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2014年8月31日 (日)

CAW .45AUTO Argentine Colt Modelo 1927

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今年のASGKフェスティバルで購入いたしましたCAW .45AUTOは、アルゼンチン コルトであります。

いつかは購入しようと思っていましたCAWのガバ。オールシルバーのガバを持っていないので、それが発売したら買おうかと漠然と思っていましたがその気配がなく。2013年6月に発売されたアルゼンチンコルトは刻印が賑やかで、これは良いかもと思いつつ、財布の余裕があまりないところで悩んでいる内に、店頭から消えてしまった。無くなると無理してでも買っておけば良かったと思うことは毎度のことなのですが、ASGKフェスティバルでCAWブースで見つけ\23,800で購入しました。

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右側面はアルゼンチアーミー(システマコルト)と同じ、アルゼンチン国章入りの刻印。

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通常のアルゼンチンアーミーの左側面の刻印はD.G.F.M.-(F.M.A.P.)のみと寂しいのですが、これはコルトの刻印が入りどちら側も賑やかです。

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更にスライド上部とチャンバー部にも、刻印が入ります。

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擬似ショートリコルは六人部さん方式。エジェクターは肉厚になっていたり、リコイルするリングプラグが傘付きというBLKモデルとしてのアレンジはありますが、実銃とのニコイチが可能だけのことはあり、その出来は素晴らしい物であります。

しかし私自身、ガバメントのモデルガンを何挺も手にしてきたので、CAWのガバは初めてありますがモデルガンとしての新鮮味を感じることが出来ずにいたので、それならばブルーイングをして手を加えれば愛着も沸くだろうということで、この分解写真を撮ったところでこのまま研磨作業に入ります。プランジャーチューブやグリップスクリューブッシングが外せるので作業し易いです。

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研磨作業がほぼ終わった所。まだまだ磨きが足りないとお叱りを受けそうですが、これでも耐水ペーパー2,000番まで使っております。HWSのHWより磨いても銀色になりにくい感じはします。

HWのブルーイングは今まで5挺してますが、G. Smith. Sのシャイニーブルーが使いやすかったので、より高価なEX.BLUEなら、より良い色が出るだろうと期待して使ってみました。

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途中経過を飛ばして、染め終わって一夜明けたところです。シャイニー仕上剤を塗る前はもっと青々していたのですが、時間が経てば黒くなってくるのだから仕上剤を塗らないほうが良かったのかもと少し後悔、それともEX.OILの方が使った方が良かったのか?

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数々のブルーイング職人さんの作品とは比べようにありませんが、今まで自分でブルーイングした中では、一番満足出来る仕上がりです。

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買っては見たけれど、愛着のわかなかったアルゼンチンコルトですが、これでお気に入りの1挺になりました。

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木製グリップはCAWのダイヤチェッカークラシックコルト。これもASGKフェスティバルで購入。ラスト1個だったのでさらに安く\4,500で購入しました。

時代考証は無視して、刻印が賑やかなのでグリップも賑やかにしたかったのです。馬に刺さっている槍の角度が刻印と違うのはなんでなんでしょう?内側にウェイトが入っていて片側で約50g、付属のHWグリップは約40gなので20g程、重くなります。

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最近再販されたアルゼンチコルトは、へレット社のダイヤチェッカーのグリップが付属しているので、PAU FERRO(ELAN)のですがダイヤチャッカーグリップを付けてみました。

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また、へレット社のコルトメダリオン入チェッカーグリップ付きもあるということで、これもエランで扱ってるものですが付けてみるとこんな感じです。御購入を検討している人に参考になれば幸いです。

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正直、ダミーカートモデルの方が良かったのですが、アルゼンチンコルトはBLKモデルしかないので、手で作動させてみると最終弾以外は調子いいです。BLKカートリッジはMGC等とほぼ同じですがリムは薄いです。他社カートリッジでも手作動なら問題ありません。

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自分でブルーイングしたものを並べてみました。染めてから年数が経つとただ黒いだけのようにも見えますが、光が当たる角度によっては、まだそれなりに見えたりすることもあります。ブルーイング後にジルコニアクリスタルを吹きかけたほうが良いのでしょうか。

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所謂ミリガバを集めてみました。ミリガバといえど、モデルガンとしての設計は皆違いますし、刻印も違うので個性はあるのですが、しばらくガバメント系のモデルガンはいいかなと思いつつ、GCNMでないフルサイズのオールシルバーモデルは欲しいとも思っていたりします。

今度はCAWのブルドックを狙っているのですが、ASGKフェスティバルの時は6月頃発売と言っていたのですが、その前にローマンが発売されそうな感じですね。

2014年8月13日 (水)

TANAKA S&W M49 2inch(ABS)/KOKUSAI NEW M36 3inch(FULL METAL)

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前回から間を空けてしまいましたが、予告通りにスナブノーズのタナカのM49と、3inですがコクサイのM36。ゲストにHWSのM60と、Jフレーム特集であります。

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HWSからCMCの金型を引き継いでM36の発売を発表した時にボディガードも予定しているという記事を読んだ覚えがあり、それをひたすら待ち続けたのですが、2011年8月にタナカから発売されました。

後に2012年7月にHWモデル、2012年11月にスチールジュピターフィニッシュ(SJF)、今年6月にアーリーモデルと発売されましたが、今回のは最初に発売されたABSモデルです。

最近のタナカは化粧箱にも気を使って、実銃に似せたりしてますが、これはM36の箱にM49のシールを貼っただけのお粗末なもの。説明書もM49用のパーツのペラ紙も入っていないのはどうかと。

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VanVeenさんの少欲知足でM36の3inとバナナグリップの組み合わせを紹介していて、それが意外にも良くて、そしたら今、バナナグリップが¥5,000で売りに出されてますよとのメールを頂きまして購入。

買ったはいいけどM36の3inを買う予定がないので、M49を買ったら付けようかと思ってました。実際に付けてみると丸味が増して、コロンとした印象。悪くないけど可愛らしい感じに。

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M49というと「あぶない刑事」という人も多いでしょうが、私はGun誌1983年1月号であります。

M49にラバグリという組み合わせは、あぶデカでもお馴染みですが、この組み合わせも、このGun誌のガン・ショップ・ストーリーのボブ・チャウさんの印象が強く残っております。

その中でコンバットグリップを付けていたのたが格好良かったなと、MGCMCさんの2011年8月20日の記事で再現しているのを見て、読み返してみると装着して、全体が写っているのが1カットしかなかったのに驚いたりもするのですが、M49を買ったらコンバットグリップを付けたいよなと思い去年の7月にヤフオクで¥9,000で落札。

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グリップだけ先に買って、とりあえずM60に付け替えて楽しんでいたのですが、ようやく本体を購入したのは去年の12月、中野のMGTSにて。

ホントはSJFが欲しいけど、いつか発売されるであろうM40のSJFと差別化したいので普通のHWを探していたのですがABSしか残ってなかった。

アルタモントのフィンガー・スムース・グリップもタナカに無加工で取り付けできます。

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前にM60の記事の時に書きましたが、昔憧れていたM60にビアンキのライトニング・グリップを今年4月に\10,800で落札。ビアンキの9Rショルダーホルスターを5月に¥10,000で落札し、組み合わせを実現させることが出来ました。

HWSのM60はピカピカなので、それなりの年代ものであるビアンキ9Rが渋すぎて、思ったより合わなかったのが残念であります。

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ビアンキ9Rには、S&W純正のコンバットグリップを付けたM49の方が似合うようです。

実銃用の木製グリップと革ホルスターの組み合せは、見てるだけでニヤニヤできますw

M60を入れているのはイーストAのNo.230 悪くはないのですが、持っていてときめきを感じないです。M49にコンバットグリップを付けると箱に入らなくなるので、普段はガン・ケースの替りに使ってます。

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バナナグリップはやっぱりM36 3inが似合うと思うのですが、どうも昔からチーフに3inはないだろうという思い込みがあって、積極的に購入に踏み切れきれず、ヤフオクで安い出物を狙っていたのですが、タニコバで発火体験ができるという事で、今年のGWのブラックホールに行った時、むげんブースで新品¥10,000で販売されていたのを購入。定価¥20,800 ¥16,640の価格シール付いていたのだから、高い入場料の元を取れました。

コクサイは工場火災以降、復活はしましたけど、今現在どういった状況なのかよくわからないのです。説明書には住所も電話番号も載ってませんし、パーツ表に価格も載っているのですが、注文したい場合は、ショップに問い合わせすれば良いのでしょうかね。

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これでやっと、M36 3inとバナナ・グリップの組み合わせを実現出来ました。S&W純正グリップを付けたなら、ビアンキのホルスターに収めたいところですが、Jフレームの3in用って、あんまりないのですよね。

コクサイにバナナグリップはフレームがほんの少し出っ張りますが、気になる程ではありません。これは個体差があると思います。

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コクサイM10 3in とKフレームとJフレームの3in コンバットグリップの組み合せ。

Jフレームのコンバット・グリップは、どれに付けても格好良く見え,握った感じも良いというう優れもの。

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ライトニング・グリップを付けてみる。CMCのABSM36の広告に、この組み合せが載ってましたが、なんかちょっと違う感じがします。

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コクサイ(左)もタナカ(右)も実銃用のグリップは取り付け可能なのですが、タナカは、出来るだけウェイトを入れているので、スクリューの位置が違うと加工する必要があります。S&W純正とかはもんだいないのですが、多くの人が付けたいと思っているラバーグリップは加工が必要となる。

その点、コクサイは円盤状のウェイトは外せば良いだけであります。タナカの少しでも重くという気遣いもわかりますけど、コクサイの方が多くのユーザーが望んでいるカタチだと思います。

S&W純正のグリップ・スクリューは軸が太いので、コクサイのウェイトの穴には通りません。

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90年代中頃、コクサイのM60を所有しておりましたが、そのM60のアクションは他のコクサイのKとかNフレームの製品と比べると、アクションのキレが今ひとつという印象があったのですが、このM36は他と比べても遜色ありません。

タナカも設計が新しいだけあって動きは良く、スプリングはコクサイより弱めです。

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Jackさんのレポートでは、M49でシングル・アクションをして親指の皮が傷ついたと書かれてましたが、タナカは作動が軽いので、そんなことはないです。

むしろライトニング・グリップは、親指がグリップに当たるとゴムなので滑りが悪くやりづらい。

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左からコクサイのダミーカート、コクサイ発火用カート、HWS用カート、タナカ用カート、一番右はレンボーンラグーンのデコレーションバレット(タナカ用)前回のハドソンSAA用のダミー・ブレットと同じ様な者でが、発火用カートを空撃ち用にするスプリングが付いている。

発火用カートの構造は基本的に各社同じです。

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ハドソンSAAはシリンダー・インサートの見た目があまりよろしくなかったので、ダミー・ブレットの効果がありましたが、タナカは元々、インサートが小さいので好みが分かれるところ。

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プライマー部が凹んでいるのがダミーカートリッジ、真鍮の塊なので、発火用に比べてもかなり重いです。

このM36はスーパーリアル・フルメタルフィニッシュというモデルで、材質はGR-2000。光沢のある黒色はABSの様な色な感じで、塗装には見えなかったのですが、シリンダーの装填部の所に色ムラがあり、中をみると本来はグレーの様です。

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HWS,タナカ、コクサイと三者三様のJフレームが揃いました。

後はタナカのM40でSJFを狙っております。他にM37もありますけど、それよりもJ-Policeですかね。HWSとマルシンのガスガン、スタイル的にはどっちの方がリアルなんでしょう。

次回へのネタ作りに、これから夏休みの工作(ブルーイング)をしようかと思ってます、どうなることやら。

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