CAW .45AUTO Argentine Colt Modelo 1927
今年のASGKフェスティバルで購入いたしましたCAW .45AUTOは、アルゼンチン コルトであります。
いつかは購入しようと思っていましたCAWのガバ。オールシルバーのガバを持っていないので、それが発売したら買おうかと漠然と思っていましたがその気配がなく。2013年6月に発売されたアルゼンチンコルトは刻印が賑やかで、これは良いかもと思いつつ、財布の余裕があまりないところで悩んでいる内に、店頭から消えてしまった。無くなると無理してでも買っておけば良かったと思うことは毎度のことなのですが、ASGKフェスティバルでCAWブースで見つけ\23,800で購入しました。
右側面はアルゼンチアーミー(システマコルト)と同じ、アルゼンチン国章入りの刻印。
通常のアルゼンチンアーミーの左側面の刻印はD.G.F.M.-(F.M.A.P.)のみと寂しいのですが、これはコルトの刻印が入りどちら側も賑やかです。
更にスライド上部とチャンバー部にも、刻印が入ります。
擬似ショートリコルは六人部さん方式。エジェクターは肉厚になっていたり、リコイルするリングプラグが傘付きというBLKモデルとしてのアレンジはありますが、実銃とのニコイチが可能だけのことはあり、その出来は素晴らしい物であります。
しかし私自身、ガバメントのモデルガンを何挺も手にしてきたので、CAWのガバは初めてありますがモデルガンとしての新鮮味を感じることが出来ずにいたので、それならばブルーイングをして手を加えれば愛着も沸くだろうということで、この分解写真を撮ったところでこのまま研磨作業に入ります。プランジャーチューブやグリップスクリューブッシングが外せるので作業し易いです。
研磨作業がほぼ終わった所。まだまだ磨きが足りないとお叱りを受けそうですが、これでも耐水ペーパー2,000番まで使っております。HWSのHWより磨いても銀色になりにくい感じはします。
HWのブルーイングは今まで5挺してますが、G. Smith. Sのシャイニーブルーが使いやすかったので、より高価なEX.BLUEなら、より良い色が出るだろうと期待して使ってみました。
途中経過を飛ばして、染め終わって一夜明けたところです。シャイニー仕上剤を塗る前はもっと青々していたのですが、時間が経てば黒くなってくるのだから仕上剤を塗らないほうが良かったのかもと少し後悔、それともEX.OILの方が使った方が良かったのか?
数々のブルーイング職人さんの作品とは比べようにありませんが、今まで自分でブルーイングした中では、一番満足出来る仕上がりです。
買っては見たけれど、愛着のわかなかったアルゼンチンコルトですが、これでお気に入りの1挺になりました。
木製グリップはCAWのダイヤチェッカークラシックコルト。これもASGKフェスティバルで購入。ラスト1個だったのでさらに安く\4,500で購入しました。
時代考証は無視して、刻印が賑やかなのでグリップも賑やかにしたかったのです。馬に刺さっている槍の角度が刻印と違うのはなんでなんでしょう?内側にウェイトが入っていて片側で約50g、付属のHWグリップは約40gなので20g程、重くなります。
最近再販されたアルゼンチコルトは、へレット社のダイヤチェッカーのグリップが付属しているので、PAU FERRO(ELAN)のですがダイヤチャッカーグリップを付けてみました。
また、へレット社のコルトメダリオン入チェッカーグリップ付きもあるということで、これもエランで扱ってるものですが付けてみるとこんな感じです。御購入を検討している人に参考になれば幸いです。
正直、ダミーカートモデルの方が良かったのですが、アルゼンチンコルトはBLKモデルしかないので、手で作動させてみると最終弾以外は調子いいです。BLKカートリッジはMGC等とほぼ同じですがリムは薄いです。他社カートリッジでも手作動なら問題ありません。
自分でブルーイングしたものを並べてみました。染めてから年数が経つとただ黒いだけのようにも見えますが、光が当たる角度によっては、まだそれなりに見えたりすることもあります。ブルーイング後にジルコニアクリスタルを吹きかけたほうが良いのでしょうか。
所謂ミリガバを集めてみました。ミリガバといえど、モデルガンとしての設計は皆違いますし、刻印も違うので個性はあるのですが、しばらくガバメント系のモデルガンはいいかなと思いつつ、GCNMでないフルサイズのオールシルバーモデルは欲しいとも思っていたりします。
今度はCAWのブルドックを狙っているのですが、ASGKフェスティバルの時は6月頃発売と言っていたのですが、その前にローマンが発売されそうな感じですね。