« HWS 二十六年式拳銃 | トップページ | モデル玩具箱 »

2011年12月31日 (土)

HWS Martz Custom Luger (Base:MARUSHIN)

Dsc02259

何回も書いてますが私が初めて購入したGun誌は1980年11月号で、その第一特集でイチロー氏がレポートしたネイビールガーに憧れマルシン製を購入したわけですが、イチロー氏のネイビールガーはオリジナルではなくジョン・V・マーツ氏によってカスタムされた物というのは後になって理解することになります。

オリジナルとの違いは、MSTR(マーツ・セルフ・トグル・リリース)が搭載されていることで、それをマルシン製金属モデルをベースにHWSが再現したカスタムが今回紹介するマーツカスタムです。

Dsc02255

Gun誌1984年8・9月号のジョン・マーツ氏のカスタムのピンナップをバックに
これらのカスタムは2007年12月29日の記事で取り上げてます。

10年前にもHWSはマーツ・カスタムを製作していたのですが、その頃はこの趣味から離れ、Gun誌も立ち読みしかしてなく気づかなかったのですが、後に購入したGun誌2001年6月号を読み悔しがったものでした。

そしてGun誌2011年6月号のHWSの広告に小さく「マーツ・カスタム再始動!」とあったので、早速問い合わせとしてみると「大変申し訳ありませんが、今回の企画では『持ち込み』加工は予定しておりません。」とのこと、マーツ・カスタムにするのなら6inだけど、すでに持っているのでどうしたものか悩み。メールには続いてなお、今後「持ち込み」加工を承ることができるようになりましたら、GUN誌、アームズマガジン誌等の業界専門誌の弊社広告や弊社WEBページで告知させていただきます。」とあったので、これに期待をしていたら9月号のトイガン・ニューモデル・レポートで持ち込み加工料¥31,500とありました。以前は¥20,500だったのだが、10年経っているので仕方がないと納得させ床井雅美講習会2011 ジャーマンピストルの軌跡をJumoさんと受講した後、HWS東京店へと持ち込みをしたのでした。

持ち込んだ時に「作業は9月から始めます。」といっていたので10月には出来上がると思っていたのですが、12月26日にやっと届きました。

Dsc02311

完成時についてきた公認証、マーツ氏からFAXのコピー、取扱説明書、MSTRの機能説明写真、実銃の写真。

Dsc02264

左が、MSTRレバー(セフティ・レバーとホールド・オープン・ラッチを繋ぐ)
中央が、METR用セフティ・バー
右が、オリジナルのセフティ・バー

Dsc02270

トグルを引いた状態

Dsc02240

セフティ・レバーを上げた状態。
マガジン・フォロアーによってホールドオープンラッチが僅かに上昇して、ブリーチブロックを固定する。

Dsc02231

Dsc02237

セフティレバーを下げると、MSTRレバーが連動して、ホールドオープンラッチを下げ、トグルを閉鎖する。

セフティがかかった状態で、チャンバーのロードされるため暴発の事故が防げるというものです。

Dsc02206

マーツカスタムに加えられた刻印。ロッキングボルト上の「MSTR」
トリガープレートを外した所に「JVM」(ジョン・V・マーツ)
グリップ上の「Martz Castom LINCOLN CALIF. U.S.A.」

グリップ上の刻印はイチロー氏がレポートした物にはなかったのですが、HWSのマーツカスタムはこの刻印があるからこそ、新品モデルガンが買える金額を出してカスタムしたところがあります。

Dsc02243

マーツ氏からHWS代表のコネティ加藤氏へのFAXのコピー

転記してので、翻訳してみてください。

Dear Mr.Kato,

  We received your FAX this morning concerning your toy Luger.I must say it was exciting to get your call from Japan.I am honored that you think that highly of my MATR.

     There are numerous questions I would like to know.Is this a full size Luger? Maybe you can answer these questions.

     Thank you for your interest in my gun work.

  Sincerely
                                                                                       
John Martz

Dsc02304

もう手にされた方も多いでしょうアームズ・マガジン付録の「Gun Professionals VOL.0」

国際出版の「月刊Gun」として復活してほしかったですが、このまま消滅するより引き続き、Gun誌ライター達の記事が読めることを素直に喜びたいです。でも「Gun Professionals」の「Gun」の書体、Gun誌の書体と同じする様にはいかないでようが、もう少し他になかったのかなとも思いますけどw

ネイビールガーや前回の26年式拳銃もGun誌を読んで、「この銃のモデルガンが発売されたら欲しい」と思って購入したものです。「Gun Professionals」でも、そう思えるような記事が読めたらと思います。

今年もあと数時間ですが皆様、良いお年を。

 

 *2011年1月2日 追記*

Gun誌1984年8月号マグナムショップむげんの広告より

MSTRとは違いますが、MGCルガーP08用ブリーチブロックストッパー
当時付けてもらいかたったので、この広告は覚えていたのですが実行せず。今にして思えば・・・です。

Img

|

« HWS 二十六年式拳銃 | トップページ | モデル玩具箱 »

HARTFORD」カテゴリの記事

Marushin/SUZUKI」カテゴリの記事

コメント

明けましておめでとうございます。
HWSの08マーツカスタムとは新春からいいものを拝見出来ました。
内部機構のカスタムとは玄人好みですね~
今年はボルヒャルトも出るし、モデルガン派には嬉しい年になりそうですね。
今年もよろしくお願いいたします。

投稿: VanVeen | 2012年1月 1日 (日) 00時42分

美しいガンですね~金属モデルガンのカスタムは珍しいですよね~いいですね~
GFCさん今年もよろしくお願いいたします~

投稿: hajime | 2012年1月 1日 (日) 01時59分

明けましておめでとうございます。

あのときの持ち込み加工が完成したんですね。
ブログを拝見すると、加工料に見合った内容だと思います。
マーツルガーはやはり6インチですね。

Gun誌の復活は読者にはうれしい知らせですね。
思っていたより短期間での復活だったので、水面下では以前から話が進んでいたんだろうと思います。
0号はまんまGun誌ですが、これからの編集方針がどうなるかが非常に気になるところです。

それでは今年もよろしくお願いいたします。

投稿: Jumo | 2012年1月 2日 (月) 01時56分

あけましておめでとうございます。

僕も「マーツルガー再始動」で速攻連絡を取って、持ち込み加工云々~と全く同じプロセスを辿ったんですが、
詳細が決まり次第連絡しますというメールを最後に早数ヶ月…、広告からマーツルガーの記載が消えた…とうなだれていたら!!!!!
今、頭を抱え込んでいます。

正月からえらいものを見せて頂きました…
完成おめでとうございます…

投稿: およよ | 2012年1月 2日 (月) 02時35分

>VanVeenさん
あけましておめでとうございます。

内部機構のカスタムとしては、追記したブリーチブロックストッパーを思い出しました。

マルシンからは期待できそうにもないので、HWSからこの勢いでプラのP08、P38の決定版を出してほしいくらいです。CAWでも可です。

世の中、あまり良いニュースがありませんでしたが趣味の世界位、良いニュースが聞きたいですね。

今年も宜しくお願いします。

投稿: GFC | 2012年1月 2日 (月) 18時19分

>hajimeさん
あけましておめでといございます。

正月らしく金色でとは、狙ってなかったのですがw

金属のカスタムは他に、MGCの金属パイソン6inとか思い浮かびます。CMC MiNi14大門カスタムはちょっと違うかな。

今年も宜しくお願いたします。

投稿: GFC | 2012年1月 2日 (月) 18時24分

>Jumoさん
あけましておめでとうございます。

マーツカスタムはベイビールガー45ACPも魅力的ですが、これは無理でしょうね。そういえば本物のベイビールガーの詳細知りたかったですね。

Gun Professsionalsは、このまま進んでいければと、同じ出版社なので、アームズマガジンとの違いをもっと出しても良いと思います。

今年も宜しくお願いいたします。

投稿: GFC | 2012年1月 2日 (月) 20時47分

>およよさん

あけましておめでとうございます。

Jumoさんから、およよさんも興味あるということは伺っていましたので、そろそろブログに登場してするのかと思ってました。
私はGun誌に持込可とあったのでHWS東京店に確認して、それなら何日に持っていきますとメールして作業してもらいましたけど。名古屋店に文句いうしか…

ともあれ、今年もよろしくお願いいたします。

投稿: GFC | 2012年1月 2日 (月) 21時01分

あけましておめでとうございます
マーツのルガー、作動の要は各パーツよりもフレームの加工精度で決まってしまうとは思いますが、写真からはキッチリと仕上げられているようですね。制約の多い金属モデルにおいて価値ある優れたカスタムだと思います。

>MGCのブリーチブロックストッパー
イラストの広告、見た覚えがあります。当時MGC金属のそれが入手できないこともあって、Telで問い合わせたのですがプラスチックBLK用とのことでした。マルシン金属で標準装備されたときは、とても嬉しかったです。

本年もよろしくお願いいたします。

投稿: TDF MRI | 2012年1月 2日 (月) 21時27分

>TDF MRIさん
あけましておめでとうございます。

MSTRのパーツはヤスリ跡の残る手造り感あふれる物ですが、2つのパーツ連動のタイミングが重要なんでパーツの加工精度も高いと思います。

>MGCのブリーチブロックストッパー
覚えていられる方がいて嬉しいです。当時プラBLKを持っていたのですが、蒲田のむげんに行くのも二千円以上掛るとこに住んでいたもので、実行できなかったですね。

今年も宜しくお願いいたします。

投稿: GFC | 2012年1月 3日 (火) 13時35分

あけましておめでとうございます。m(__)mマーツカスタムいいですね、自分もマルシンのルガーをもっているので、やってもらおうかなーと思いましたが、ちょっと高いので諦めました(^_^;)話は変わりますが、Gun誌復活うれしいですね。、早速パイロット版目当てにアームズマガジン買いました。(^_^)

投稿: 今日も太鼓でビンビン | 2012年1月 3日 (火) 19時22分

>今日も太鼓でビンビンさん
あけましておめでとうございます。

加工料は少し高いかと思いましたけど、出来上がりに十分満足しております。

Gun Professsionalsとしての復活は嬉しいですが、国際出版はどうなるのですかね。HPはまだ残ってますけど、私はしてなかったけど、定期購読者の返金もまだみたいだし。

投稿: GFC | 2012年1月 4日 (水) 23時54分

新年明けましておめでとうございます・今年もGFCさんのオモシロいガンネタ?を楽しみにしてます。 (^o^)/
マーツカスタム良いですね。ここまでちゃんとカスタムしてくれるなら納得ですね。まあ¥やや高いかなと思うトコもありますが・・普通に新品買うのとは別次元の話しですもんね。 金属のマルシンルガーって今も現行販売されてるのかな?
関西方面ではあまり見かけません(;_;)

それでは今後も御自分のペースで楽しみながら更新してくださいね。
期待してます~

投稿: SS32オート | 2012年1月 5日 (木) 14時08分

>SS32オートさん
あけましておめでとうございます。

趣味の物に対しての価値観は人それぞれですから、高いか安いかは購入した人次第ですね。

マルシンP08は明和模型なら、各in在庫してます。L.A.ガンショップによれば、3月再販らしいです。

新年第一弾の記事の写真を撮ってますので、次回更新までしばらくお待ちください。

投稿: GFC | 2012年1月 8日 (日) 16時23分

トルグじゃなくてトグルじゃないんでしょうか?
僭越ですが。

投稿: | 2012年7月 2日 (月) 14時42分

>名無しさん
ご指摘ありがとうございます。
修正しました。

投稿: GFC | 2012年7月 2日 (月) 23時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/220180/53607705

この記事へのトラックバック一覧です: HWS Martz Custom Luger (Base:MARUSHIN):

« HWS 二十六年式拳銃 | トップページ | モデル玩具箱 »