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2009年5月20日 (水)

Rampant Classic COLT SINGLE ACTION ARMY.45. 2nd GENERATION EARLY PRODUTION TYPE 4 3/4in

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すっかり月一回のペースになってしまいましたが、いつの間にか10万Hitを超えておりました。更新をしていると思って見に来てくださって空振りした時にカウントも数多く含まれてると思いますが、これも皆様のおかげです。ありがとうございます。

記念ということで予定を少し早めて、今回はランパント・クラシックを紹介しようと、気合を入れて撮影をしたら、久しぶりということもあり思ったより時間が掛かってしまって、余計に更新に間を空けてしまいました。すみません。。。

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Gun誌1997年4月号の広告より

エアーソフトガンがすっかり主流の時代になっていましたが、1994年にHWSがCMCのABSモデルをリメイクして販売したのを始め、タナカはCMCの金属モデルをカートを改良して22Kメッキ、木グリ付で販売。アローイントもCMCをベースに、ノンフロート・シリンダーを付けたファスト・ドロウ・モデルをワンハンドとツーハンドのハンマーをセット、皮手袋付で販売。CAWはタナカをベースにバントライン、シェリフやビズリーを販売。コクサイは新規設計で、オールドタイプを24Kメッキで販売。マルシンはパットンモデルのエングレーブを無くしたノーマルなピーメも販売。ハドソンもオールドタイプを始めHWで販売、ビズリーモデル等の数多くのバリエーションを展開と、数年の内に各社からピーメのモデルガンが次々と発売され始めました。

そんな中、西部劇を数多く観て来たわけでもない私ですが、ブラックホークから、この趣味にはいってきてるのでピーメも嫌いではなく、欲しいとは思っていたのですが、ピーメを手にしたら、まずガンベルトを入手しなくてはいけない。そうしたら当然、ファーストドロウやガンプレイに磨きをかけなくてはいけないという思い込みがあって、中々手を出せずにいられました。それにどこのメーカーのピーメ買うかも決められずにいました。コクサイの木箱入りのDXモデルが発泡スチロールむき出しでなく、チーフみたく内張りが付いていたら買っていたと思うのですがね。

それでこの広告ですよ「六研伝説」。Gun誌1982年12月号のジャック天野のモデルガン・ダイジェストで六研を知った私ですが、それから徐々に六研のことを知ることは出来たが、手に取ることも見ることも出来ずに、まさしく「伝説」のモデルガンでした。その六研ピーメが手に入ると、ランパント・クラシックに飛びついた訳です。

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「PLASTIC MODELGUN 」「当製品は発射機能のないモデルガンです。」「PL保険対応」と書かれたを段ボールの外箱を中には、¥36.500のモデルガンらしくパッケージ、オーナーズマニュアル、ヒストリカルデータブック、ギャランティ、コルト認定書が付いています。

購入時にはシリンダー周りに「INSPECTED」と書かれた赤い帯が巻かれてました。この帯を切ることが、オーナーになった証というか特権みたいな感じですかね。

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セカンド・ジェネレーションとは1956年から1975年に生産されて、4 3/4inは1958年から生産されましたモデルを言います。私が所有しているのは、シリアルNo.277です。

ロックライト製のバレルとシリンダーの仕上げはツルピカでありますが、ABSともまた違った光沢にも見えます。フレーム部はつや消しなのですが、個人的にはここもツルピカにして欲しかったです。

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雰囲気のあるカートボックスとフリーニング・ブラシが付いてきます。

TGとBSの黒染めにむらがあるのが不満。グリップは発表当初の広告にはイーグルタイプが付いていた覚えがあります(その広告が載っていたGun誌は今は持ってません)イーグルタイプグリップは1970年から採用ということで、初期型をモデルアップした為、発売直前にこのタイプに変わった。

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箱出しの状態でも作動はかなりスムーズでした。一度分解して組み込みが悪かったのか、シリンダーが少し引っかかるような状態の時に無理矢理動かしていたらシリンダーのノッチ部分が少し欠けてしまった。ロックライトといってもこういうことはあります。注意書きにスクリューを止める際は90%で止めてくださいとも書かれてあります。

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ハンマーはファーストドロウ向きに上部を丸めたラウンド・トップ、ファイアリング・ピンが上下に可動式のフローティング式(1960年から採用)を再現してますという、ヒストリカルデータブックで知ったことよりも、ハンマーとシリンダーにあるランパント・コルトの刻印を見ると、やっぱり高級モデルガンなのだと納得できますね。

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ランパント・コルトの刻印よりも、嬉しくさせてくれたのが「by ROCKEN」の刻印。真鍮六研モデルガンをお持ちの大先輩からすると、樹脂製のランパント・クラシックSAAなど、六研とは認めてくれそうにもないですが、私の年代でやっと体験することの出来た「六研」を名乗っている商品であり、私にとっては誰が何と言おうとこれは六研のピーメであります。

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購入後、度々ランパントクラシックから届いたバリエーションのチラシ類、最高峰の限定1000丁のピーメを手に入れたと思ったら、次々と魅力あるバリエーションが発売されていくのを見てガッカリきてしまった。この当時、発売されたモデルガンといえば、ランパント・クラシックのこれらのピーメのバリエーションのみで、モデルガンは本当にここで、ピーメに始まり、ピーメで終わってしまうのか思える時期があり、そんな状態が続いていた。実銃の世界もポリマーフレームのオートばっかりになってきて、この趣味から遠ざかってしまったのです。

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モデルガン趣味から遠ざかって、Gun誌のバックナンバーもモデルガン関係の記事がないものは処分し始めて、モデルガンのコレクションも整理していこうと、いくつか売りに出すつもりで中古買取を調べるうちに、まだ手にしていないモデルガンが結構あることに気づいて、これを売ったらあのモデルガンを買う資金になるなと考え始めたり、また手持ちのモデルガンを弄り始めると、その良さを再確認したりして、辞めるつもりがすっかり復活してしまって今に至るのです。

グリップは気になっていたので、復帰後にカタヤマさんのワンピースグリップに変えました。

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カートリッジは7mmキャップを使用。ランパントSAAを発火させた人がどれだけいるかわかりませんが、、、
マルベリーフィールドの45COLTスーパーカートリッジは、弾頭を外せば装填可能です。
エジェクターロッドはシリンダーのインサートに当たってしまうので、カート押し出すことは出来ないのが少し残念(HWSは出来る)一番左のはHWSのカートリッジで一回り細いです。

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HWSとの比較。HWSは3rd Generationで2rdのランパントとのグリップの交換性はないです。

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上がHWS,下がランパント・クラシック。バレルの刻印は両者とも「COLT SINGLE ACTION ARMY.45」 ランパントの方が書体が細く、上品であります。

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フレームの刻印は一段目に「PAT.SEPT.1871」2段目に「JULY2.72JAN.19.75」とあり、こちらも共に同じです。

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ランパントはバレル上部に「COLT'S PT.F.A.MFG.CO.HARTFORD CT.U.S.A.」の刻印があります。

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左がランパント、右がHWS。HWSのハンマーはフラットトップであり、ハンマー・ノーズは可動しない。

リアサイトはランパントはスクウェアーノッチで、HWSはVノッチです。特筆すべきはランパントにはハンマーノーズブッシングが別パーツで装着されていることです。

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六研のピーメの憧れて、ランパントを購入したのだが、1999年にHWSは真鍮メッキ、真鍮製TG/BS、王冠マーク付の六研ファーストドロウ・カスタムを復刻させたときには驚きましたよ。亜鉛に真鍮メッキだったら買っていたかもしれませんが、ABSに真鍮メッキだし、六研のピーメはランパントがあると見送ってしまいました。

2002年にCAWからも新規設計で発売された。再現性でいえば、ランパント・クラシックを超えるようで、後からこういうのを出されると困ってしまいます。

ピーメはガンベルトを買ってから登場させようと思っていましたが、結局、まだどこのガンベルトを購入するか決まってないのです。本格的にレザーアート・ケインにするか、手軽にイーストAとかMGTSにするか、GALCOも気になる所である。ガンベルトも安い買い物ではないし、ファーストドロウ用にしたら銃もカスタマイズしないといけませんし。ガンベルトを手にいれたら、ブーツやベスト、帽子なども揃えたくなってしまうのだろうか。シルバーのピーメもコレクションしたいとも思っていまして、物欲が尽きることがありませんね。

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コメント

久々の更新ですね~待ってました!!~そしてランパントクラッシックSAAとは!あの高いピーメを所持されてたのですね。ヾ( ´ー`)羨ましいです。ガンショップで見せてくれと頼むとこれは箱から出さずに見てねと店員さんに言われたのを思い出します(>_<)・・確かにあのロッケンですからね。僕の世代のガンマニア達にとっては六研は見たことの無い有名なヒーロー・って感じですかね・

ランパクトのSAAって箱から気合いが入ってますよね。
お店に新品どうような物が置いてありますが、買えない今日この頃です。
ガスブローバック式のエスコート製MP5A3を買って、反動と分解を楽しんでます。
どうやら海外の警察も採用しているらしいです

>SS32オートさん
お待たせいたしてしまいました。早速のコメントありがとうございます。
ピーメといえば超ド定番ですから、どうせなら、最高の物買ってやるといき込んでいたのですよ。

>六研は見たことの無い有名なヒーロー
確かにそうな感じですね。ランパントをこれは六研のピーメなんだと思いながら弄っても、頭の片隅には、手の届かない真鍮ピーメが思い浮かんでしまいます。

>エルダムさん
値段相応に箱に気合いれてくれてるのは嬉しいです。そうでないメーカーもありますからね。
ランパントのピーメは一部、まだショップで販売しているのを見かけます。この値段をどう取るかは人それぞれだと思います。
そういう私はエスコート製MP5A3が、どういうものかわかってないです(^^;

少しだけ解説。
エスコートは愛媛にあるトイガンメーカーです。
主力はガスブロのMP5に、ターゲット、ガンバルマン、スタングレネードの模擬品など・・・。
エスコート製MP5A3は今時珍しいガスブローバック式です。
ガワはJACとユースエンジニアリングの物を足して作っています。
中身のエンジンは海外メーカーによくパクられてます。
特にTOPなんかに・・・
分解もほぼ本物通りで楽しく、反動は実銃に近いです。海外の警察も使ってるらしいです。


他のガスブローバックはAKやM4なんかもありますが、VFCやイノカツがベースになるので高いかも・・・。
なので、JACのガスブロを持っていくと効率よくリメイクしてくれます。


では。

>エルダムさん
エスコートって、海外メーカーだと思ってました。
ランパントのピーメとは対極の物ですね。

確かに真鍮のモデルガンなんて見たことも触ったこともないですね・度重なる規制がなければ日本のトイガンは今頃はすごいレベルなんでしょうね。(*^o^*)~そういえば昔京都の嵐山にあった戦争博物館の日本陸軍コーナーに六研ベルグマンがあったらしいです・・僕は見たことないんですが・・高校生の時のガンマニアの友人があれは絶対そうだ!!豪語してました。多分百式短機と間違えてたのかな?

ピーメは範囲外ですが久しぶりなのでw

私も「六研」ブランドには憧れありますねぇ。
実際に製品を手にしていないので憧憬もあるのですが、当時の真鍮モデルには一度お目にかかってみたいと願っています。

>SS32オートさん
仮に今でも真鍮のモデルガンが販売されていたとしても、価格的にやっぱり、手に出来ない物になってたかもしれませんw

>日本陸軍コーナーに六研ベルグマン
私も見てませんけど、百式の間違いでしょうね。ベルグマンを見たいという思いが、そう見えたのでは?

>Jumoさん
範囲外なのに、コメントありがとうございますw
昔、吉祥寺にあったモデルガン博物館で、当時の真鍮モデルは見ることはできたのですが、ガラスケースの中でホント、遠い存在な感じでした。六研の作品群をちきんと紹介した本を出してもらいたいですね。

こんばんは。
私もウエスタン物は殆ど持っておらず、ピーメも何度か欲しい衝動に駆られましたがその度に「ピーメを手にしたら、まずガンベルトを入手しなくてはいけない。そうしたら当然・・・云々」と同じような想いで先に進めません

せっかくのピーメ、この期にKEINさんでカスタムオーダーしてみては?

お久しぶりです。

主任もランパント持っています。
スネークグリップ付きの用心棒仕様です。

ロックライトのシビリアンはフレームも
ポリッシュ仕様有ったはずですよ。
ノーマルのトリガーは弱いのでスチール製への交換お勧めします。
主任はタナカSAAの社外品トリガーを着けました。
小加工で着きますよ。

あとはリグですね!

ピーメー買おうかな?
エスコート社は手作り部分が多いので、匠の技が生かされてますね。
MP5A3、ものすごくいい(反動、分解がモデルガン派もうなされる。)ですけど高かった。
7万円は高かったですが満足しました。AKのガスブロも欲しいですが、だいたい20万円くらいして、VFCやイノカツのパーツと実銃のAKセレクターがいるのが少し難点。


それでは

>VanVeenさん
こんばんは。
同じような思いをしている人がいて、安心しましたw
私の場合とりせえず、ピーメは手にしましたがその後が続いておりません。
せっかくのランパントなので、イーストAじゃね~とは思っているのですが、私自身がKEINさんに頼むまでにはいたってないような気がします。

>K主任さん
お久しぶりです。
K主任さんのピーメ拝見しました。ケースハードゥンが決まってて渋いです。私の技術じゃ、ただ黒くすることしか出来ないです。
フレームがポリッシュ仕様が発売された時はショックでした、最初からそうしてくれよと思いましたよ。
トリガーが弱いとのことですが、K主任さんには小加工でも、私には大加工な気がするのですが、、、
リグは何か買ったら、登場させます。

>エルダムさん
トイガン趣味という範囲の中でも、人により好みというのが当然あって、範囲内の物であれば、出来映えのよってある程度の相場とか判るものですが。好みの対象外であれば、その人にとって価値がないものです。
ピーメのカタチが欲しければ、HWSやタナカのペガサスという選択肢もあり、ランパントがベストとは言いません。最終的な判断は人それぞれです。

遅ればせながら…復活、お待ちしておりました!!

そうです、ウエスタンと言えばガンベルトですよねぇ。私もGFCさんと同じ悩みを抱えておりますw 正直、ハイクオリティのガンベルトを1本買うなら、新品のモデルガンが軽く買えてしまうなんて思うと、どうも二の足を踏んでしまって・・・。 私はともかく、GFCさんのピーメはなんといってもランパントですから、是非立派なパンツを穿かせてあげて下さいネ!

>荒鬼さん
コメントが遅くなり申し訳ありません。
復活といいますか、今後は月1~2回の更新ペースになると思うので、それぐらいの間隔で覗きにきてください。

荒鬼さんとこのバントラインに、コメントしようとも思ったのですが、ここと同じ内容になってしまいそうだったのですみません。
で、まぁガンベルトなわけなのですが、せっかくのランパントなのでイーストAではなんだろうとは思っていて、それ以外がと値段がという。目標となるモデルガンがなくならないと手がだせないかもしれませんね。

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