KOKUSAI S.&W. .44MAGNUM M-29 6.5in/MGC MODEL29 HW .44MAGNUM 6.5"
既に紹介済みでありますmaxさんから頂いた国際M-29(旧・金属モデル)と、MGC M29 HW。この度、お色直しをしましたので、再登場となります。
コクサイの1979年頃のカタログ「GUN」
当時、兄がダーティハリーの6.5inが欲しくて購入したのが、そんなことも知らなかった私は、このカタログを見ては、8inの方が長くてカッコいいのに何でこっちを買わなかったのだと思っておりました。
金属製モデルガンは、「白または黄色」にしなくてはならないということは、当然、知っておりましたが、昔の金属製モデルガンは触っているだけでも金色が剥げていき、やがて銀色となってしまうのですが、この銀色についてはセーフと思っていたのですがどうやら、規制の対象となることがありらしく、これについてはGun Proffional誌のヴィンテージ・モデルガン・コレクションに、「クリアー・イエローを吹きつけるなどの処置が必要です」と書かれるようになりました。
クリアー・イエローで塗装されたモデルガンを、高田馬場のアンクルで見たことがあるのですが、あまり好みの色合いではなく、ヴィンテージ・モデルガン・コレクションで登場してる46年規制前のを塗装した様な金色にしたいと思っておりましたが、どの塗料を使用しているかわからず。とりあえず銀座ハンズで見つけたアサヒペンのメッキ調スプレーの「ゴールド」。同じく「真鍮」もあったが、キャップの見本色が赤っぽかったので、こちらにしてみました。
この画像は、実際の見た目に近いです。メッキ調のゴールドというより磨いていない真鍮という感じですが、この色は気に入っています。
塗装面はあまり強いほうではなく、組立に触っていても手に金粉みたいのが付きますし、作動させて擦れるところ、爪で引っ掻いただけでも剥がれますので、更にジルコニア・クリスタルをスプレーしたほうが良さそうです。
新品時とは違いますけど、金色の輝きを取り戻したM29を手に取りますと、昔に兄のを触らしてもらった頃を思い出させます。当時は左右の人差し指を使わないとダブルアクションできなかったのですが、今はペコペコという感じで辛うじて動いてくれてます。
国際のカタログは兄がM29購入時に付いてきたのは、表紙にS&Wリボルバーのイラストがあり、ミリタリー&ポリス、ニューセンチュリー、マスターピースM-14が、発売予定となっていました。このカタログは後にブックホークを買ってもらった時に付いていた物でKフレーむ3種の写真が載り、社名が国際産業株式会社からコクサイに変わっています。
続きまして、MGCのM29。一枚目の画像でお分かりでしょうが、チェッカーの木製グリップが付いております。ダーティハリーごっこするなら、これの方が気分がでます。
このグリップはキャロムショットのタナカM29用の紫檀オーバースクエアを、加工して取り付けたのですが・・・
タナカにマルベリーフィールドを付け替えてからキャロムの木グリは出番がなかったので、最初はコクサイ旧M29に少し削れば取り付けられそうだと思い、¥100ショップで購入した彫刻刀でゴリゴリと削って、左右とも合わせていきました。
ところが左右両方付けると、隙間があいてしまう。グリップをさらに1~2mm削れば良いのだが工具もないので簡単なことではない。既に3時間以上作業していて無駄骨だったのかとがっかりしてたのですが・・・
コクサイ旧M29はMGCを参考に設計されているので、もしかしたらと思ったらMGCにピッタリと付きました。フレームとグリップのラインもコクサイより合っています。
MGCのM29には、前にコメントで通りすがりの名古屋人さんが教えてくれた様にCAWの木グリを加工して付けようと思っていたのですが、しばらくはこれで満足できそうです。
M29 6.5in揃い踏み。MGCやコクサイよりはるかに設計が新しいタナカだが、手にした時の満足度が少ないのが残念であります。HWSから発売してくれないものだろうか。
前に金属オート勢揃いを撮影したので、金属リボルバーを並べてみました。
ブログ始めたころに書きましたが、小さいころ、兄と一緒に模型店へ行き、ショーウィンドウに並んでいる金色のモデルガンを見て、「どうして金色なの?」と聞いたとき、兄は「本物そっくりだからだよ」と答えました。その時は私は、金色にしなければならないほど本物そっくりなんだと、それだけ凄い物なのだと衝撃を受けました。それからモデルガンへの憧れが始まり、今に続いています(途中、中断もありましたけど)。
後々、それ程本物そっくりでもなかったということ知った時も、衝撃的でありましたけどw