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2011年1月30日 (日)

WA RUGER SECURITY-SIX M-717 .357Magnum 2 3/4in -PARTⅡ-

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去年の12月31日の記事の作成中、入院しましたセキュリティーシックスがもどってきました。完全復活してきましたので、PARTⅡは前回よりも気合を入れていきます。

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前回、分解写真を撮影し組み立てたらシリンダーが廻らなくなってしまった。また分解してみるとシリンダーハンドの軸部分が折れていました。

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エジェクターロッドさえ気をつけていればWAセキュリティーシックスは心配いらないものと思っていましたが、20年前の脆い亜鉛合金のパーツ、いつかはこの様なことが来ることを覚悟せねばならない時が、ついに来てしまったかと思ってもやはり諦められません。ちょこっと穴を開けて新たにピンを立てればいいことじゃないかとわかってはいても、自分でそれを行う技術力もないので「ゆも庵」のJumoさんに相談してみると、御友人のYさんを紹介していただきました。

早速シリンダーハンドを送ると、早々と作業していただいて、オリジナルのシリンダーハンドに穴を開け、新たにアルミ棒で軸を立ててくれたものと、アルミ板から新たにシリンダーハンドを作り出していただけるとの連絡がありました。去年12月19日の第59回ビクトリーショーでJumoさんにお会いしたところ、もう出来上がり送ってくれるとのことでした。

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そのビクトリーショーで、タイミング良くスタームルガーの実銃用サービスサイズ・木製グリップが¥4,000と、WA純正木製グリップの発売時の価格¥3,500と大差のない価格で売っていました。WA純正は今や高田馬場では¥9,800の値札がついていると思えば安いものと購入してきました。

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WAはピンの位置少しずれているので、棒ヤスリでゴリゴリ削って装着出来るようにしました。

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ビクトリーショーのブースにはスクエアバット用とラウンドバット用の両方が置いてあり、迷わずにスクエアバット用を購入したのですが、帰ってからコンバットグリップを外してみると、少し角が丸まっていることに気づきました。失敗したかと思いましたがこうして付けてみても角がすこし出るくらいなので、全体的にフレームのラインとぴったり合っているわけでもないので、そんなに気になるほどではないです。MGCMCさんもいってますが、この違いは中々分からないです。

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そうこうしている内に、シリンダーハンドが届きました。

左が修復してくれたオリジナルのシリンダーハンド、Yさんが右がアルミ板から作り出してくれたシリンダーハンドです。

まずはオリジナルのシリンダーハンドを付けると、問題なく作動します。そこで木製グリップに付け替えてDAで、トリガーを引くと・・・

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トリガーガードが浮き上がってしまいます。これはトリガーガードプランジャーを正しい位置にセットしないで組み込みとなる症状で、正しい位置にプランジャーをセットしていても、サービスサイズ・グリップを付けていると浮いてくることがありました。オーバーサイズのコンバット・グリップだとトリガーガードを押さえ込んでくれるので、そういうこともなかったのですが、少し動かしているうちに症状がどんどん悪化していき、正しい位置にプランジャーをセットしても2.3回動かしただけでトリガーガードが浮くようになってしまいました。

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プランジャーで周りのトリガーガードを削ずってしまったので、プランジャーがグラグラで意味を成さなくなってしまいました。

この画像をJumoさん経由でYさんに送ると、早速、対応策を考えてくれて、修理して頂けることになりました。

Yさん作成のアルミのシリンダーハンドも、私のセキュリティーシックスで作動させるには調整が必要なので、本体ごと送ったところが前回の記事の段階でした。

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そして年が明けて修理完了後が、上の画像です。

内径5mmの真鍮パイプでプランジャーの通り道を確保して、その周りの削ってしまった部分をスーパーレジンで補強してくれました。

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もうこれで、トリガーガードが浮くことはありません。シリンダーハンドも調整して頂いて、作動面ではオリジナルと遜色ありません。

オリジナルのシリンダーハンドは、一度戻ってきたときに私が動かしている内に穴を空けたところにクラックがはいってしまい、そこも補強して頂きました。ただし経年劣化が進んでいるということで、アルミ製を作っていただいてホントに助かりました。

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今回の件で、モデルガンは実物と同様のアクションを楽しめることに魅力があるという、当たり前のことに改めて気づかせてくれました。

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カートリッジはMGCと共通の物。
シリンダーは少し前までのコクサイ同じタイプの物になっています。コクサイのこのタイプのシリンダーが出始めたときMGC・WA陣営は穴の開いたシリンダーは危険だと主張していましたが、シューターワン発売後は赤外線が銃口を抜けやすくするためMGC M586も、このタイプを採用していました。

このタイプも今では流行らなくなって、円盤状の物になっていますけど、コクサイとかタナカとか小さいのは目立たなくてもいいのですが、元モデルガン愛好家教会会員としては、もう少し大きい方が精神衛生上、安心できるのですけどね。

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ハドソン・ブラックホークハドソン・ベアキャットと共にスタームルガーのモデルガンの3ショットです。

ハドソンの営業停止で、スタームルガーのモデルガンは今現在、全て絶版となってしまいました。タナカがM1カービンに続いてMini14を復活させてくれればと思いつつ、そうなっても嬉しいよりも買えそうになくて困ってしまいそうなので、レッドホークのモデルガン化をお願いしたいです。

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シルバーのDAリボルバーを集合させてみました。シルバーのSAAもコレクションに加えたいと前々から思っているのですが。

何時かはS&W M500を加えたいとは思っているのですけど、最初からジュピターフィニッシュで出してくれないのですかね。

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モデルガンの話をする機会も求めて、ブログを始めた訳なのですが、今回、絶版モデルガンの修理していただける人と巡り合うことができて、嬉しく思います。更新をしていくのも面倒と思うことも多々ありましたが、続けていて良かったと思うことが出来ました。

思った以上に沢山の人がこのブログに目を通していただいているようですが、少しは購入等の参考になれたのならば幸いです。

2011年1月10日 (月)

2011年

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遅くなりましたがコメント欄でしか挨拶しておりませんので、改めまして

あけましておめでとうございます。

2011年は、M1911 100周年ってことで画像はリアルマッコイM1911。年賀状の使いまわしです。手抜きですみません。

正月休み中に一つ更新しようと思ったのですが、写真を撮り終わらずに休みが終わってしまい。あんまり間を空けるのも何ですので、今回は去年の8月15日の記事「それから購入した物」の続きでお茶を濁します。

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タナカM29

キャロムの紫檀木製グリップを付けてましたが、色々気にいらない所もありましてマルベリーフィールドに付け替えました。発売した時から買おうとは思っていたのですが、余裕がないので後回しにしていたら、値上げするとのことで慌てて購入しました。

最近ブルーレイを観れる環境になって、やっとダーティハリー・アルティメット・コレクターズ・エディションをタナカM29を握りしめながら観ているのですが、グリップに不満はないのですがタナカM29では何か気分が乗らないのですよね~やっぱり、フロントサイトとかカウンターボアードなしがそうさせてしまうのか。6inでもコクサイにCAWのグリップを付けた方が気分が乗るかな?

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MGCナショナルマッチ・セミカスタム

MGC純正木製グリップをつけておりましたが、キャロムのゼブラスムース・コルトメダル・グリップにしてみましたが、これも何かしっくりこない感じがします。

ガバ用のグリップなんんて、いくらでもあって選び放題なのですがこれに合うのがないというか、実際付けてみないと判らないものだと今更のように思います。

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これからはセキュリィ-シックスも修理完了して、もうじき戻ってくるのでPart2の準備をしていきますし、正月休みに撮影していた物も登場していきます。

残りわずかなネタしかありませんが、今年も宜しくお願い申し上げます。

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