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2011年8月30日 (火)

Marushin M1910/COLT .25AUTO PartⅡ

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今回は2008年1月14日の記事で紹介したマルシンのM1910とコルト.25オートの第2弾をお送りします。

 

久々の再販とあって発売後すぐに購入した2梃ですが、
2008年3月にシルバー・モデル
同4月にブラックHW
同11月にキット・モデル
2010年3月にメタルフィニッシュ・モデル
同4月にサイレンサーモデル(ブラックHW)と
次々とバリエーション展開していき、先走ってしまった感がありました。

 

メタルフィニッシュ・モデルが発売された時には手持ちのエクセレントHW売り飛ばして買い換えたいとも思いましたけど、売ったところで大した買い替え資金にもならないですからね。

 

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Gun誌1981年2月号表紙より

 

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Gun誌1981年9月号より、コクサイの広告

 

そう思うのもエクセレントHWと謳いながら、エクセレントとは言えない仕上げであって、私にとってM1910のイメージというとGun誌1981年2月号の表紙であるし、M1910のモデルガンといったらコクサイのモデルガン初のメタルフィニッシュが施されたM1910で、とにかく綺麗でないとM1910ではないと思えてしまうのです。

 

昔、コクサイM1910を買いに行ったのですが、売れ切れていたので替わりににコクサイNew M29を購入し結局、タイミングを失ってM1910を手に入れなかったことを後悔してのマルシンでしたので、メタルフィニッシュでないM1910はイメージが違う感じがしてならなかったのです。

 

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Gun誌1983年10月号より、マルシン広告

マルシンM1910ならば、Gun誌1983年10月号の広告のリキッド・カラー・メタル仕上げが思い出されます。これもまた綺麗な仕上がりで、グレーのEX-HWとは雲泥の差です。

 

メタルフィニッシュに買い替えるのも悔しい感じがしますし、気にいらなければ直せば良いということで、HWならば上手くブルーイングすれば、それ以上の仕上がりになるかもという淡い期待のもと手を付けようと思いました。

 

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Gun誌1982年9月号より、マルシン広告

 

COLT25AUTOもまた、Gun誌1982年月6号の記事の使い込まれたジュニアコルトよりも、Gun誌1982年9月号広告のメタルフィニッシュの印象が強いので、やはり綺麗なほうが良い、とにかくEX-HWのグレーの色合いは、M1910も.25AUTOもイメージとはかけ離れてるので、この夏休みに作業することにしました。

 

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その結果が一枚目の画像と上の点の画像で、染めむらも有りはっきり言って失敗です。

 

最初にM1910を作業し失敗したことを踏まえて、25AUTOに手を付けたのですが、結果的には同じように失敗してしまいました。途中までは良い感じだったのですが・・・
それなりに失敗したものでも自分で手をかければ、愛着が増してくるのですが流石にここまでになると、そんな気も起きずにやり直しをすることにしました。

 

改めてブルーイングの方法等を色々調べてみたのですが、染めている途中の煤落としに真鍮ブラシを使うのが良くないのかと思いまして、布で磨いていく方法で作業していきました。

 

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失敗したブルーイング落としてから、再度磨き、染め直しました。バーチウッドのアルミブラックだと青くならない様なので、途中からGスミスSのシャイニーブルーHW用にしました。

 

M1910はブルーイング後、コンパウドで磨いたら黒くなってしまったので25AUTOはそのままです。

 

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M1910のバレルはキャロムのチタニウムシルバーで塗りました。きちんと乾燥させずに組み込んだら少し禿げてしまった。そんなことがあったので、25AUTOのバレルは染めました。

 

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実物よりも写真はかなり綺麗に写っておりますが、とりあえず前回よりかは随分まともになりました。2回磨いたので刻印が薄く、エッジも丸くなってしまいましたけど、この位の方がリアルではないかと良い方へ解釈してます。

 

以前にGun誌のカレイドスコープに載っていたのですが、M1910のエキストラクターの側面を磨き、最初はガンブルーペンを使ったら斑になり、スーパーブルーで染め直しましたら本物のスチールブルーの輝きになり、一人でニヤけております。

 

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すっかり更新ペースは落ちましたが、このブログも4周年を迎えまして、今まではプレゼント企画や大物モデルガン(ハドソン・ガーランド)の紹介とそれらしいことをしてきたのですが、今回は皆さんの参考になるようなことは書けないブルーニングでした。HWのブルーイングは今回含めて5挺目ですが、中々上手くはいかないですね。

 

現在、2挺が入院してますで9月、10月に紹介していければと思ってます。11月にはHWS 26年式が発売されているかな?その後は、どうしていきましょうかね。

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コメント

GFC様祝4周年!!!!
これはブルーイング祭りではありませんか~
どちらも最終的にはご自身も納得のいい感じになったという事ですごいです!ぼくなら1回目で
「まあこれはこれとして」
と強引にあきらめてしまうと思います~特に25ポケットの方がいい感じに見えます~染めてからの研磨はそぉ~と様子を見ながらやった方が良いのでしょうね~
ワルサ―PPKとかも…と誘惑したりしなかったり~

>hajimeさん
ありがとうございます。
ブルーイングはhajimeさんみたく気楽にやろうと思ったのですが、結果そうはいかなく難しいです。
私のPPKはスライドABSなので、今度手を付けるとしたらHWSのSAAを染め直したいですね。現状でも「これは、これで」なのですが、志しを少し高めたいかとw

4周年おめでとうございます。

私もHWのブルーイングは成功と失敗続きで品質が一向に安定しません。
ネット上では自分の中の常識を覆すような方法が書かれていたりもしますが、上手な方のやり方は基本に忠実なものばかりですので私の腕前が至らないのだと思います。

手持ちのコレクションに手を加えていく第二弾も楽しみです。

>Jumoさん
ありがとうございます。

私の場合、最初は綺麗に仕上げようとしても、作業に疲れてくると手を抜いてしまうのが一番の失敗の原因みたいです。

ネットを見ていくと方法も人それぞれなので、自分なりに勝手に手を抜いて良いと解釈してしまう点もありますがw

手を加えていきたいのもいくつかありますが、まずはそのやる気を出すのが問題ですw

御自分の楽なペースで更新してくださいね。僕は楽しみにしておりますので・・(^O^)。確かにブルーイングや塗装は難しいですね。みな何度も失敗したり、取り返しのつかない状態になって途方にくれた事があると思いますよ・・何回かやってると少しはマシになるんですけどね。
でもGFCさんのM1910も25オートも最終的にはなかなかいい感じじゃないですか!僕はそう思いますよ~(^_^)v

>SS32オートさん
それなりに仕上がったと思った2挺ですが、一週間以上経った現在は黒くなっただけという感じです。下地から、もっと丁寧に作業しないと駄目なのでしょうね。失敗は成功の元と言いますが、成功する日は来るのでしょうか。

ん~そうですね。やはり下地処理は他の部分より時間をかけて丁寧にしなければならないのでしょうね。 僕も何度も失敗しましたよ~(T_T)。徹底的に下地の油分や微妙な凹凸を処理するのは気の遠くなる作業ですよね。あとメーカーによってHW素材材質やスチールパーツや亜鉛合金材質が違うのもやっかいですね(;_;) モノがそれしかない時にためし塗りやテスト研磨が出来ないのもツラいトコです。ここはひたすら自分の経験値で対処なのかな?・・自分が満足いくレベルはまだまだ遠い未来ですわ・・

>SS32オートさん
私の場合、経験値よりも根気のないのが駄目なんでしょうけど、一度染めたのを剥がして、下地処理は思ったより面倒だったのでね。

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