KOKUSAI COLT PYTHON .357MAGNUM
次回はパイソンの予定と書いておきながらZEKEのCMCダイヤモンドバックのキャストモデル を取り上げて
随分と経ってしまいましたがコクサイのパイソン特集です。登場するのはスーパーステンレス4インチ(スタンダート・モデル)No.476と
コンバット・パイソン(スタンダート・モデル)No.483と
旧タイプの金属モデル8インチでございます。
購入したのは2017年5月 当時、大雄ホビーショップで未使用品のコクサイ・リボルバーがいくつか販売されていたもの、価格は¥10,000でした。
2018年1月31日で、コクサイの活動停止というニュースを聞き、最後に新品で何か購入しようとして選んだのがコンバット・パイソンでした。
ビッグマグナム に在庫してあったスタンダート・モデルの最後の1挺でした。販売価格は¥11,800。
スタンダート・モデルは仕上げが粗いとは聞いていましたが、ステンレス4インチはそんなに悪くなかったので、安いで良いと購入したのですがバレルに結構なキズは入っていて落とすのに苦労しました。
この旧・金属製8インチはダイナミックガン を譲って頂いた浩々さんの厚意により、送料のみ負担で頂戴した物です。度々、ありがとうございます。
90年頃に地元の模型屋さんの奥から出てきた物で、本体とカートのみで入手した物とのことです。
カートリッジは後で書きますが本来はこれとは違うタイプが付属していた筈です。このカートリッジ底部には「LAWMAN KOKUSAI」の刻印が有ります。
Gun誌1981年3月号の広告より
この号の第一特集はイチローによるパイソンハンターでした。この写真の背景は、パイソンハンターのアルミケースと付属品です。
同じ号のGun誌の広告、当時コクサイはGun誌に沢山広告を出していました。
8インチの金属モデルも同時に発売されております。
旧モデルの内部、以前に東京マルイの造るモデルガン パイソン を取り上げた時にマルイはコクサイの旧モデルをコピーしたのではと書きましたが、コクサイ旧モデルもMGCの金属モデルのコピーというのを後から知ることに。確かにパーツのアレンジ方法はMGCと同じです。
コクサイNEWパイソンのメカ、リアルになったが耐久性に問題があった。パーツ改良により良くなったとは聞くが、Newパイソンの金属モデル での経験もあるので、怖くて余り動かしてません。
コクサイ パイソンのカートリッジの変革
左上が旧金属・ABSパイソン2.5~6インチに付属していた物
左中が旧金属・パイソン8インチ、PPCカスタム、NEWパイソン金属モデル(最初期・真鍮メッキ)に付属(1981~)全長は短いが見た目はリアルになった。底部に「W-W SUPER 357MAGNUM」の刻印があります。
左下がNEWパイソン(24Kメッキ)ヘアライン仕上げから(1985~2005)左中のを真鍮化したものだが、一見すると左上と変わらなくなり、底部の刻印もありません。
右側がシリンダー改良後(2005~2018)前撃針が無くなったことでカート全長が長くなり、他社カートも使用できるようになった。S&W Kフレーム用とはブレットの色が違います。ダミーカートはプライマー部が凹んでいます。発火用・ダミー共に底部に「W-W SUPER 357MAGNUM」の刻印があります。
コクサイ・パイソン、ラバーグリップを付けて集合
6インチに付けているのはヤフオクで入手したものですが、実銃用ではなくコクサイ用。どこで造った物かは不明ですが出来はコクサイ純正より良い感じです。
8インチには、東京マルイのガスガン用を付けてます。シッカリ固定されませんが、細い突起部を切り取るだけで付きました。フレームとのラインもピッタリです。造るモデルガン用はそのままでは付きません。
次回はタナカのパイソンです。