、薄く、薄く、重ね塗りしてしばらくほったらかしにして、また薄く、薄く・・ですよね。んで時間をかけてゆっくり磨くw。自分で思いをこめてやれば世界に一丁のモノですから!・・戦士の銃も・・良いです!水鉄砲には見えませんよ。GFCさんの過去のブログも見返しましたが、MGC?タイトー?のスマイソン?僕は見たことも触ったこともなかったです。
投稿: SS32オート | 2020年6月 9日 (火) 02時13分
>SS32オートさん
塗装はその通りにやってますよ。実は多少失敗したところもあるのですが、目立たないので良しとしてます。
MGCのスマイソンはコクサイやHWSに比べたら数は出てませんが、Gun誌1996年11月号の広告に写真は載ってませんが「Lフレイム・スマイソン同時発売」ともあるし、そんな珍しいものではありません。
投稿: GFC | 2020年6月 9日 (火) 23時00分
こんばんは、GFC様。
HWSのスマイソン3インチ、2年越しでやっと買えました(笑)ので見てみましたが・・・
ヨークにベアリングも、バレルシュラウドにロッキングボルトも無いナイナイ尽くし仕様でした。
銃身だけ用意したという感じでして、恐らく2.5インチも同じかと。
「あまりにもニッチな製品を具現化する、マニアック100シリーズ」と銘打っていますが、相変わらずツメが甘いようです。
出してくれただけマシ、という処でしょうか。
投稿: 浩々 | 2022年7月24日 (日) 18時10分
>浩々さん
こんばんは。
とりあえずはご購入おめでとうございます。そして残念でありましたね。
作動に問題なければと開きなおれるのならば良いのですが、モデルガンだからこと、そういう所はシカッリ再現してもらいたいものです。
M19のケースハードン仕上げとか「マニアック100シリーズ」だったと思いますが、スマイソン6inとは違い、3inはマニアック100と基準が良くわかりませんね。
投稿: GFC | 2022年7月24日 (日) 22時28分