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2012年3月20日 (火)

HWS LIBERATOR

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リバレーターのことは、Gunに興味を持ち始めて買った「世界の拳銃大図鑑」か「拳銃マシンガン大百科」のどちらに載っていたという、おぼろげな記憶があります。

銃の名前を覚え始めていった時期に、印象に残っているのがモデルガン化されると嬉しくなってしまい、早速、入手してしまいました。

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当時のボックスをも再現してくれたのは嬉しいのですが。コストがかかっても復刻版ボックスは内箱にして、外箱にバーコードやSPGシールを貼る形態にしてほしかったです。製品保護の為に、復刻版ボックスの片側にホチキスを使用しているので、ディスプレイ等に新たに必要な人向けに別売もしているという拘りなのに、何か残念です。

箱から取り出すのが意外と大変で、箱を少し破ってしまった。また戻して蓋を閉めるのも大変です。

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手に取ると、思ったよりも大きく重いです。連射出来るわけではないけど、実銃ならばグリップ内にカート10発格納出来るのでガバよりも多いともいえるが、これでドイツ軍と戦いたくはないです。HWSはウエイトで重量を稼いでいます。

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プレスの感じが良く出ていて、塗装も綺麗です。

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コッキングポジション。トリガーを引くともう少しコッキング・ノブ(ハンマー)が下がってから、トリガーコネクターから外れ、前進してプライマーを叩きます。
コッキング・ノブはそのうち黒ずんできそうな感じです。

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グリップ部にカートは、2発格納でき(本体付属は1発)、グリップ内を覗くと「SPG HWS」の刻印があります。

取説に「マガジンプレートは錆びやすいので時々オイルをひくこと」とあります。プレートが少々、カチャカチャするのは仕方がないでしょう。

カートは26年式と同じタイプで、装填する時は同様にブレット部は外します。リムに「F」「A」「42」(フェデラル・アモ 1942年製)の刻印があります。

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カートを装填したところ。
コッキング・ノブは引いてから90度回転させフレームに引っ掛けるのだが、その部分の塗装が剥げることがあると、購入時に店頭で言われたので注意してます。

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カートリッジの押し出し棒は、ディスプレイ用の太い物と、インサートのあるモデルガンに使用できる細い物が付属してます。

HWSのお店ではファストドロウ・コンテストを開催しているが、リバレーターの装填から発火の大会なんかも、やってみたら面白そうなのですが、どうでしょう?

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実銃は分解出来ないが、モデルガンは分解できるようにアレンジされています。オモチャみたいけど、実銃通りのメカニズムです。

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部品点数は少ないですが、分解は結構面倒でした。実銃も分解のことは考えてつくられてないですからね。組立は、ガイドロッドカラー・ピンを入れるところ以外は楽です。

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HWSのビンテージ・モデルガン・シリーズの第一弾の九四式、第二弾の二十六年式、そして第3弾として発売されたリバレーター。

HWSはリバレーターの発売を2005年に発表しましたが、発売が今の時期になったことは結果的に良かったのではないでしょうか。モデルガンの市場も少しは活気で出てきて、以前よりもマニアックな銃がモデルアップされてきてますから、リバレーターも受け入れやすい状況になってきているのではないかと。

第4弾は御存知、ボーチャードでありますが、これも入手したいですが、高額になりそうで簡単に手は出せなさそうです。CAWのも気になりますし。早くも第5弾も気になるところですが、どういった方向へ向かうのか楽しみであります。

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コメント

うわーっいいな~いいな~こちらぜひ買いたい逸品でございます。(そのうちキットが出ないかな~と思ったりもしちゃって 笑)こんなマニアックなガンを出してくれるなんて!ん~これは何とかして購入したいな~ラストの写真の26年式もやっぱりいいですね~んー欲しいのがジャンジャン発売されるという事はいい事ですがボンビーには辛いところでございます~

>hajimeさん
箱のシールには「HWS リバレーター 完成品」とあるので、キットモデルも必ず発売されると思っています。

東京店限定で、塗装なしモデルなんかも出てますけど、綺麗にブルーイングした、どうな感じなのかも見てみたいですね。

80年代、モデルガンが多種、発売されていた時はお小遣いがなくて、悔しい思いをしてきましたが、社会人になってもお小遣いがなくて悔しい思いをするとは(泣)

こんばんは。私は、別冊Gun「世界のハンドガン」でこの銃の存在を知りました。最初見たとき「なんだ、この銃」という感じでした、なんとなく怪しく見えました。まだ買ってないのですが、写真をみると、昨年のGun9月号でタークさんがレポートしてた実銃復刻版みたいですね。(^_^)

>今日も太鼓でビンビンさん
こんばんは。
「世界のハンドガン」ではカスタムガンと並べられているので、違和感がありすぎますw
Gun誌では9月号のレポートまで、あまり詳しく書かれたことがなかったようね。木の棒で排莢させると知ったのは、コンバット誌だったかな?
HWSは、これはリバレーターのモデルガンというより、復刻版なのだという気合が伝わってくるような商品です。

返事ありがとうございます。m(__)mそうなんですよね、しかも原産国が「他」になってますもんね(笑)。

こんな戦時中の簡易銃を製品化して需要があるのかなぁ?と思っていましたが、海外ではコレ専門のコレクターもいるそうで、HWSのモデルガンも結構人気みたいですね。

急場しのぎの大量生産品のイメージがありますが、HWSのモデルガンの仕上げはキッチリとしてますね。

最近のHWSは新規製品のレベルも上がり、次期製品への期待も高まります。

できれば戦後モデルをお願いしたいです。

>Jumoさん
発表から、発売まで時間がかかったということは、市場の反応を見ていたのでしょうかね?
やはり特殊な銃ですから、製品化する決断が難しかったでしょうが、人気あるようでなりよりです。

仕上げが悪くても良いのが、仕上げが良かったりして、今後もこのレベルでお願いしたいです。

Kフレームのステンレス版とか、出して欲しいですね。出来ればNフレームも。

久しぶりに見たら結構早いペースでGFCさんが更新しているのでビックリしています。(^o^)/ リバレータの現物を見ていないのでなんですが・・こんなモノまでモデルガン化されるなんて!って感じですね。!! 考えようによっては20年くらい前のモデルガン全盛期より凄いなーって思います・・(^O^)

こんばんは。
本機はM3(グリースガン)と共に板金プレスが得意な自動車メーカー(GM)製ということがまず頭に浮かびます。外観から察するに、自動車の鉄板でポピュラーな亜鉛メッキ鋼板のムキ出しだったではないかと想像してしまいますが…?
その次に浮かぶのは、本機を知ったのと同じ頃、鉄パイプとクギでマグナム弾を発射し犯人を倒したドーベルマン刑事のエピソードです。どのようにカートを固定したのか忘れましたが、加納刑事は自分のベルトのバックルで釘をプライマーに打ち付けたのだったと思います。
キット待ちで恐縮ですが、いずれは入手したい一丁です!

>SS32オートさん
ネタがあったので更新してましたが、次回はまだ未定です。
現在、モデルガンに力入れてるHWSとCAWの商品の傾向が似てしまっているのが残念なところ。マルシンも頑張ってもらえれば、80年代前半の勢いに近づけるのですが。

>TDF MRIさん
こんばんは。
リバレーターは45ACPを撃ち出すことが出来るだけの物ですから、これを100万丁生産するより、M3を10万丁作った方が良かったのではと、思ってしまいます。
ドーベルマン刑事のは、鉄パイプに44マグカート、その後ろにファイアリングピンとなる釘を泥で固定してましたけど、カートは固定されていませんねw 内側にリムの段差がきっちりあう鉄パイプがあったのでしょうw
キットモデルは発売してくれるでしょうけど、94式、26年式の後となると当分、先になりそうですね。

こんばんは。
自分の中でのリバレーターは、黒ずんだ銀色のイメージでしたが、新品の銀色も綺麗でいいですね。
過去にキット物もありましたが、やはりモデルガンでの発売は嬉しいです。待っていた人も多かったのか、初回完売でその人気ぶりが伺えます。

こうして見ると、やはりリバレーターには不思議な魅力がありますね。同じアンダーグラウンドなガンでもウェルロッドではこうはいかないかなw

>VanVeenさん
こんにちは
黒ずんだ銀色のイメージはありましたが、Gun誌でのレプリカモデルのレポートもあったので違和感はないです。それにモデルガンとしては綺麗なほうがいいですね。

こういったモデルガンが売れることで、これから発売される物のジャンルが広がっていきそうですね。ウェルロッドまで、発売されるかはわからないがw

今年の床井さんの講習会は「秘密作戦の小火器」らしいですが、ウェルロッドのようなのを解説していくのでしょうかね。

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