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2008年6月

2008年6月22日 (日)

Marushin Luger Pistol P-08 Marine

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カタログネタを挟みましたが、またしてもドイツ製ピストルでありますが、お付き合いの程を

マルシンの金属製ルガーP08 6inマリーネ・モデルであります。

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私が初めてGun誌を本屋で見つけたのは、1980(昭和55)年11月号です。家からちょっとだけ遠い初めて行った本屋に見つけて、こんな雑誌があるのだと驚いたものでした。(後から家からすぐ近くに本屋にも売っていることに気付くのですが)

その第一特集はイチロー氏のルガー・ピストル特集、メインはジョン・マーツ氏によってカスタムされた6inのネービールガーでした。この記事で6inのルガー・ピストルの存在を知りました。銃に興味を持ち始めのこの頃は、銃身が長ければ長いほどカッコイイと思っていたので、ネービールガーには一目惚れでしたね。8inの砲兵モデル(ランゲ・ラウフ)は知っていたのが、バレル根元にあるリア・サイトが当時は好きになれませんでした。

ルガーの6inモデルはMGCから販売されていたが、当時の明和模型の広告にも載ってないので、既にこの時には市場にはあまり残っていなかったのであろうか。そんな状況だったので、MGCルガー6inの存在自体を知ったのも1981年頃のMGCカタログであったが、そのカタログを手にした1982~3年頃には「生産中止」はハンコが押されてました。

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「カタログ全部見せろや!」という声が聞こえてきそうですが、今回の主役はマルシン・ルガーですので。

カタログを見た時に、ルガー6inあったんだ~という思いはあっても、リアサイトが大きすぎたので、手にはいらない悔しさはあまりなかったです。でもGun誌1984年4月号のモデルガン・ダイジェストで六研のは入手不可能だけど、御子柴氏が「MGCのP08とM1896は名作中の名作」と言うのであれば、手に入れたかったという思いはありました。

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マルシンは1987年にACG(アメリカン・コレクター・グループ)のブランドで、木製ラック付のヘルマンゲーリングモデルを発売。エングレーブなしの通常モデルが販売されたのは1990年になります。

念願の6inルガーが発売されたとは思っても、当時としては金属製オートには興味はあまりなく、販売されたらされたで、いつでも買えるというのがあってすぐには手を出さなかった。

それとこの頃はこの銃を買ったら、あの銃と並べないと駄目だみたいなのがあって、ルガー6inだけじゃ駄目だ。買うのだったら4・6・8in並べたい。しかし3丁買うのは金額的に無理と、思ってているうちに年月は流れて行くのでした。やがてモデルガン趣味から外れてみたり、また戻ってきたりして、後に結婚が決まったりして、今の内に欲しい物を買っておこうということで、2006年の浅草のブラックホールで、やっと購入となりました。

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ネービールガー(マリーネ)は何といっても、この6inの銃身と

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この100と200m切り替え式のリアサイトですよね。25年前にGun誌を読んで憧れていた物をやっと手に入れた喜びは格別な物です。

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MGCとは違って、ここまで簡単に実銃通りに分解できるのは嬉しいかぎりです。

トグルアスクルピン、セフティレバーSCとか、マガジンキャッチSC等のモデルガン的アレンジの部品はありますが、メカも忠実に再現されております。

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しかし、フレーム部の細かな刻印が無くなっていたりもっと早くかっておけばと思いましたよ。

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それに何ですかね、このゴリゴリ削った跡は、金型修正するより手作業で削ったほうが安上がりってことですか?

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しかし、このショートリコイルしてから、トルグが起き上がるアクションを見ていると不満点も許してしまうところがあります。金属製ということもあって、銃は機械なのだというのを感じされてくれます。

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画像では見えにくいですが、バレルの下に「MFG.MARUSHIN  SMG  22KGP」と刻印が入ってます。

プライマー一体式のダミーカートの底部には「aux」「S☆」「7」「41」の刻印があります。ストライカー方式だから仕方が無いが、トリガーを引いた時の作動音が小さいのが少し寂しいです。

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モデルガン本体に関してはMGCのABSモデルとは、開発の年代もコンセプトも違いますので比べる物ではないと思っていまが、木製グリップはMGCの方が数段出来が良いです。マルシンも初期のはもっとチェッカーが立っていたらしいが、職人不足なのか最近販売された「Coded42」はスムースグリップになってます。

タナカのP08のガスガン発売の時に、モデルガンの企画もあると書かれていた記憶があるのだが、、、MGCの4in、マルシンの6in、タナカの8inのP08を並べられるのは、いつになるのやら。。。

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2008年6月15日 (日)

MGC ALL CATALOG 1994

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私がMGCの1992年版のカタログを見たことがないといったら、荒鬼さんの「愛銃総進撃」6月6日の記事で、公開してくださったので。そのお礼としまして、荒鬼さんが御覧になっていない1994年のMGCカタログをおとどけします。

MGCカタログ1994はA5判、全48頁でその内、モデルガンの部分は15頁です。ちなみに定価¥700。表紙には「THE FINEST REPLICA GUN」とあります。最も素晴しいレプリカガンを製造していたメーカーも今となっては、、、これがMGCとしては最後のカタログになってしまいました。

モデルガン部分15頁を大きめにスキャンしましたので、お楽しみ下さい。

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一番最初に載っている「COMPLETION COMMEMORATIVE MODEL」は非売品であったが、NewMGC上野店の閉店間際に¥40,000で売りに出されていた。

5月3日の記事で紹介したMGC 44マグナムPPCカスタムを買うときにあったのだが、手持ちの金額の問題もあったが(ガバを買えばPPCが買えなくなる)、このような非売品記念モデルは、私なんかより古くからのMGC愛好者の人の手の渡るべきと思って諦めました。でも、すぐさま銀行行って、両方買っておいても良かったかなと思ってもおりますが。

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「NEW」と書かれている商品は多いですが、HW化やバリェーションの追加で、1992年カタログのベレッタM9程の新製品らしい新製品がないのが寂しいです。キットモデルもなくなっています。

御要望があれば、別の年代や他メーカーのカタログも出していこうと思います。

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2008年6月 8日 (日)

Marushin WALTHER P38 COMMERCIAL

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モーゼル、ルガーとくれば、次はワルサーしかないでしょう。

ワルサーP38は1938年にドイツ軍に採用された銃としてより、ルパン三世愛用の銃としてあまりにも有名ですね。TV版第一シーズンのエンディングのおかげで私の妻が唯一、知っている銃の名前ですから(ただし形は認識してない)。

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Gun誌1980年12月号の広告より

マルシンのワルサーP38は1980年に、モデルガン初の疑似ショートリコイル・ブローバックモデルとして発売されました。当時としては「モデルガン・ノーベル賞はこれに決定だ!?」(Gun誌1981年2月号)だったわけです。私もGun誌を読み始めて間もなくの頃だったので、マルシンP38発売関連記事おかげで、やっとショートリコイルが理解出きるようになってきました。

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でも私はその頃は「モデルガンはコクサイ」だったので、発売直後のお年玉では、コクサイ初のブローバック・モデル、ウッズマン6inを買いました。私にとっても初ブローバックでした。それで遊んでいるのを見ていた兄がブローバックモデルガンが欲しいと、マルシン・オートマグとP38で悩んだ末、P38ミリタリーモデルを買ってきました。コマーシャルの方がカッコイイのにと私は思ってたのですが、近所の模型店にもミリタリーしか置いてなく、兄はミリターのほうが好みだったようです。発火して結構遊んでいましたが、何かしらのトラブルあったような覚えもないので、発火性能は良かったと思います。

兄が飽きたら自分の所に来るかなとも思ってたのですが、その行く末はどうなったのか、捨ててしまったのか、友達にでもあげたのか覚えてないですね。

何年か過ぎた後、エンフィールドとM712のキットは立て続けに購入して組み立て、自分の中で改めてマルシンキットの良さがわかった時に、ワルサーP38を持っていない自分に気づいたのです。

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買ったの1989年頃。この頃にすでにP38キットはあまり流通してなかったと記憶してるが、常にモデルガンも在庫の種類・数量が豊富な明和模型には、まだ残っておりました。念願のコマーシャルモデルです。

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ハッキリとした刻印の画像でなくすみません。単にミリタリーより刻印がにぎやかなので、コマーシャルのほうが好きというだけです。

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それとグリップですね。ミリタリーのまだらグリップより、黒一色のほうがスッキリしてます。

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カートリッジはおなじみのプラグ・ファイヤー・カートリッジ、発売当初はP38からプラグがメガホンタイプになり、発火音が大きくなった。発売当初のカートリッジはプライマーが再現されており刻印もあったが、私がもっているのは底部はのっぺらです。カートのサイズはダミーと比べてと小さい。当時は安全対策の一つとして、カートのサイズを小さくしていた。規制はされていないが警察の方から指導があったらしい。最近はそれが無視されて、リアルサイズが基本ですね。モデルガンマニアにとってはそっちの方が良いですけどね。

ちなみにマルシンが、キャップ火薬を販売したのもP38と同時期です。(発売当初はパワーキャップ、後にプラグ・ファイヤー・キャップに改名)

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疑似ショートリコイルシステムの為、フィールドストリップングの際にもピンを抜かなくてならないのが、ちょっと残念ではあります。是非ともここの所を改良して、ついでにセンターファイヤーにして再販してもらいたいのですが、、、金型はMAXIに転用されたのでしょうか?そうでないという噂も聞きますけど、本当のところはどうなのでしょう。最近の再販ラッシュの中にP38の予定がないということは、やっぱり再販の望みはないのか、それとも真打は最後に登場となるのか期待したいです。

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御徒町にレプリカがまだあった頃、閉店する半年くらい前でしょうか。半分倉庫みたいな店内を見ていた時に、マルゼンのガスブロのP38を買うお客さんとの会話を聞いてたのですが、店員が「ショートリコイルはモデルガンより出来が良いですよ」と説明しているのを聞いて悲しくなりました。おいおい、ここはそのモデルガンのP38を作っていたマルシンの直営だろうに。そんなこと言う前にもっと良い物、マルシンに作らせろや!とね。

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おそらく日本で一番有名な拳銃であるワルサーP38。そのモデルガンが現在、新品で購入出来ないという状況は如何なもんなのでしょうか?

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要はこの3丁を並べてみたかったわけです。

金属製でも、この3丁を並べたいのであるが、規制の壁が、、、

現在の設計で、タニオアクションのP38なんて発売しても、売れそうな気がするのですが、どうでしょう?

ケイブンシャの「拳銃マシンガン・ガン大百科」で、銃の名前を覚えた世代としては、オートといえば、モーゼル、ルガー、ワルサーでした。これらの3丁はそれぞれ個性があるので、ガバメントよりも印象的でしたね。強烈な個性にないスタンダートなガバだからこそ、今日まで生き残っているのでしょう。

しかし現在アメリカ軍で採用されているベレッタM92が、ワルサーP38の影響を数多く受けていることも忘れてはいけません。

7/14追記:マルシンモデルガンキット・小カタログよりP38カッタウェイ

Cutaway

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