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2020年5月31日 (日)

HWS SMYTHON 6inch/KOKUSAI SMYTHON-4in.MODEL R

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前回に引き続き、勢いの乗っているところでHWSスマイソンの塗装が終わりましたので、コクサイのスマイソンと共に紹介していきます。

ちなみにMGCスマイソンキャリーコンプ購入資金 になりました。

 

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Gun誌1983年8月号より、CMCスマイソン新発売の広告

 

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Gun誌1983年10月号の広告より 

 

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CMC時代に買えなかったスマイソンですが、2002年にHWSから再販されたときはHWの地肌とグリップをどうするかと思い悩んでいるうちに姿を消して、2016年にCMC純正のスマイソンのプラグリップ付きで再販、同型の木製グリップも発売ということで、ワイドトリガーでなくなったのは残念ですがマルゴーとハートフォード東京店へ行くも売り切れ(後に木製グリップを購入)で赤羽フロンティアに行きました。

 

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購入時の検品で分かっていたのですがバレル下側のパーティングラインが荒く削られていて、それでも消えていないヒケがあったのですが、最後の一挺ということで仕方がなく購入しました。

 

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ヒケは削って誤魔化せそうになかったので塗装しかないかと、でもM10のブルーイングが上手くいったらスマイソンも、という考えがあったのですがブルーイングは難しいのでヒケはパテで埋めて塗装することに。前回で余ったブルースチールを下地に塗ってからメタルブルーコートを噴きました。

 

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ハンマーとトリガー、リアサイトもブルーイングし直したい所ですが、別の機会に。

 

CMCの時には無かったのですが、フレームとバレルの間に段差があります。CMCの時よりリアサイト部分のフレームの厚みが薄くなっている様に見えます。

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キャロムショットのメタルブルーコートで塗装したHWSスマイソン、ガンブルーカラーで塗装したマルシンM586 、ブルースチールで塗装したHWS M10 。

 

メタルブルーコートも画像より青くはなく、悪くないのですがガンブルーカラーの方が黒くて好みです。ブルースチールは青過ぎますが、これもまたアリかと思っています。今度は他社のも試したいですが、塗装後の強度はキャロムより低いらしいのが気になります。

 

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フレームに映るぼんやりとシリンダー。

塗装乾燥後、磨いたりしましたがもっと厚塗りして磨かないと光沢は出ないものなのでしょうか。

 

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タナカ パイソンコクサイM66 と、6インチで並べてみました。今年3月にスマイソンが再販されましたが6inが無いのは何故なのでしょうか?

 

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Gun誌1983年7月号の広告より、この後コクサイの広告はスーパーウェポンとM586・M686ばかりになります。

 

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Gun誌1995年7月号の広告より 久しぶりの再販後の広告、表面処理が変わりました。

 

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お次はコクサイのスマイソン4インチ(No.394)、セミカスタムとしてグリップがラウンドバットになっています。

コクサイの活動中止で新品の在庫は各種次々と無くなくなり、これは買い逃していたと思い2018年3月にヤフオクにて¥16500+税で落札。C-tecの空撃ち用ダミーカートも付いてました。

上箱がNO.392のM19 4インチMODEL-Rの物になっています。M66 6インチもそうだがコクサイを中古で購入すると上箱の入れ違いが多いみたいです。

 

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再販された物にはサイドプレートにS&Wのマークが入っているのですが、これは無いです。

HWSも悪くは無いですが、アクションのキレはコクサイの方があります。コクサイもHWSもサイドプレートを開けた時のタナカの様なガッカリ感が無いのが良いです。

 

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同じくコクサイのメガヘビーウェイト(MHW)のM29 A.F.モデル と、スクエアーバット用ですがグリップを揃える為にスマイソンに付けているのはVanVeenさんから頂き物です。

コクサイが90年代半ば頃からに発売していたHWモデルガンの色合いが好きになれずに、MHWも同じような物だと思い敬遠していたのですが、実際に手にしてみると別物で、その魅力に気付くのが遅すぎました。

M29 A.F.の表面処理は、メガヘビーブラックフィニッシュと言い重厚感があります。

 

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スマイソンは、リアルUSスーパーブルーフィニッシュという表面処理で光沢があり、フレームにスイングアウトしたシリンダーもよく写ります。

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自分で塗装すれば愛着も沸き、ひいき目で見てるとメタルブルーコート仕上げのHWSも満足出来るのですが、こうして並べるとMHWのコクサイ・スマイソンの方が魅力的です。

 

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当初はコクサイもシュラウドにロッキング・ボルトがあったのですが、金属モデル発売後だと思われますがボール・ヨーク・ロックに変わっています。でしたらロッキンボルト・ピンのモールドを無くして欲しかったのですが、6インチは無くて4インチは残されたままのが残念です。

 

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スマイソン4インチはラウンドバットでないという思いは、Gun誌1981年8月号のイチロー氏の影響もありますが、1984年12月号のジャック氏のサイドワインダー仕様にしたく、本当はバナナグリップを付けたいのですが高騰して中々手に入りません。

イチロー仕様のサービスサイズグリップとグリップ・アダプターは写真で見ると悪くないのですが、実際にはパイソンの立派なバレルで、グリップが貧相に見えてしまいコンバットタイプ・グリップにしております。

 

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コクサイ パイソン・ステンレス4in と、ランドバットなのでコクサイM66 2.5inと。

 

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Kフレーム集合。

今後、KフレームではHWSのM15 4インチがテーパードバレルにしてくれれば欲しいです。それ以外・・・ロンパワーカスタム は、まだ予約してません。ユニバーサルなら無理してでもという気はありますが、Lフレームですね。

 

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水鉄砲の戦士の銃も、メタルブルーコートで塗装しました。マルイのパイソン の時に使った塗料がまだ使えたので木目塗装もしました。

見た目が良くなった所で動かないことに不満が出てきたのですが、HWSがもう少し安ければね。

 

続けてモデルガンの塗装をしましたが、あと九四式 も塗装したいしM4A1M29カスタムも塗装し直したい。いつになることやら。

2020年5月16日 (土)

HWS SMITH&WESSON K-38 Military&Police Model of 1905 (Prenumber M10 Model)

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こんな御時世で家に籠もっているので2015年12月に購入して以来、寝かしてありましたHWSのM10オールド組立キットに手を付けていきます。

 

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パーツを並べた所、小袋に入っていたスプリング類は並べてません。トリガーとハンマーは組立済みです。パーティングライン等気になるところはありますが、今回は本体に集中するため手をつけません。

 

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久しぶりにブルーイングに挑戦しようと研磨したところです。

 

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染めました。画像よりもムラがひどいです。ムラをごまかそうとコンパウンドで磨いた後で色は暗くなっています。

失敗の原因は、パーティングラインのない平面部分の320番や400番の研磨に手を抜いたことと、染めるのを急ぎすぎたことかと思われます。

 

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古いタイプの銃だから、そんなに綺麗なブルーイングでなくとも良いとは思っていましたが、許せる妥協の範囲ではなかったので再度、研磨をやり直してました。

再ブルーイングしようかと頭をかすめましたがマルシンM586 の時の失敗を踏まえて、一部ブルーイングに失敗したら塗装に切り替えようということで、今回はキャロムのブルースチールで塗装しました。

 

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キャロムのガンブルーカラーで塗装したマルシンM586と

キャロムのブルースチール は、クラシックな銃器を表現するための、艶消しのブルーグレイとあります。

塗装したばかりはグレーっぽく、時間が経つとブルーが強くなって行きます。この時の色はあまり良くないと思ってましたが、4・5日経つとブルーが濃くなって来たのと見慣れたのもあってか、これはこれでと思うようになりました。

 

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照明の具合にもよりますが割と実際の見た目に近い色で撮影したものですが、実際は光の反射具合でもう少しグレーっぽく見えます。

 

これ以外の塗装後の画像は、実際はもう少し暗い色だと思って下さい。

ラッシックな銃器を表現するための、イ

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コクサイのM10オールド2インチはストレートバレルでしたが、HWSはテーパードになっています。これが欲しかったのです。

HWSのM10はM19のフレームトップを削って、M10の固定サイトを接着しているのでパーティングラインがあり、出来るだけ消したつもりでしたがバレルピン辺りに残っています。

ロッキングボルトピンを入れる時につけたキズが気になります。

 

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スイングアウトしたシリンダーが、ボンヤリとですがフレームに映ります。

 

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サイドプレートの平面出しをしたらS&Wマークが擦れてしまいました。

 

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ハンマーブロックの無い、サイドプレート4本スクリュー時代のS&Wメカですが、M19ベースなのでサイドプレート下のハンマースタッドのモールドと位置が異なります。

 

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コクサイの4インチコクサイの3インチ金属モデル とミリタリー&ポリス集合。これはかなり青っぽく写っています。

チーフ とボディガードもですが、ミリポリも今ではオートになってしまいました。

 

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この戦士の銃はHWS製では無く、ダイキ工業の水鉄砲です。

銀河鉄道999は昔は好きで原作本も全巻持っていたのですが、最近劇場版も見返してみたものの戦士の銃に7万以上出す情熱は残っていませんので、水鉄砲で良いかと。

M10のついでに塗装しました。M10より重ね塗りの回数は少なく、これ位でも良かったかも知れません。パーティングラインはそのままです。グリップは60番の紙ヤスリをかけたら、安っぽい木製グリップっぽくになりました。

 

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M10のブルーイングが成功したら、HWSスマイソンもブルーイングしようかと思っていましたが最初から塗装で進めようかと思ってます。

塗装も色々試さないとどんな色になるか解りませんから極めるのは大変ですが、とりあえずムラ無く仕上げるのはブルーイングよりは簡単ですからね。でもブルーイングでも綺麗な一挺をいつかは仕上げてみたいものです。

 

2020年5月 4日 (月)

TANAKA COLT PYTHON R-model MODEL-GUN

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コクサイに続き、タナカのパイソンの紹介をしていきます。

タナカがパイソンのモデルガンを発売したのが2009年(Gun誌8月号に6インチABSがニューモデルとして掲載)なのですが、直ぐに飛びつかなかったのは、コクサイ同様にアクションの耐久性に不安があったことや刻印でした。

2016年にR-modelとなって作動の問題点が解消され、刻印も実銃通りとなったことでコレクションすることに。

 

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先ずはニッケルの6インチ 2016年11月 マルゴーにて予約購入¥22,500(税込)マルゴーで買い物した最後のモデルガンとなりました。

タナカ純正の木製グリップも同時に購入、在庫していた物を一通り見せて貰ったのですが薄い色が多く、その中でニッケルに合いそうな一番濃い色の物を選びました。

ただし購入時に付いているプラグリップにはウェイト入りで約200gあり、木製グリップ(約60g)に交換したらスカスカな感じになったのが残念でした。後にMULEからウェイト付の木製グリップが発売されましたけど、3rdモデルは出ていません。

 

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スチールフィニッシュ2.5インチ 2019年11月 テイクファイブにて予約購入 ¥23,600(税込)

今までパイソン2.5インチはオーバーサイズのグリップが付けられて販売されているのが殆どだったので、サービスサイズのグリップが付いてるというだけで新鮮な感じがします。

サービスサイズのプラ・グリップにはウェイトが入ってないので。木製に替えても重量差はあまり感じません。

発砲スチロールには8インチが入る余裕があり、説明書の部品図にも8インチは描いてあるのですが発売はいつになることか、出来ることならスコープ付きのパイソンハンターを・・・。

 

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Rモデルになってインナーシャーシの強化やリバウンドレバーの改良で作動の問題点は解消されたというが、耐久性のテストをする気は無いので、あまり作動させずに眺めるばかりです。

 

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MGCのABS6インチコクサイの金属6インチとタナカのニッケル6インチで、黒・金・銀のパイソン6インチが揃いました。

 

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東京マルイの造るモデルガン4インチコクサイのスーパーステンレス4インチタイトーのPPCカスタム4インチ 、黒と銀とカスタムの4インチ。

 

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コクサイのコンバット・パイソン3インチとタナカの2.5インチ 共にオーバーサイズの木製グリップを付けて。S&Wだと2.5インチと3インチではエジェクターロッドの長さの違いで使い勝手が変わってきますが、パイソンでは0.5インチの差だけでないと、名前(刻印)の違いを持たせてます。

 

コクサイに付けているのはマルベリーフィールド製2ndジェネレーション・タイプです。

コクサイは元々3rdモデルなので時代が合わないのですが、(コンバットパイソンやステンレスだと尚更)標準で同じラバーグリップが付いているので違いを出すためには良いかと思ってます。購入した物は仕上げがされていなかったのでアマニ油を塗ってあります。

 

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今回のゲストの東京マルイのパイソンPPCカスタム4インチ・ステンレス 対象年齢10歳以上のエアコッキング・ガンです。

2018年6月 赤羽フロンティアの中古市(発売したばかりの新品ですが)で¥2,800で購入。

シングルアクションでのコッキングしてBB弾を発射させますが、ダブルアクションでトリガーを引いてもシリンダーのみ回転するのでそれなりに楽しめます。

 

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タイトーのPPCカスタムと並べたくて買った訳で、グリップのデザインもホーグのを真似た物なのですが、マルイのは私の手には合わなくて握りづらく感じます。

マルイには実際に見ると価格相応なのですが、画像より安っぽいです。

 

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パイソン各社の木製グリップ。タナカとコクサイは無加工で付け替えは出来ません。

チェッカリングはタナカ、メダリオンはマルベリーフィールド、木目はMGCが好みですかね。

コルト純正の木製グリップもいつかは手にいれたいとは思っているのですが、パイソン用は昔から値が下がりませんね。

 

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MGCの6インチ、マルイの4インチ、コクサイの3インチ、タナカの2.5インチ 

パイソンのモデルガンは各社から発売されておりましたが現在ではタナカのみ、実銃の世界でパイソンが復活しましたので、モデルガンの世界でも盛り上がって欲しいですね。別にパイソン2020のモデルガンが欲しいという意味では無いのですが、どこかで金属モデルを発売して欲しいものです。

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