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2008年10月13日 (月)

TAITO COLT PYTHON357 PPC CUSTOM SERIES 4in

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パイソン特集の第3弾は、皆さんお待ちかねの(?)PPCカスタムですよw

これがMGC時代の物ですとレア度も倍増するのですけどね、残念ながらタイトー時代のHW製ですが、 しばらくお付き合い下さい。

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Gun誌1981年6月号の広告より

1980年12月号のイチロー氏の記事を読んでから、PPCカスタムのモデルガンが欲しいと思い続け、PPCカスタムはS&WのKフレームベースの6inがベストということも当然判っていたことなのですが、この広告の写真を見て一目惚れしました。パイソンベースでリブサイトと4inのヘビーバレルを付けた、PPCマッチでは使えそうに無いPPCカスタムなのですが、とにかくカッコイイと思ってしまったわけです。

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Gun誌1981年7月号の広告より

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Gun誌1981年9月号の広告より

こちらは6inと8inモデル。何か間延びしてしまったように見て、私としてはやはり4inモデルのほうが魅力的に写ります。7月号の白黒の広告には、9月号の広告と同じタイプの木製ブリップが付いており、メダリオンが付いたターゲットタイプ・ノンチャッカード・ローズウッドグリップは初回ロットのみで少数だったかもしれない。

コクサイ・ニューパイソンの時に書いてますが、私はとにかくMGCパイソンPPCカスタム4inが欲しくって、親に交渉というか我侭を言ったのですが、コクサイのカスタムで落ち着いたのです。

コクサイのはラウンドのヘビーバレルだし、スピードローダーは付いているが、木製ブリップもカンケースも記念プレートも付いてないということで、我侭言った割りには愛着が湧かずに手放してしまったのですね。

MGCパイソンPPCカスタム4inは、「西部警察」で舘ひろし氏が演じた鳩村刑事が使用するのを観ては、「俺が欲しい物を、何で使っているのだ」と自分勝手にひがんでは、舘氏のことが好きになれないでいましたよ。「あぶない刑事」以降は、舘ひろし氏のことも好きになりましたけどね。

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MGCが解散後、タイトー時代になってから、HWになりパイソンPPCカスタムは復活した。初期は通常と同じ、プラグリップ付きで、バレルも無刻印だったと思う。

2000年になり、ホーグの木製ブリップ付きで、バレルに「P.P.C.CUSTOM」の筆記体の刻印を入れた仕様で発売されたのが、今回紹介する物です。

同時にデフォーンドハンマー付の3in、クーリングホール付リブ・サイトの5in、ラウンド・ブル・バレル付の6inが発売されてます。

しかし、TAITOからのはガンケースにも入ってなく、スピードローダーも何もおまけのなくってしまい、それでいて価格はMGC時代の倍以上4inで¥37,000となっていた。この頃には社会人にはなていたが、3万越えるのは中々手が出せない。時代の主流はエアーソフトガンになって、モデルガンもたまに売り出されていたが、価格が高いものばかりなってきた頃である。価格が手頃なモデルガンの新製品もでなくなり、実銃の世界もポリマーフレームが主流となってきて、Gun趣味も薄れだしてきたりもした。

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モデルガンの世界からしばらく離れて、コレクションも少し処分したりもしたのだが、少なくなってくると寂しくなってまた欲しくなったりして、結局、復活するわけなんですがw

またモデルガンを買い始めようかなと思って調べてると、まだまだ自分が欲しかったモデルガンが結構あることに気が付いて、パイソンPPCカスタムの購入に踏み切ったわけです。

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購入する決意は固まったのだが、その時期にNewMGCからM586パワーカスタムが発売されて、それもまた悩んだのだが、上野店の4inモデルはこれが最後の一丁と言われ、当初の予定通りにパイソンPPCカスタムを買うことにしました。

パワーカスタムも後で買おうかなと思いつつ、店頭で見た時に不満もなかったわけでもないので、踏ん切りがつかずに買い逃してしまってます。無くなってから、買っておけば良かったと思うから困ったもんだ。

しかし発泡スチロールの箱の入ったのを見ると、かつて広告で見た「ときめき」が感じられない。MGC解散後、色々と余裕がなくなってしまったのだろが、高額商品の「カスタム」らしい販売をして欲しかったです。もう今更な話なのですが、、、

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買ってから気が付いたのだが、最初のPの後のピリオドが抜けてます。

この刻印もカッコ悪くはないけど、正直「MGC CUSTOM GUN WORKS」の方が良かったです。

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マズルにライフルリングは再現されてない。フロントサイトのガードが厚すぎるが強度の為だろう。

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TAITOになってから、リアサイトブレードの角が落とされた形になった。 

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バレル右側面は無刻印。MGCの時はリブ・サイト側面に「BO-MAR」等の刻印があったが、省略されてしまっている。

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本場アメリカのホーグ社に、モデルガン用につくらせたグリップ。カッコも握った感じも良いです。

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パイソンの最大の魅力はフルラグバレルとベンチレーテッドリブの訳なんだが、それを無くしてしまったパイソンPPCカスタムなんだが、やはり魅力的であり、これがMk-Ⅲベースだったら、 そうは見えないでしょう。

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広告や記事を見て憧れでしかなかった物が、今こうして手に入れられたことには格別な思いがあります。仕様は変わってしまいましたが最後の新品を入手できて良かったと思ってます。これを買った時は、しばらく社会人になってから忘れてしまった「モデルガンを買った興奮」が蘇ってきましたからね。今後も、そうような体験が出来るモデルガンと出会いたいですね。

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コメント

宗教上(S&W教)、コルトのリボルバーは持たない主義の私ですが、このPPCカスタムのリブとスラブバレルは「良いなぁ、格好良いなぁ」と横目で羨ましがっていましたw

ボマーリブはこのPPCパイソンくらいなのでカスタムベースに欲しい
ところですが、なかなか見かけないですねぇ。

こんばんは。

子供の頃に欲しかったものが手に入る喜び!わかります。
このPPCパイソンもその達成感と「モデルガンを買った興奮」を感じられる一品ですね。
マッチガンと言うと大きい印象なのですが、この4inはコンパクト=精悍なイメージでカッコ良いですね~

>Jumoさん
そういえば「ゆも庵」にはスマイソンは登場しても、コルト・リボルバーはなかったですね。

私はカッコイイな~と思えれば、それに勝る理由はないので、無宗教ですw

カスタムベースに出来るほど、PPCパイソンは出回ってもないし、安くもないから大変ですよ。

>VanVeenさん
こんばんは。

子供の頃に欲しかった物として、98Kスポーターもそうなのですが、中古で買った98kより、新品で買ったPPCパイソンの方が、手に入れた喜びは大きかったですね~

この4inPPCパイソンをマッチガンと呼んで良いのかわかりませんけど、この趣味も性能とか歴史からではなく、カッコイイと思ったから入り込んだのですから、実用面では??な銃ですが、とにかくカッコよければ全て良しですw

うわ~!かっこいい、、、とくに
4インチ。

>MARUさん
そうですよね。パイソンPPCは4inが一番カッコいいです。そこんところがわかってもらえて嬉しいですw

ご無沙汰しております(汗
お送りしたパイソン素敵なグリップに交換され
とてもカッコイイですね!
例の玩具店、今はガスガンのみです。
MGCのM459がまだ沢山有りました。
倉庫にはまだモデルガン有るらしいのですが…

>K主任さん
お久しぶりでございます。
木グリがまだ買えるから、パイソンが欲しいというのもありました。
でも、まだパーティングライン消してません(汗)仕上げてからブログに登場させようとあもったのですが、、、

その倉庫を是非とも探ってきてもらいたいところですw

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