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2012年5月 6日 (日)

HUDSON Ruger Super Blackhawk. 44Magunum Revolver  ‐PartⅡ‐

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過去に何度か書いたと思いますが、私がこの趣味に入ってきたのは昭和50~54年に「週刊少年ジャンプ」で連載された原作・武論尊 漫画・平松伸二の「ドーベルマン刑事」の影響が大きいです。

それから30年以上の時を破り、週刊 漫画ゴラク 5/11.18合併号に、「新・ドーベルマン刑事」として復活ということで、ハドソン ルガー・スーパー・ブラックホークを再び取り上げてきます。

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「新・ドーベルマン刑事」は前作の最終話のラストから始まります。
白いタキシードを着て血まみれで倒れている加納刑事「200X年・・・加納錠治、殉職!?しかし、現代・・・」の文字が、30年も経っているので竜子の子供かとも思いましたが、1979年だったのを200X年に設定変更しています。昔はオジサンと思っていた西谷特犯課課長が38歳と、いつのまにか年下になっているのはショックでしたw

加納としか思えない男が登場して前編終了なので、まだ何とも評価できないので後編がどうなるかですね。

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当時「ドーベルマン刑事」と共に貪り読んでいたのが、コクサイの1978年頃のカタログ「GUN」

当時、兄が持っていたこのカタログで銃の名前を憶えていきました。一番飽きずに眺めていたのはやはり加納が持っているブラックホークのページでした。後にLSのプラモのブラックホークを手にするのですが、やはり兄が持っていた金属製M29 6.5inの迫力にはかなわないので、黒いABS製より、とにかく重い金属製に憧れていました。

後に親に無理言って金属製10inモデルを買って貰うことになり、最初は興奮して振り回しておりましたが、最終的には飽きて捨ててしまうという、今にして思えば・・・ですね。

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ハドソンのブックホークは2回目なので、前よりもじっくりと取り上げていきたいと思います。

中古で購入した物でありますが、前オーナーが予備に買っておいた物だと思える、ファイヤリングピンナットが付いていました。ファイヤリングピンの方が消耗・破損しやすいパーツと思うのだが、何故、ファイヤリングピンナット?

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マズル部、6条のライフルリングが再現されていて、銃口内は黒く塗られています(前オーナーの仕業?)。

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シリンダーインサート部、ガス抜けとエジェクターを通すために最低限、開いています。

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フレームの刻印。
何度目かの再生産品であるこのモデルはSMG刻印であるが、当初はSM刻印でした。

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集英社文庫「ドーベルマン刑事」の裏表紙に描かれたブラックホーク。SM刻印がわかるだろうか。加納はハドソンのブラックホークを使っていたのであるw

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リアサイト部が金色の物を多く見かけるが、黒色のは少ないかもしれない。

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素朴な木目の木製グリップ、+スクリューなのが残念。
1999年以降に再販されたものはアルタモント社製でスタームルガーオリジナルのメダリオンが付いたものでした(最終生産品はプラ・グリップ)。

当時、ハドソンに問い合わせたが別売はしてくれなかったのだが、3本スクリューのオールド・モデルにはアルタモントより、こっちほうが合っていると自分に言い聞かせてます。

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マルベリーフィールドのスーパーカートリッジと比べると、ハドソンのカートは随分と小さい。

カート内の撃針が、特徴のある形状をしている。加工に手間がかかるし、ガス抜けも良くなさそうだが、どうしてだろうか?

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前回やらなかった分解写真。

パーツリストに載っていないワッシァーがあります。(シリンダーラッチSPの隣のパーツ)
分解中に良く確認してなく落ちてきたので、正確な取り付け場所は不明ですが、トリガーの横に付けておきました。

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宮武愛用のオートマグと(30連には短すぎるが、それっぽくしてみましたw)

「新・ドーベルマン刑事」にはまだ、宮武もキャティも出来てきていないのだが、特犯課から外れてしまったのだろうか、再登場に期待したいです。

30年前とは違い、今では44マグナムが世界最強のハンドガン・カートリッジでなくなってしまったであるが、まさか新作では加納がM500に持ち替えていたり、宮武がデザートイーグル50AEになっていないか不安であります。とりあえず漫画ゴラクの表紙はブラックホークだったので、変わらぬことを願いたいです。

M500やデザートイーグルを持った、新キャラか犯人は出て来る展開がありそうだが、それらよりパワー不足の分をどのように補う演出をしてくれるのだろうか。

大好きな作品の続編が始まることは嬉しくもありが、前作の最終回は実に綺麗に終わっているので、不安でもあります。

間違ってでも、こんなのでは続編はやらないで欲しかったと思ってしまうような作品にならないことを祈るばかりです。ハドソンのブラックホークを振り回して「ド外道が!ドゴォーン」と加納ゴッコを30何年かぶりにやりたくなってしまうのを描いてもらいたいです。

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HUDSON」カテゴリの記事

コメント

GFCさんこんばんは~
やっぱりスーパーブラックホークは名前からして漢のガンですね!
「ドーベルマン刑事」は実はよく知りませんが黒沢年男さんの同タイトルの実写ドラマはドーベルマン(犬)と刑事の話しだったはず、記憶はあまりないですが~全然関係ね~(すみませーん)
金属モデルガンの44は重くてごつくて充実感の高いコレクションになりますね!オートマグもいいですよね~

>hajimeさん
こんばんは。
黒沢年男の「爆走!ドーベルマン刑事」は1話を観て、漫画と内容が違いすぎてそれ以降、ほとんど見ていません。犬が出てたのさえ覚えていなく、バイクを乗り回していたとしか…

でかくて重い金属製モデルガンは、手にすると昔の気持ちに戻れます。何だかんだと言っても44マグナムが大好きで、自分の中はまだ世界最強で.500S&Wマグナムとか認めたくないところがあります。

GFCさん、はじめまして。いつもはROMですが、懐かしい話題が出たので書き込むことにしました。
ドーベルマン刑事は毎週楽しく読んでいました。ドゴォーンを聞かないと一週間が始まらないと思ったほどです(笑)
脇役の西谷さん、宮武、三森、沙樹もキャラが立っていて楽しい作品でした。
当時はまだsm自主規制の時代だったので、昔のコミックス表紙には「sm」マーク入りのものもありましたよ。
これを見て「やるな、加納はモデルガンで戦っているのか」と大笑いした記憶があります。
初期のドーベルマン刑事は沖縄基地、覚せい剤(ヒロポン)、梅毒など、当時の社会問題を真正面から取り上げており、好感が持てました。
スーパーブラックホークがここまで有名になったのは紛れもなくドーベルマン刑事の功績であろうと思います。

>albertさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。

加納のBHがsmマーク入ハドソン製というのを知ったのは、かなり後になってからでした。

ブラックホーク好き=ドーベルマン刑事のファン、という比率は高いでしょうね。加納が使わなくても、このスタイルは単純にカッコよくて好きですが、別の銃だったらそれはそれで、好きになっていたでしょう。

連載当時は小学生だったので何も考えずに読んでましたが、数ヵ月前に一通り読み直した時に、当時の社会問題を題材にしていたことに気づき再評価していたところなのですが…

新ドーベルマン刑事の後編を読みまして、まさかBHをあんなところから取り出すとは!おかしな方向へ向かっているようで、今後が不安です。

この道に入るきっかけの一丁とは思い出深いですね。

自分にそういう一丁があるか考えてみるとよく思い出せません。

私もドーベルマン刑事はリアルタイムで読んでいましたが、なぜかブラックホークではなくLSのM29 12インチを手にしていましたw
この道に入った当初は「大口径・長銃身」が格好良く思い買ったのですが、完成まもなく振り回しすぎてバレルがすっ飛んでしまいましたww

今思うとそのころからS&Wのリボルバが好きだったんでしょうねぇ。

>Jumoさん
この道に入るきっかさとなった銃でありますが、興味の移り変わりがあったりして、そのような一挺を中古で購入したことに、後になって後悔してます。

私も銃身は長い方がカッコイイと思っていたので、LSのM29 12inは欲しかったです。カタログ(チラシ)の写真は白いグリップでハンティング・スペシャルという名前付いて、特別な感じに惹かれたのですが、近所の模型屋には売っていませんでした。

お久しぶりです~。 ハドソンの金属ブラックホークは僕も買おうかと思ってる内に買いそびれた一品です。(;_;)。 中古とかはいまでもチャンスがあれば購入できますかね?・ パソコンの画面で見てる感じではGFCさんの物はなかなか程度が良さげですね。 羨ましい~ 国際のMー19とMー29は金属を持ってますがやはりABSやHWでは味わえない質感ですよね。・・ドーベルマン刑事・・変な方向に行かない事を願いますね(T_T)

>SS32オートさん
国際やWAより、ハドソンは生産時期が長かったので、それなりに中古も出回っていそうですが。CAWやタナカからリバイバル生産される望みもないと思われますし、現在も所有している人は中々手放さないかな?

「新ドーベルマン刑事」はあまり期待しない方が良いような気がしてきました。話が進んでないのに、次回が6/29発売って間が開けすぎ。前は毎週1話完結していたのに、武論尊がいないと駄目か。

こんばんは。
たぶん連載開始の頃は中学生で、同時期のコメディタッチのこち亀、中川がM29なのに対し、バイオレンスな加納はハーレーからシングルアクションの本機をぶっ放していたのが強く印象に残っています。千葉ちゃんの映画はかなり時間が経ってからレンタルビデオで観ましたが、原作のイメージからは遠かったです。なにやら豚さんと一緒だったような…。
LS製7.5インチは自分も当時組みましたが、ベースはやはりハドソンでしょうかねぇ?ウチのハドソン7.5インチはSMG初期品なのでクリヤーイエローを吹いてあげないとカラーでブログデビューできないのが難点ですが、いずれ処理をしてUPしようと思っております。

>TDF MRIさん
こんにちは。
少年ジャンプ連載ということもあって、意外と皆さん、読んでますね。でも、ワイルド7程、モデルガン愛好者から支持されていないのが、少し寂しいです。
LSと国際では、グリップの互換性は無かったので、LSはハドソン製がベースだったかもしれません。
私も国際 旧M29を塗装しないといけないのですが…クリアイエローではないスプレーを買ってみたのですが、上手くいくかな?

はじめまして、こんにちは。
懐かしい話題に微笑んでいます。
印象に残っている話では、肝心のブラックホークが無い状態で、鉄パイプに弾丸込めてベルトのバックル?でプライマー?叩いて発砲するという、杉ちゃんも真っ青なワイルドぶりが・・・今でもたま~に思い出されます(笑)。ストーリーはほとんど覚えてませんがネ。。。コクサイのカタログは懐かしいです。モデルガンが欲しくなりました。(私は当時M29 4インチ買ったな~)

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>D_Kagrazakaさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
「ドーベルマン刑事」でこんなに反響があるとは思いませんでした。
鉄パイプのエピソードは前に、TDF MRIさんも思い出していましたし、確かにインパクトありましたね。

>Hiercegrict
Thank you.
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I Make this website using the template of the provider.

この記事を読んで、私も自分のブラックホークをいじりたくなりました。
しかし、国際はプラばかり3丁、スズキは44と357が一丁ずつ。
WAはこれ以上は破損が怖いし、マルシンの金属は崩壊寸前だし、ハドソンも金属だからなんとなく発火できないし。
奇跡的に国際の44の3丁の内の2丁はフレームにクラックが無く、これを打ち倒そうと考えました。
まず、HWSのノンスキップノンフルートシリンダーを用意します。HWSのシリンダーは国際のベースピンにはちょうどいいのですが、全長が少し長く、ベースピンのところにある別パーツが半分くらいシリンダーに埋まるようにするとちょうどいい長さです。
それ以外にはシリンダーハンドをHWSの
ピーメのファストドロウ使用のように斜めに削り、シリンダー後部のノッチにあるようにしてやれば、HWSのダブルキャップカートも、サードパーティ製のトリプルキャップカートも使えます。
ちなみに、スズキの44ブラックホークにはHWSのシリンダーがそのまま入ります。
ただし、HWSのノンスキップシリンダーのノンフルートはHWしかないので、着色したくなります。私はセオリーどおりアルミブラックで染めた後、数日放置してから水洗いし、シリコンオイルで黒っぽくしました。

>通りすがりの名古屋人さん
ブラックホークだけでも、凄いコレクションですね!
貴重な国際製を、発火用カスタムにするもの贅沢で羨ましい限りです。
ハドソンも姿を消して、マルシンがガスガンのモデルガン化してくれればと思いますが、期待はできなそうです。

『こちら亀有公園前派出所』で,両さんが,中川が携帯している私物の拳銃を見て「本庁の加納のと同じだ」って言うシーンがありましたね.それに対して中川は,自分のは加納のとは違う,って答えたような気がするのですが…….正確には何だったかな?

>「君もドーベルマン刑事になれる」さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
「こち亀」のそのエピソードは覚えておりませんが、中川はM29を使用していましたね。

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