S&W 純正木製グリップ
その昔Gun誌を読み始めた頃、JACの広告を見て実銃用のグリップを販売していることに驚いたものでした。
という訳で、Gun誌1982年5月号の広告より
「君に本物の手ざわりを!!」って、味わっては見たかったですけど、当時、中学生ではモデルガン本体を買うのがやっとで、モデルガンメーカー純正木製グリップだって、中々買えないく、モデルガン本体以上の価格のグリップなんて、夢みたいなものでした。
当時の価格と比べてみると、S&W純正木製グリップは現在のオークション落札価格に近いですね。パイソン用の木製グリップは倍以上の値段がついてしまいますが、パックマイヤーは現在の方が少し安く入手できます。
1994年前後、NEW MGCでS&W純正木製グリップがかなり手頃な価格で販売されていた時期があり、その頃には社会人にもなっていたので、見つけたら出来るだけ購入しておりましたが、この趣味から離れて戻ってきた頃には、ショップではパックマイヤーやアルタモントのグリップしか見かけなくなってきました。
後にネットオークションでは多数、取引がされていることを知りながらも、当初はこれに手を出すのは危険と思っていましたが、昔、手にすることのできなかった本物の手ざわりを求めて入札し始めるのですが、中々、希望価格では落札出来ないのものです。
そんな中、最近落札できた初登場の物を紹介していきます。
いつしか入手したいと書いたS&W純正のJフレームのスムースグリップ、それまでオークションでも見かけたことが無かったのだが、以外と早くに出会うことが出来ました¥10,160にて落札。念願であったセンチニアルのモデルガンに望んでいたグリップを付けることができ、やっと満足しております。
Kフレームのスクウェアバット・サービスサイズグリップは、比較的数多く出回っているのですが、その状況もいつまで続くのか判らないので高騰する前に入手しようと¥6,000にて落札しました。
ビクトリーモデルには時代が合わないのですが、購入時にコクサイの金属M10 4in(OLD)と悩んだので、私のとってはミリポリの変わりでもあるのです。このグリップに合うモデルガンを買いましたら付け替えるつもりですが、しばらくはこの組み合せを楽しみます。
スクウェアバットのコンバットグリップは、2万超えの価格で取引されていることが多くて、手の出しづらい物でしたが、これは右側の上部に少しヒビが入っているので¥9,000にて落札出来ました。ヒビといっても殆ど目立たないし木目も綺麗なので、かなり得した気分です。
S&W純正木製グリップの証ともいえる、メダリオンを止めるコイン状のパーツ。マジックでラフに書かれた数字や、スタンプ。裏側眺めるだけでもロマンを感じたりしませんか?
本物の手触りを持ったモデルガン達、「モデルガンだけど、手触りは本物だぜ」と、握っているだけでも危ない笑みを浮かべてしまいそうです。パックマイヤーやアルタモントだと、そこまでの気分にはならないのです。合板の木製グリップは綺麗な木目ですが、わざとらしい感じがしてしまい。一枚板の自然な木目は同じ物が無いと思うとまた、特別感を味わえます。
紹介できる物も少なってきたので、お色直しをしている物がありまして、隙を見ては少しずつ手をつけています。GW中にでも仕上げたいと思っております。