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2008年12月30日 (火)

Marushin CZ75 Extreme

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前回紹介した文功堂さんを知ったのは、約5年前のことで、年末に発売されているトイガンのカタログ誌の一つを立ち読みしている時に広告を見つけました。広告には「カウンターにはモデルガン100丁」とか書いてあったと思います。当時は古河からそうも遠くないところに住んでいたので、地図を頭に入れてすぐさまお店に向かいました。

文功堂さんの店内には、十数年にタイプスリップしたような商品の数々が並び、驚いたものです。そこでまず目を付けたのが今回紹介するマルシンのCz75 Extreme。その時は手持ちの資金がなかったので、マルベリーの357の空撃ちカートだけ購入し、給料後すぐさまCz75 Extremeを買いにいきました。

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Gun誌1991年2月号の広告より

マルシンのCz75は最初、カートリッジ方式のガス・ブローバック・エアーソフトガンとして、ガバメントに続く第2弾として発売されました。ちなみに第3弾としてベレッタM9が発売されました。

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Gun誌1993年12月号の広告より

やがてCz75はBB弾発射機能を捨て、ブローバックは従来通りガス圧を利用し、カートリッジはリボルバーのような単純化された発火方式にした「スーパーブローバック・モデルガン」として生まれ変わった。
後にマガジンにブースタータンクが追加されスタイルが崩れてしまった。閉店間際のレプリカにはこれが安売りされていたが、どうも買う気がおきなかった。

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Gun誌1998年6月号の広告より

そしてCz75は、Newプラグ・ファイヤー・カートリッジ方式のセンター・ファイヤー・ブローバックの普通のモデルガンへと、実に変わった経緯を得ながら姿を変えていった最終形態がExtremeであります。

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Cz75は共産園国の銃なので映画等には登場することもなかったが、イチロー氏が「世界最高のコンバット・オート」と絶賛した影響で、漫画・アニメに数多く登場し、さらに人気が高まっていったというのも珍しい銃であり、私もイチロー氏の影響でCz75のモデルガンが発売されたら欲しいとは思ったが、元々がカート式エアーソフトガンのExtremeは持ち望んでいたいた物とは言えず、購入には踏み切れなかった。Jumoさんが「私の中ではCz75のモデルガンはまだ出ていないことになっていますw」というもの解る気がします。

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ところが市場から消えていくと、無くなると欲しくなるという嫌なマニア心が疼いてきてしまい。それでも唯一つのCz75のモデルガンが欲しいと思ったところで文功堂さんで見つけてしまったのです。

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スーパーブローバックの時まではハウジング部分がガス・タンクとなっていた為、カートリッジのサイズが小さく9mmパラベラムのリアル・サイズではなく、NEW ベレッタM84と共通のNewプラグ・ファイヤー・カートリッジを使用する。マルベリーの380AUTOリアルカートリッジも使用可能です。

補足説明の紙には「作動をスムースにするため、装弾数は13発に抑えてあり、15発装弾するのにはマガジン・スプリングを2巻カットする必要があり、その場合スライドストップが確実に掛からない可能性あります」と書かれています。

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フィールド・ストリッピングをするにも、ドライバーを必要とします。

説明書には分解方法は書かれておらず「お手入れには、さほど分解する必要はなく各部のすき間からオイルをスプレーして下さい。」とあるが、発火させた時はチァンバー・ピン(デトネーター)ぐらい外してクリーニングしたいが、バレルを分解するにもブッシングを外す必要があるが、これが硬くて回せないときてる。

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基本的なメカニズムは、最初のカート式ガス・ブローバックそのままの独特なものであるがDAやコック&ロックはきちんと再現されております。買ったばかりの頃はサム・セフティーの裏にあるボール・ベアリングがよく外れることがあったが。

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P210のスライドをハイパワーのスライドに載せて、DAにしたと言われるCz75

Jumoさんも言われるようにそのスタイルはバランスが取れており、単純にカッコイイです。

マルシンは昨年末から今年、モデルガンの再販ラッシュに湧き、P38以外は出揃った感じであるが、もしかしたらこのCz75 Extremeも来年あたり再販されたりするのだろうか?

どうせなら、完全リニューアルして発売して欲しいところですが、マルシンにはP210やブレンテンのモデルガン化、Cz75はKSCから発売というニュースが聞けるような2009年になることを望みます。

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コメント

ぜひ、P210を、、、、
CZもモデルガンあったのね。
MGCとタイト-とKSCのエアガンしか
持っていません。

こんにちは。
スーパーブローバックシリーズはシューティングディバイスに続いて「やっちまったな~」感が強かったですね~w
最近のデュアルマキシシリーズもそれに続きそうです
実は私もこのCzをアップしょうとしていたのですが出直します~w
今年もGFCさんのブログを楽しませていただきました。私もスキャナーを買いましたのでちょっとは懐かしいチラシをお見せできるかと思います。それではよいお年を~。

いつもそうですがこんな綺麗な写真でみせられますと「なかなかいいなー」とおもっちゃいますね~
わたしはM9のスーパーブローバックを持ってますが最初なかなか動かず「プシュー、シュカッ」でガスを暖めたりないのかな?と四苦八苦でしたが、マルシンさんに修理(分解したら戻せなくなった(爆))頼んだら「チューンもしときました」と書いて戻ってきました。撃ったら全く別の銃のように快調なガンになりました。(もう修理受け付けてませんね)ただどこかの「○○ガス(黒いカン)」をウッカリ使ったらまた調子が悪くなりました 皆さんも変な「強○」とかのガスはガンに悪いので使用しないようにしませふ とほほ

手に取ると残念なCz75 ExtremeもGFCさんの撮影にかかると「悪くないねぇ」と思えるから不思議ですw

期待感パンパンで購入して開けてガッカリな感じは、数あるマルシンのガッカリ製品の中でもピカイチでしたねぇ...
それだけCz75のモデルガンに期待している証拠なのですが、KSCのガスガンのスライドを見るとファーストモデルでの発火は限りなく難しそうですね。

今年も為になる記事を掲載して頂き、本当に楽しませて頂きました。
来年もおつきあいのほどよろしくお願い致します。

>MARUさん
Cz75のモデルガンもあったのですよ。これは販売期間も短かったから、知らない人も多いかも。

>MGCとタイト-とKSCのエアガンしか
持っていません。
これはこれで凄いですね~
MGCのガスブロは持ってましたが、なんか愛着は湧かずに手放してしまいました。

>VanVeenさん
こんにちは。
デュアルマキシもスーパー・ブローバックを得てモデルガンとなるのかなとちょっと期待しましたけど、構造上それは難しそうです。しかしマルシンは、カート式ガスブロを諦めてなかったというのも大したもんです。

Extremeも所有していたのですねw
懐かしいチラシも含め、来年の更新を期待しております。
それでは良いお年をお過ごし下さい。

>hajimeさん
写真で誤魔化せたかもしれましんが、現物はちょっとガッカリしますw
M9のスーパーブローバックをお持ちとは!
手軽にブローバックが楽しめそうで面白いかな思いつつ、リアルな方が良いよな~ということで手を出さないでいたのですが。
今回は私も分解したら、戻せなくなるかも知れないのでパスしましたw
修理の上、チューンもしてくれるとはマルシンも親切ですね。調子が良ければスーパーブローバックも楽しそうですが、残念な結果になってしまいましたね。

>Jumoさん
マルシンのこれはモデルガンと認めず、所有してないかと思ってました。それでも買ってしますのは、やはり好きだからということでしょうね。

元はガスガンってことは承知してましたので、あまり期待せずに箱を開けたので、あまりガッカリしてませんwとりあえず装弾・排莢が出来るCz75が手に入ったということで、満足するしかないでしょう。

MGCのガスブロ1st持っていた時も、フレームの肉厚の見て、ダミカでスカスカに軽いモデルガンしか作れないだろうなとは思いました。Extremeはハウジング部は亜鉛で重量増加と金属の冷たさを感じさせてくれる所がちょっと好きです。

うわー、やられました!
ネタになるなーと思って僕も仕入れてたんですが先を越されてしまいました…。

うちのはセフティがくたくたになってしまっているので健康体のものを見ると羨ましくなってしまいます。

初めからがっかりする出来と知ってて購入したクチなので、意外とエジェクションポート周りに「いやいや、なかなか…」とか思ったりしてます。

>およよさん
トイガンのブログをやっている方々になると、このExtremeを所有している人も多いですね。

たしかにセフティはあんまり頻繁動かしたくない感触があるのですが、クタクタになるのですか、気をつけます。

エキストラクターがライブなのは、ちょっと評価出来ますよね。何事もあまり期待しないほうが楽しめるかもしれませんw

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