« KOKUSAI S.&W. .44MAGNUM M-29 6.5in/MGC MODEL29 HW .44MAGNUM 6.5" | トップページ | HWS ボーチャード フルセット買いました »

2012年8月14日 (火)

TANIO-KOBA GM-7 SW1911

Dsc03507_7

今回はGM-7。当ブログにやっと登場です。

タニオ・コバからマルイのハイキャパをベースにモデルガンを発売すると聞いたときは、発売されたら即、購入と思っていたのですが、第一弾として2009年2月に発売されたのはハイキャパではなく、スプリングフィールドPCキャリーで価格が¥35,000であったのでしばらく見送ることにしました。

Gunpro2012_6

Gun Professionals 2012年6月号の広告より

タニオ・コバSW1911は久しぶりに広告を見て、このモデルガンが欲しいと思った製品でした。

タニオ・コバからSW1911は当初、イベント限定モデルとして発売され、後に通販でも少数、刻印と細かな仕様違いで3タイプ発売されてました。

SW1911はMGC新日本模型からも発売されていなかったし、イベント限定モデルなら少々高くても買っても良いかな思っていましたが、タイミングが合わなかったところに上の広告です。

究極版と言われれば、これしかあるまいと。イベントでGM7を買って小林さんに箱にサインして貰おうと企んでいたのですが、これは逃してはいけないとマルゴーで予約購入しました。

Dsc03246

染めていないHWとかグレーっぽい色は好きじゃなかったのですが、何故かこれは受け入れられました。

エランのストーンモデルも悪くないと思っているのですが、ガバならグレーっぽくても良いというわけでもなく(GM5HWキットの地肌が好きになれず。当時ブルーイングする気もなかったので、友達に譲った)、自分でも基準が良くわからないです。

Dsc03523

バックは2008年のS&Wのカタログ。

タニオ・コバは右上の「」 Product:108282 を製品化した様です。ホントはグレーよりシルバーが良かったですけどね。

Dsc03256

フロントサイト部。

サンドブラスト仕上げで少しは目立たなくはなっているのですが、セレーションの上に湯じわがあります。

Dsc03247

左側面の刻印の綺麗にはいっていますが、スライド表面は画像より汚いです。

Dsc03254

インジケーター(といっても半円の穴)が付いているチャンバー部

Dsc03249

右側面の刻印は少し寂しく、スライドの仕上げが目立ってしまいます。

Dsc03271

リアサイト周り。

外部エキストラクターがダミーなのは仕方ないとして、ダミーのピンが上から見えたら良かったかな。

Dsc03259

イベント・通販モデルはチェッカリングだったフレームも、実銃同様セレーションになりました。

Dsc03385

プラグリップのままでも悪くなかったのですが、やっぱり木製がいいので、アルタモントに交換しました。アンビセフティ用の切欠きは付いてないので、取り付けには加工が必要です。

Dsc03496

モデルガン初のエイトマキシマガジン。装弾もスムースでマガジンキャッチを押すと、シュポンと飛び出してくるのが気持ち良く。ステンレスマガジンも2本購入しましたが、

Dsc03459

底部のデザインと、プラスネジはちょっとガッカリです。

Dsc03047

GM-7用カート

プラ製カート50発¥2,625 ハードアルマイトカート8発¥2,100とリーズナブル

MGキャップ推奨ですけど、店頭在庫はいつまであるのでしょうか。

Dsc03389

左から
GM2用カートとデトネーター
GM7用プラ製カートとデトネーター
GM7用ハードアルマイト・カート
45ACPダミーカート

発火させる気満々なのですが、何だかんだで、まだ実行できてません。

Dsc03275

スライドを外して、バレルに巻かれたスプリングを見た時は、GM7はGM5(6)の発展型というよりGM2(4)の発展型の様に感じました。

Dsc03319

大体、分解したところ。

取扱説明書にいはスライド部の分解方法までしか書かれていません。ディスコネクターを分解するのにメインシャーシーまで外さないというのでマルイのガスガン・ベースというのを痛感します。それまでは、あまりガスガン臭さというのは感じなかったですが。

Dsc03447

流行りの樹脂製ホルスターも、フロンティアで¥2,250と安かったので購入してみました。

ベルトループ式かパドル式に交換化、角度調整も出来ます。

ロックのボタンにも慣れる為、何回か抜き差しの練習をしていて、フロント部が開いているで意外と素早く抜けると調子に乗っていたら、スライドにキズが付いてました。

GM5も少しきついが入りますけど、おすすめできません。

Dsc03427

買ったことを後悔もしていないし、気に入ってはいるのですが、やっぱり値段が高いと思ってしまいます。CAWの様に完全新規設計というわけでもないですからね。

GM7は、開発費等回収出来たら安くすると言っていたような・・・
モデルガンの人気が復活してきたとはいえ、昔の様な数は売れないでしょうけど

今後、GM7で角形トリガーガードのピンガンとか、ハイキャパとか発売してくれたら買ってしまうかもしれませんが、もう少し安くしてもらいたいものです。

Dsc03428_2

« KOKUSAI S.&W. .44MAGNUM M-29 6.5in/MGC MODEL29 HW .44MAGNUM 6.5" | トップページ | HWS ボーチャード フルセット買いました »

TANIO-KOBA」カテゴリの記事

コメント

GM7はいつか買おうと思いながら未だ踏み切れないです。

S&Wのガバと聞くと、昔の戦争映画のナンチャッテタイガー戦車を連想してしまいますが、SW1911はなんとなくS&Wっぽく見えるのが不思議ですw

GM7は調子の良い発火が売り物ですが、気楽に撃つにはお高いですね。

>Jumoさん
GM7は、今風のガバだけなのでJumoさんの好みから外れてそうですね。
SW1911は最初は違和感ありましたけど、あちこちでガバのクローンが出てきたら、S&Wのガバも有りだなと思える様になってきました。
3万を超えるハンドガンは、昔は高級カスタムだけでしたけど、時代が違うとはいえ製品のコンセプト的には、もう少し価格を抑えて欲しいです。

こんばんは。うらやましいです、私はネット限定・イベント限定とされたSW1911を買ってしまっていたので、二の足を踏んでしまいました。でも、このGM-7を撃って、MGCに使えるデトネーターだとか、某ショップで売っているGM-5スワップキットとか買ってしまいました。
モデルガンも少数しか生産できなくて、高額になってしまうのでしょうけど、何とかならんもんですかね。特に北京オリンピック以降は金属の値段が跳ね上がり、カートリッジすら値上げしないと元が取れなくなってしまう、と当時HWSの社長も嘆いていました。
モデルガンの場合、フレーム等の金型を作るだけで最低1~2千万はかかるとのことで、減価償却を考えると現在の値段は売れる数から考えても仕方ないことなんでしょうね。MGCなどの華やかかりし頃は、万単位の数が売れたそうですが、現在では1000丁とか2000丁売れればヒット作とか。MGCの44マグナムなんて、ひょっとしたら本物より数が売れたんじゃないか、という話まである位です。現在ではモデルガンメーカーのほとんどは家内制手工業みたいなものですからねぇ。そういう事情を知っているとなかなか「本物とここが違う」とか、「仕上げをなんとかせい」とはいえなくなってしまいました。出してくれるだけありがたい、ありがたいというのが最近つくづく感じることです。

>通りすがりの名古屋人さん
こんばんは。
金型の原価償却や、販売数等の状況はある程度は判っていますけど、カスタムガンショップから始まったCAWやHWSが完全新規金型で販売している製品と比べて、使いまわしがきくガバ系列の製品と考えてしまうと割高な感じはしてしまいます。
少し前までは、モデルガンを出してくれるだけでもありがたいという感じではありましたけど、毎月のように新作モデルガンが発売されるようなってきて、それだけユーザーが増えていくと、「高かろう、悪かろう」の製品ばかりではまた下火になってしまいます。
モデルガンを遊べる物として開発してきた小林さんですから、多くの人に気軽に遊んでもらうためにも、価格というのは重要ではないかと思います。

こんばんは。そうですね。おっしゃられるとおり、確かにバンバン撃ちまくるには高額ですよね。まあ、GM-7の場合はデトネーター系に消耗部品がある程度で、壊れにくいからいいものの・・・。
タニオコバのGM-7は一体何丁売れたのでしょうね。よく考えたらコクサイも現状HWのモデルガンは金属モデルの金型流用のはずです。ノーマルのABSモデルをいろいろ安価で出してくれたのはどちらかと言うと発火マニアの私には大変ありがたいことでした。どこが採算分岐点なんでしょうね。私はタニオコバのノーマルのシリーズ70とかミリタリーを作って欲しいです。だからマルシンのMTシリーズには期待をしていたのですが・・・。あまり芳しい評判は聞きませんね。ということで、本当はオートは面倒なのでリボルバ派の私でした。

いいですね~SWガバ 僕も最初え~っSWのガバ~と思っていましたがこちらはスマイソンのオート版のようなかっこよさがあっていいですね!もったい気持ちを押し殺して是非ババババババン!と連射されるとスカッとすると思いますよ~!

>通りすがりの名古屋人さん
こんにちは。
ABSのGM-7良いですね~。昔のMGCのようなツルピカABSやシルバーメッキモデルが発売されたら魅力的です。
GM-7はあのエキストラクターの設計から、ミリガバやS'70を出す気なさそうですよね。それでマルシンのMTなのでしょうけど。
MTは私も当初、買うつもりでしたが評判が悪すぎて止めました。マルシンがきちんとタニコバさんに言われた通りに改修して販売してくれたらと残念です。

>hajimeさん
「スマイソンのオート版」そうか、そうゆう表現がありましたか。COLTとS&W、相容れない様でも合わさるとカッコ良くなる不思議な関係ですね。
もったいない気持ちで発火しないわけではなくて、時間と場所が確保できないのですよね。

こんばんは。そうですね、タニオコバでは出すつもりが無いのでしょうね。関西の代理店系の某ショップでカスタム品が出ていますが、それこそ発火させる勇気も予算もありません。スマイソンのオート版ですか、いい表現ですね。モデルガンのオートは面倒なので大方の場合、ガスガンBLKで自分を慰めているのですが、ガスガンも手入れを怠るとガス漏れとかうっとうしくて、どうしてもリボルバに走ってしまいます。でもオートにはオートの魅力があるので・・・。グアムの屋外射場でルガーP-08を撃ったときは、命中精度、撃ち易さに非常に感動を覚えました。タナカさんがルガーのモデルガンにチャレンジしているというようなうわさを聞いたことがあるのですが、GM-7並に気楽に撃てるモデルが出ると嬉しいのです・・・MGCのは紙火薬時代、オープンデトネーターのキャップ、CPと散々撃ち倒したのですが、今でも持っていますが、さすがにパーツの供給を考えると、もう撃てません。値段的にも、手入れ的にも撃ちやすいルガーが欲しい今日この頃です(笑)

>通りすがりの名古屋人さん
現在、遊びやすいBLKモデルガンはGM7のシステムですから、色々と展開して欲しいです。
タナカはP08ガスガン発表時に、モデルガンも出すという記事を読んだ覚えがあるのですが、最近モデルガンに力を入れてるので、まだ望みはあるかな?でも、パラカートは面倒なんですよね。

こんばんは。
こちらを拝見して、似たような外観でもS&W刻印とスライドセレーション&エキストラクターでずいぶんと異なる印象を受けました。
自分はGM7ファーストロットに飛びついてガンガン撃ちました(といっても樹脂カートのみで300発くらいです)が、デトネータのゴムを2回替えただけで好調そのものです。撃発後の清掃と注油を怠らなければ、ほとんど劣化は見られません。
マルシンのTMコマンダーも発火させましたが、こちらはチューニングの敷居が高く、箱出し好調とは行きません。しかし関西系の公認ショップHPのチューニング手ほどきを確実の実行すれば好調になると期待できます(ウチの個体も、ほぼ同じ道を辿っています)。
今後は9パラサイズをVP70あたりで期待したいところですが、投資対効果(売上)を考えると厳しい物がありそうですね。

>TDF MRIさん
こんばんは。
好調なGM7に比べると、マルシンは残念ですね。そのショップで調整済みも販売してましたけど、完全ではない様なことが書かれたので、素直にGM7を買おうと思いました。マルシンガバも決して調子の悪いモデルガンでは無かったはずなのですが、元のスズキが出てからもう30年経ちますからね。
タニコバVP70が発売された時、イベントで小林さんにモデルガンで出して下さい。と言ったら「ガスガンの方が、気楽に遊べるでしょう」と返されました。モデルガン人気は多少復活しましたが、各モデル100挺づつしかつくっていない状況だと、当分はガバのバリエーションですかね。

はじめまして。
ドーベルマン刑事も流行っていましたが、私はGメン75でした。千葉ちゃんがガバを組立てながら(スプリングがない!)といってハリガネを小指に巻いて代用品を急造するシーンに子供ながら(それはムリだろう!)と笑ったものでした。私は30年振りにショップをのぞき、フルオートのハンドガンが人気なのを知り、驚きとともにKCSのG18Cを購入。楽しんでいます。今後ともがんばって下さい。

GM7カッコイいじゃないですか!僕はこのSW1911オートはアリですね! 残念ながら僕がよく行く関西のショップには現物がありませんξ。(;_;)店員さんにタニオコバ商品は置かないの?と聞いたら・・高いから売れないと言ってました・・まあね・・・時代が時代だからですかね・ξモデルガンよりエアガンの方が売れるからですね。・・オートのスマイソン・・現物見てみたいです。できれば触ってみたいですよ・・・

>wertyさん
はじめまして。
Gメン75はOPと倉田保昭が香港で戦っていた位しか覚えてませんけど、今なら千葉真一がそれをやっても許せそうな気がしますw
30年前の電動シュマイザーから、かなり進化しました。残念ながら当ブログでは、エアーソフトガンは殆ど取り扱いません。ネタ切れなので、何かないと更新も出来ない状態です。

>SS32オートさん
関西でもGM7を取り扱っているお店は多数あると思いますが、馴染みのお店をひいきしたというお気持ちも解ります。
どうしても気になるものがあれば、他店で見せてもらって気に入ったら取り寄せてもらうしかないでしょうね。

まあそこまでひいきの店でもないですけど・・買った商品に対してのアフターケアがバッチリなお店なのでかれこれ長いつきあいですね。~
ただ確かに以前にもハートフォードさんやCAWさんの比較的値段が高い目のモデルガンがいつまでも商品棚に長い事飾ってありましたしね。・・お店も入荷した以上は売れないと困りますもんねξ・
まあGM7は他の店にあればぜひ触らしてもらいたいと思います。・・やっぱまだまだショップの売れ筋商品はエアガンですな・・かくいう私もマルイのガバメントは所持してますが・・ホントよく出来てるわー~。マルイの45オートシリーズって・・すんません。エアガン誉めちゃいました。

>SS32オートさん
マルイのガバはイベントで触った位ですが、良い出来だと思います。タニコバさんがGM7のベースにするくらいですから。
パーツの共有化の為というのはわかりますけど、フレームの構造がGM2のようにコストや強度の為にこうなったというオリジナルの小林メカだったら、リアルでなくても受け入れられるのですけどね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TANIO-KOBA GM-7 SW1911:

« KOKUSAI S.&W. .44MAGNUM M-29 6.5in/MGC MODEL29 HW .44MAGNUM 6.5" | トップページ | HWS ボーチャード フルセット買いました »