Marushin M1910/COLT .25AUTO PartⅡ
今回は2008年1月14日の記事で紹介したマルシンのM1910とコルト.25オートの第2弾をお送りします。
久々の再販とあって発売後すぐに購入した2梃ですが、
2008年3月にシルバー・モデル
同4月にブラックHW
同11月にキット・モデル
2010年3月にメタルフィニッシュ・モデル
同4月にサイレンサーモデル(ブラックHW)と
次々とバリエーション展開していき、先走ってしまった感がありました。
メタルフィニッシュ・モデルが発売された時には手持ちのエクセレントHW売り飛ばして買い換えたいとも思いましたけど、売ったところで大した買い替え資金にもならないですからね。
そう思うのもエクセレントHWと謳いながら、エクセレントとは言えない仕上げであって、私にとってM1910のイメージというとGun誌1981年2月号の表紙であるし、M1910のモデルガンといったらコクサイのモデルガン初のメタルフィニッシュが施されたM1910で、とにかく綺麗でないとM1910ではないと思えてしまうのです。
昔、コクサイM1910を買いに行ったのですが、売れ切れていたので替わりににコクサイNew M29を購入し結局、タイミングを失ってM1910を手に入れなかったことを後悔してのマルシンでしたので、メタルフィニッシュでないM1910はイメージが違う感じがしてならなかったのです。
Gun誌1983年10月号より、マルシン広告
マルシンM1910ならば、Gun誌1983年10月号の広告のリキッド・カラー・メタル仕上げが思い出されます。これもまた綺麗な仕上がりで、グレーのEX-HWとは雲泥の差です。
メタルフィニッシュに買い替えるのも悔しい感じがしますし、気にいらなければ直せば良いということで、HWならば上手くブルーイングすれば、それ以上の仕上がりになるかもという淡い期待のもと手を付けようと思いました。
COLT25AUTOもまた、Gun誌1982年月6号の記事の使い込まれたジュニアコルトよりも、Gun誌1982年9月号広告のメタルフィニッシュの印象が強いので、やはり綺麗なほうが良い、とにかくEX-HWのグレーの色合いは、M1910も.25AUTOもイメージとはかけ離れてるので、この夏休みに作業することにしました。
その結果が一枚目の画像と上の点の画像で、染めむらも有りはっきり言って失敗です。
最初にM1910を作業し失敗したことを踏まえて、25AUTOに手を付けたのですが、結果的には同じように失敗してしまいました。途中までは良い感じだったのですが・・・
それなりに失敗したものでも自分で手をかければ、愛着が増してくるのですが流石にここまでになると、そんな気も起きずにやり直しをすることにしました。
改めてブルーイングの方法等を色々調べてみたのですが、染めている途中の煤落としに真鍮ブラシを使うのが良くないのかと思いまして、布で磨いていく方法で作業していきました。
失敗したブルーイング落としてから、再度磨き、染め直しました。バーチウッドのアルミブラックだと青くならない様なので、途中からGスミスSのシャイニーブルーHW用にしました。
M1910はブルーイング後、コンパウドで磨いたら黒くなってしまったので25AUTOはそのままです。
M1910のバレルはキャロムのチタニウムシルバーで塗りました。きちんと乾燥させずに組み込んだら少し禿げてしまった。そんなことがあったので、25AUTOのバレルは染めました。
実物よりも写真はかなり綺麗に写っておりますが、とりあえず前回よりかは随分まともになりました。2回磨いたので刻印が薄く、エッジも丸くなってしまいましたけど、この位の方がリアルではないかと良い方へ解釈してます。
以前にGun誌のカレイドスコープに載っていたのですが、M1910のエキストラクターの側面を磨き、最初はガンブルーペンを使ったら斑になり、スーパーブルーで染め直しましたら本物のスチールブルーの輝きになり、一人でニヤけております。
すっかり更新ペースは落ちましたが、このブログも4周年を迎えまして、今まではプレゼント企画や大物モデルガン(ハドソン・ガーランド)の紹介とそれらしいことをしてきたのですが、今回は皆さんの参考になるようなことは書けないブルーニングでした。HWのブルーイングは今回含めて5挺目ですが、中々上手くはいかないですね。
現在、2挺が入院してますで9月、10月に紹介していければと思ってます。11月にはHWS 26年式が発売されているかな?その後は、どうしていきましょうかね。