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2009年11月21日 (土)

Marushin 44AUTOMAG CLINT-1

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前回の「マッドマックス」のソウドオフ・ショットガンに続きましては、「ダーティハリー4」のクリント・ワンです(笑)

 

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Gun誌1999年8月号の広告より

 

マルシンのTDEオートマグの時にも書きましたが、TDEオートマグ購入後すぐにクリント・ワンが発売されまして、散々悩んで、同じモデルの銃身長違いより他のモデルガンを買ったほうが良いだろうということで諦めておりました。

 

クリント・ワンは木製ケース付の後、写真がプリントされた簡易な箱入りの物を最終生産品とした発売後は、ガスガン化されてしまった。

 

ガスブローバック・モデルのアルミ・ケース入りは、少しは惹かれるところはありましたが、やっぱりモデルガンじゃないということでスルーしていたところ、古河の文功堂さんには木製ケース入りのモデルガンが残っていたのでした。

 

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文功堂さんに残っていることは確認しつつも、一度は諦めたものなので他の物を優先的に購入してきたのですが、昨年末に在庫一斉で割引もするとのことで、ここで買っておかないと後悔してしまうと思ったわけです。

 

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この2挺はオートマグの銃身長違いとは考えずに、TDEオートマグとクリント・ワンという別物として考えております。

 

他に違いとしてはクリント・ワンはスライドストップやグリップスクリューもシルバー・メッキされている点や、金メッキの色合い等あります。

 

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6.5inモデルはTDE社、クリント-1はAMT社の刻印になっていて、MODEL180でなくMODEL280となっています。

 

ちなみにはMGCのオートマグはAM(オートマグ・コーポレーション)社、国際はハイスタンダート社の刻印と全て異なっていて、オートマグを生産したメーカー各社の刻印がそろっています。マルシンは国際のコピーなので、刻印を変えて別物だということをアピールしたかったのかも。

 

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一番上がTDEオートマグのP・F・C(プラグ・ファイヤー・カートリッジ)。
真ん中がクリント・ワンのNew P・F・Cでプライマーが分離式となって、プラグのカタチもガス抜けしやすいよう改良されている。
下がマルベリーフィールドのクリント・ワン用カートでCP方式になっています。

 

いずれも発火させてないので、どのカートが良いとか書けなくてすみません。大型金属製オートのブローバックを経験してみたという欲求もあるのですけど、絶版モデルなのでもったいないという気持ちが強いですが、撃たないのも、もったいないのかも?

 

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今月のGun誌(2009年12月号)104頁の写真を真似てみましたw

 

ストレート・ブローバックなのでボルトの形状もストレートです。木製ケース付モデルならばダミーカート仕様で売り出しても良さそうだが、このボルトのままという訳にもいかず、ロータリーボルトの再現となれば、大幅な設計変更というより作り直しが必要なので、それよりカートをNew P・F・Cにするほうが簡単だったのでしょう。

 

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大まかに分解したところ。フレームプレートにハンマー、シアをユニット化したところは、まんま国際のコピーであります。

 

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ダーティハリーと言えば、ということでタナカS&W M29 6.5inとのツーショット。グリップは実銃用ではフレームのラインが合わないので、キャロムの紫檀グリップにしました。

 

「ダーティハリー4」では、シリンダー部が開いている御馴染みのホルスターでなく、ビアンキのX2100と思えるホルスターを使っています。試し撃ちのシーンでターゲットを設置しているカットは、右腕を通すところを間違ったらしく、ハーネスが複雑なカタチをしている。その後のカットでは直っているのですけどねw

 

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作品としてはやっぱ1作目が好きですが、「ダーティハリー4」は劇場でリアルタイムで観ることが出来た最初のダーティハリーということで、こうしてクリント・ワンを手にできた喜びはまた格別であります。

 

一歩引いて見れば、水平二連のソウドオフ・ショットガンとか、ロングバレルのオートマグと警察が持つような銃じゃないのですが、そういうのが許される映画が大好きですw

 

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長いのから短いのまで揃った、金属製オートを並べてみましたw

 

金属製オートを、敬遠していた時期もありましたが、手に取ってみると、金属製オートならではの作動音や質感はABSやHWにないもので、魅力的であります。銃身分離式を排除してしまった52年規制が恨めしい限りです。

2009年11月 8日 (日)

HUDSON MAD MAX SWORD OFF SHOT GUN DX

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映画「マッドマックス」(1979年)を最初に観たのは多分、1981年の初回のTV放送だと思いますが、それまで「マッドマックス」という映画のことは、ソードオフした水平2連のショットガンが出てくる映画ということだけは、何となく知っているぐらいでした。ガンアクション映画かと思って観たら、カーアクションで、ソウドオフ・ショットガンよりインターセプターの方が印象に残る映画でしたが、それはそれでとても満足出来る映画でした。

 

映画「マッドマックス2」(1981年)も最初に観たのはTV放送で、1984年の映画「チ・ン・ピ・ラ」の公開にあわせてマックス=柴田恭平、ジャイロ・キャプテン=ジョニー大倉が声を当てたものでした。この後TV放送する度に観てしまいますけど、吹き替えがその度、変わっていますが、柴田恭平氏のマックスが一番カッコよかったですね。

 

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ハドソンから次期発売予定として、マッドマックスが発表されたのがGun誌1983年3月号です、この広告はGun誌1983年9月号のもので、この号のモデルガン・ダイジェストで取り上げられていて、「マッドマックス2」のスチール写真も載っておりハドソンと比較すると、もう少しバレルが長く、フォアグリップは削り込んで先が細くなっています。ハドソンのは「1」で使用した物に近いです。「マッドマックス/サンダードーム」(1985年)のはハンマーが露出した、よりクラシックな物になっています。

 

ハドソンのマッドマックスは発売時からも気にながらも、中々手を出せなかったのは、装弾数2発だったり、動くところもあまりなく、でっかいデリンジャーみたいな感じもする。映画は好きなのですが、ショットガンが活躍するところもなかったというのが大きいですかね。

 

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ハドソンのマッドマックスは発売以来、店頭で品切れになるということもなかったので、そのうちに買えば良いかと、後回しにしてきたのですが古河市の文功堂さんで欲しい物も残り少なくなって、安くしてくれるということで購入しました。専用のガンベルトも半額にしてくれるということでしたが、ベルトのサイズが・・・(汗)かろうじてメタボ体型じゃないのですけどね~ベルトが短いのですよって、いい訳ですか(笑)

 

手に取ると、もともとハンドガンではないのでバランスというのも問題外で、1,2kgよりも重く感じます。まず頭に浮かんだセルフは「俺の名を言ってみろ」(byジャギ)って違うだろっ!マッドマックスといえば「夜空を見上げる度に思い出す、ザ・ナイト・ライダー」って、これはトーカッターだし、マックスの決めセルフというのも思い出せないですね。

 

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ソウドオフした跡が再現された銃口の奥には、インサートがバッチリ見えます。発火したことはないですけど、銃口がデカイので、音の抜けはよさそうです。

 

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エキストラクターは、もっとせり出して欲しかったですね。この量だとカートも取り出しづらいです。

 

右側面の刻印はガスガン発売以降、SPGからASGKになってしまいました。最近のはJASGになっているのでしょうか?

 

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よりシンプルになるが、ひし型の枠付の刻印は無いほうが、安っぽくならないかも。

 

ダブル・トリガーがマッドマックスで一番色気がある部分ですね。木製ストックの側面の形状も初期のチェッカー入りの頃から変わっています。

 

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一番左ののは MGCのM31RS2の物、中央の赤いが本体に付属してたもので、別に購入したカートは緑でした。

 

5mmキャップ3つを仕様するが、一度に3個のキャップを発火させると音があまりにも大きすぎ、安全性の面であとあと問題が起こると思われ、ハンマースプリングを弱くして、3個同時に発火しないようにしたとモデルガン・ダイジェストで書かれています。

 

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キャッチレバーを起こせば、ここまでは簡単に分解できます。

 

カタログ・ポスターの裏側は説明書になっていて、キットモデルの説明書も兼ねているようだが、「展開図と本図を見ながら、各部品をフレームに組み込んで下さい。」と不親切。荒鬼さんとVanVeenさんがキットモデルに挑戦するも、組み上げることが出来なかったという話を聞くと、これ以上分解するのも抵抗があります。

 

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N21TOYSのアクション・フィギアはmaxさんから頂いたもの。マックスの方は良しとして、フェラル・キッドはちょとね~。AUTOartのインターセプターの1/18ミニカーも欲しいところ。

 

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ところで「マッドマックス4/フューリーロード」はどうなったのでしょうね~
噂はちょこちょこ出てきますけど、2011年公開って本当ですか?マックスの息子の話になるみたいですけどね。メル・ギブソンにマックスを演じさせるにはもう無理として、時代設定を「1」と「2」の間の話にして、インターセプターが激走しまくる映画が観てみたいものです。

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