MULE CHARTER ARMS BULLDOG
あけましておめでとうございます。
すっかり停滞してしまいましたが、モデルガンは少しづつですが購入は続けておりますので、正月休みぐらい更新しないと忘れ去られてしまいますからね。
今回はCAWグループ「SPEC」製造「MULE」販売のブルドックです。
元はといえば、エルフィンナイツ高木式ブラスターに内蔵されているブルドック部分を、チャーターアームズのブルドックとして発売した物であります。サンプルを初披露した2014年のASGKフェスティバルの時は6月頃発売予定と言っていましたが、実際には2015年9月となってしまいました。基本メカニズム部分は完成されているのに遅れたのは分社化の影響でしょうか。
木製グリップ付きのモデルガンは過去にも多々ありますが、5種類から選べるというのはユーザーにとては嬉しい限りです。オーバーサイズ下丸チェッカーが一番人気のようでしたが、Gun誌のイメージでオーバーサーズ下角チャッカーにしたのだが1985年7月号の木製グリップはまさしくこれと同じなのだが、ホントは1981年10月号に登場したタイプが欲しかったです。
MULE direct sale model はKTW製の金色メダリオンも付いていて、Gun1985年7月号のが金色に見えたので、付けようとしたらサイズが小さく接着しなければならなかったで銀色の物にしました。
シリアルナンバーの刻印もグリップの種類毎に変えるという一手間も掛けてくれてます。
左からトリプルキャップカートリッジを分解した物。
同じく組み立てた物。
MULE製ダミーカートリッジ(空撃不可)。
レインボーラグーン空撃ダミーカートリッジ。
マルベリーフィールド・スーパーカートリッジ(ブレットを外せば装填可)
カートリッジ底部の刻印、トリプルキャップは「R-P 44 S&W SPL」
MULEダミーカートリッジは「44-REM-UMC-WCF」
他は「W-W 44 S&W SPL」
分解・組立については、ブルドック特設ページで、動画で案内されています。
説明書を作成するのにも、イラストを書いて、編集・印刷と考えれば、かなりの手間とコストがかかってしまいますので、価格を抑える為にもこのような手段も有りとは思いますけど、正直に言うと普通に印刷された説明書が欲しかったです。
ここまで分解するのにネジ7本ピン2本外さなければならなし、トリガーガードとグリップフレームが分離するので、シングル・アクション・リボルバーの様である。
これと比較するとスタームルガーが、グリップのネジ1本のみで同様に分解できるのは、改めて優れたデザインだと関心させられます。
バレルフレームとグリップフレームを繋ぐ、グリップに隠れる所にある4本のネジは、Gun誌1985年7月号(シリアルナンバー835103)のパーツリストによると貫通したネジとピンになっています。製造次期の違いでしょうか。
実銃の重量はブルドック3in 545g で、S&W M60 2in 553gよりも僅かに軽い。サイズもM36 3in とほぼ同サイズと言ってもいいくらいです。それで44SPLが撃てるというのは魅力的であり恐ろしくもあります。
HWS ブラスターと、これはM36がベースなのですが、映画「ブレードランナー」の人気のおかげでブラスターも競作されて、よりリアルなのが出来てブルドックも発売されることになるとは、今ではブルドックはブラスターのベースとして認知されているようですが、私のイメージは未だにサタデー・ナイト・スペシャルです。
チャーターアームズと言えばAR-7
こう並べると面白い物を出しているメーカーですが、現在は基本的にブルドック同系列のDAリボルバーのみ生産しているようです。
未だにブログに登場させてないモデルガンが3挺ありまして、その内2挺はブルーイングをしなくてならないので、作業が出来ましたら紹介させていきます。
今年もたまにしか更新できないでしょうが、宜しくお願い申し上げます。