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2017年6月11日 (日)

TANAKA SIG/SAUER P226 Railed Frame EVOLUTION ATINLESS/TANAKA Glock 17 3rd Generation Heavy Weight Evolution

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前回に続き、銀色と黒い銃の組み合わせです。

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リボルバーばかりではないタナカから、SIG P226(レイルド・フレーム・ステンレス)とグロック G17(3rdフレーム)を紹介していきます。

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Gun誌1994年9月号の広告より

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Gun誌1995年7月号の広告より

90年代半ばのGun誌は抜けているが多いので、発売当時の広告はこれぐらいしか見つかりませんでした。

この頃としては珍しいモデルガンの新製品なのに飛びつかなかったのは、発火セッティングも面倒そうで、見た目も今一つなパラカートだったのと、P226はMGC P220で満足していたという理由でした。

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とは言え、タナカP226も気になるもので、耐久性の問題もエボリューションになってから改善されたと聞くので、P220と色からして違う、レイルフレームのステンレスモデルをMGTS閉店セールで購入しました。

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1995年に一週間だけでありますが、MGCの修理部門でアルバイトをしていたことがありました。その間に退社される社員さんに、発売されたばかりのタナカのP226をプレゼントをして、その方がさっそくフィールド・ストリッピングして「こう見るとMGCのは、結構省略してるね」と言っていたのを良く覚えています。Gun誌1983年8月号のモデルガン・ダイジェストでは再現性が高いこと書かれていたのに、どういうことなのだろうと思ってましたが納得しました。

MGCはファイヤリングプレートによるサイド発火で機能的にはオートマチックセフティを再現しておりますが、ブリーチブロックの形状はセンターファイヤのタナカに分があります。

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SIGのモデルガンも4梃になりました。あとはKSCのP230ですが、ドラマで見るとJPも魅了的ですが、P230はシルバーが欲しいと思っています。

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グロックの存在を知ったGun誌1984年5月号

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いくらオーストラリア軍採用といえ、後の1986年7月号のタークさんのレポートも高評価だったといえ、この頃は私にはキワモノにしか思えずすぐに消える存在だと思ったのですが、それから33年、実銃の世界ではオートはM1911とグロックのクローンばかりになってしまった。

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正直カッコイイと思えなかったグロックですが、映画で観る機会が増えれば、魅力的に見えるてくるもので、P226を手に入れたので次はグロックかと考えていました。
2ndフレームは、どうもMGCのガスガンのイメージがあるので、3rdフレームが欲しかったのですが店頭在庫も無かったので、次回再販と時でも良いかと思ったら、ヤフオクでほぼ新品の物が出品されていて割と安く入手出来ました。

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USPもP226もそうですが、説明書にはフィールドストリッピングまでしか載ってないので分解はここまでです。以前は説明書に載ってなくても分解したものですが、最近は面倒になってしまいました。でも部品交換時の為に、説明書には完全分解まで載せて欲しいです。

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私個人の感想ですがP226のグリップは、所有しているDAオートの中で一番握りやすいです。一方、グロックは太いという訳ではないですが何かしっくりこない感じです。

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タナカのブローバック用カートリッジの変革。基本的なパーツ構成は変わっていませんが

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トップとライナーの形状が変わっています。発火性能の違いはすみませんが他のブログを御覧下さい。

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最後にタナカオリジナルのオート集合。この三種がなかったらモデルガンはベレッタM92で時代が止まったままでした。

最近、USP(P8)もエボリューション化されたり、少しずつ改良を加えたりバリエーション増やしたりしているので、タナカのオートにも手を抜いていない姿勢が伺えます。

この調子で新しい銃も良いですが、P08のモデルガン化もしてくれればと思います。

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