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2010年12月31日 (金)

WA RUGER SECURITY-SIX M-717 .357Magnum 2 3/4in

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「ドーベルマン刑事」でGunに興味を持ち始めた私としては、ブラックホークを作ったスタームルガーの他の製品にも注目するようになりました。

スタームルガーのモデルガンとしては古くからCMCのマークⅠがありまして、そのスタイルは好きだったのですが、やっぱり子供の頃は買うならば22口径より、マグナムへ目が行ってしまい手にする機会は巡りませんでした。

モデルガン初のロータリーボルトを再現して発売された、CMCのMini14も憧れの存在でありまして、後に登場したAC556Kはこれまた私を引きつけてくれました。バイト代等をかき集めれば何とか買えそうだと思って、在庫の問い合わせの電話を、CMCに在庫がなかったのか?たしかマルゴーにしたと記憶してます。フルロードさせる分のカート(25発)の金額を聞いて、そこまで予算まで無いことに気づき、「あまり調子良くないですよ」と言われて、買うのを諦めたことがあります。

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セキュリィーシックスの存在を知ったのは、Gun誌1981年2月号の「ガンのメカニズム」でした。いきなりカッタウェイの画像を見たので、やたらメカメカしく思えたものでした。

スタームルガーのリボルバーとしては、セキュリティーシックスよりも、Gun誌1981年4月号に特集されたレッドホークの方がインパクトありましたね。当時はやっぱり357より44。44MagnumのハンドガンはM29、ブラックホーク、オートマグというのはGun誌を読む前から知っていましたが、第4の44Magnumハンドガンの登場。ブラックホークに続いて、レッドホークという名前。とにかく痺れました。

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Gun誌1984年6月号の広告より

WAより、セキュリティーシックスのモデルガンが発売されます。

やはりS&Wやコルトではないリボルバーのモデルガン発売というのは、凄く新しい感じがありました。どうせならレッドホークをという気持ちもありましたが、この頃になると何がなんでも44Magnumということでもなく、1983年8月号のJack氏のレポートの影響などもあり、セキュリティーシックスの発売に喜び、すぐさまWA渋谷店で4インチ、コンバットグリップ付のDXを購入しました。

それまでのWAといえば、MGCベースのカスタムが多く、オリジナルな商品が少ないことで好きになれないとこもあったのですが、AR-7とセキュリティーシックスの発売で見直すようになったのですが、結局、バリエーションのスピードシックスとポリス・サービスシックス以降、新規のモデルガンが発売されることはなく、今後もそんな気配はまったくないので、やっぱちWAは・・・という気持ちになっています。

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Gun誌1984年8月号の広告より

ステンレスシルバーモデルM717の発売。

コクサイのニューパイソンの欲しさにM117の4inをイベントに出店して売ってしまったのですが、まっさきに売れてしまって、すぐに売りに出したのを後悔してしまいました。せめて、もっと高い値段をつければよかったと。。。

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大学受験時はそれなりに勉強していたので、モデルガンから離れていたのですが、入学してしばらくすると熱が復活してきて、セキュリティーシックスを買い直そうと思い立ちWA渋谷店へ向かいました。

その時はもうM717の2 3/4inと6inしか在庫が残っておらず、 2 3/4inを購入。初回特典だと思っていた実銃用のマニュアルとステッカーが付いていたのは嬉しかったです。

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2 3/4inならサービスサイズの木製グリップを付けたかったのですが、それも残っておらず、ロジャース・タイプのコンバット・グリップしかなかった。でも、実銃を模した化粧箱の切欠きがコンバットグリップに合わせてあるので、こっちの方が収まりがいいです。

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「装填する前に取扱説明書を読め」という刻印。英語をろくに読めない私には、何やらアルファベットがゴチャゴチャしていてカッコイイと思ってしまうが、英語圏の人には、マルイのエアソフトガンに貼ってあるシールと同じように見えるのでしょうね。

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リコイルシールドがえぐれている後期型。ボテっとしている前期型も好きです。

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ロジャース(サファリランド)タイプのコンバット・グリップ。リボルバー用のグリップとして握り易さはトップクラス、小指の部分を削れば私としては完璧なのですが。

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S&W用のテイラーのグリップアダプターがピタリと合います。

この組み合わせは小指も気にならず、良い感じです。

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WAセキュリティーシックスで、最大の弱点であるエジェクターロッド部の固着。

この症状が起きることはGun誌2006年4月号のToshi氏のクーガーの記事で、これを読んで久々に箱から出してみると動かないが、完全に固着はしていない様子。オイルをさしながら、プラハンマーで少しずつ叩いて行ったら何とか分解出来ました。ロッド部を磨いてグリスを塗り付けて、ここは気が付いてたらチェックするようになりました。

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ビアンキ#8ホルスター。実銃用の革製ホルスターを見かけるのが少なくなってきた頃に、赤羽フロンティアで見つけ、価格も手ごろだったので購入したもの。今、実銃用ホルスターはナイロンやプラ製のしか入ってこないのが寂しいところ。

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純正のグリップならば、カートのリムでスクリューを回すことができ、工具なしでここまで分解できます。一番最初に見たときは複雑におもえたメカだが、基本的にはコルトのMKⅢに似ています。

この撮影後、組み立てる時に問題が起き、現在はJumoさんの御友人のY氏のもとへ入院中であります。

問題が起きてすっかりやる気がなくなったのですが、12月中に一回も更新しないのも何なので、今回はPart1ということで、退院後にPart2復活編として再び取り上げます。

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それでは皆様、よいお年を。

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