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2008年4月20日 (日)

TANAKA Smith&Wesson Model29 .44MAGNUM REVOLVER 6.5in.

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今回は、発売されたばかりのタナカの「S&W M29 6.5in」を紹介します。

 

タナカのリボルバーのガスガン「ぺガサス・シリーズ」。その出来映えから、「これでモデルガンを造ってくれれば」「シリンダーとバレルを変更する位で出来るのに」と多くのモデルガンマニアの方は思っていたに違いない。ピースメーカーに続いてモデルガン化されたM29、その出来映えはどうなのか?見ていきます。

 

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外箱はペガサスの写真入りとは違って、文字とマークのみのデザインになりました。説明書には分解方法までは書かれていなく、少々味気ない。キャップ火薬装填用のローダーが付いてきます。

 

ABS製ではあるが、残念ながらツルピカ仕上げではない。HWのブラックフニッシュモデルのような色である。新日本模型のABS製だが、HWのナチュラルのようなサンドブラストよりは良いが、ツルピカのABSが好きな人も結構いるのに、そこのところ判ってくれるメーカーはないのだろうか。

 

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数多くの指摘があるように、シリンダーにカウンターボアードがないのだが、カートリッジの直径は実銃同様で、これはM29のモデルガンでは初ではなかろうか?(マルイの造モデは不明)。シルンダー・インサートをギリギリまで前に出してくれれば、マルベリーフィールドのスーパーカートリッジが、弾頭付で装填出来るのに残念である。

 

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フレーム右側面の刻印。この部分の刻印、最近のHWSのM15等は「MADE IN U.S.A」と表示している。リアルなのは良いのだが、どっかからか文句がこないのかと余計な心配をしていまう。タナカのM29は見て通りの「MADE IN JAPAN」これはこれでやはり萎えるものがある。それよりも気になるのが「ASGK」の刻印。エアーソフトガンじゃねーだろ!

 

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と思ったら、「SPG」の刻印はここにありました。

 

バレルピンがないのも、皆さん知っての通り、斜めにカットされたロッキング・ボルトを再現したのはCMCのM19位で、タナカは見ての通りです。

 

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サイドプレートが金属製なのは嬉しいですね。ダブルでトリガーを引いていき、ハンマーが落ちる前にシリンダーをロックするアクションについては、時々、ロックする前にハンマー落ちることもある。これは個体差かもしれません。

 

気にいらないのがハンマーで、ハンマー本体はペガサスと共通なのか、余計なピンがあったり、ハンマー上部の凸が、ノーズではなく、モールドだったりしている。

 

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MGC、国際の旧モデル、タナカとM29 6.5inが揃ってしまいました。これでCMCがあればと思うのですがね、、、

 

MGCや国際の旧モデルと比較するのも何なので、ここでは、コクサイのNew M29と比較していきます。

 

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上(タナカ)、下(コクサイ)とのフロントサイトの比較。タナカのレッドランプが台形なのは良いが、全体的に低いので、少し弱々しく見える。

 

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トリガーガードの形状は、コクサイより良いが、外側・内側共にパーティング・ラインが残っている。他にバレル下。グリップフレームに残っている。

 

トリガーがワイドタイプなのは、嬉しい限り。コクサイのがセミワイドタイプのは、M629登場後のモデル(M29-3?)をモデルアップしたので、間違いではないです。

 

現在のはM29-10とかになっているらしいのだが、後ろの型番ごとの細かな仕様違いなものをGun誌のToshi氏とかにレポートしてもらいたいものです。

 

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タナカのM29は付属のプラグリップの中には、でっかいウェイトが入って、それでかなり重量を稼いでいるので、木グリにすると軽くなってしまうが、やっぱり木グリは付けたい。

 

それで、コクサイのM29に付けていたS&W純正グリップをタナカにつけて、コクサイには現在、S&WクラシックシリーズM29で付いているものと同じアルタモントのグリップにしようとしたのだが。

 

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逆の組み合わせの方が、しっくりくる感じです。

 

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タナカにS&W純正を付けると、フレームが少し凹んだようになります。コクサイにアルタモントだと、フレーム上部が少しグリップより出っ張る感じがします。

 

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逆の組み合わせでも、同じようなことが言えますが、上より誤差はありません。でも、タナカにはキャロムのグリップを付けるのが一番合っているのかも知れません。

 

ちなみにアルタモンタのグリップを付けると箱にそのままだと入らなくなります。グリップ底部が長いので、発泡スチロールを切らないと入りません。

 

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タナカのM29は決して悪いモデルガンではないのだが、残念ながら絶賛出来るものでもなかった。とりあえず、現在、新品で購入出来るM29としてコクサイとタナカという選択肢が出来たのは良いことだと思う。

 

タナカには、これからもペガサスで販売されていたリボルバーをどんどんモデルガン化して欲しいです。レッドホークは絶対買います。M500も出たら買ってしまいそうで、出たら出たら、財布が困ってしまいそうですが。。。

 

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2008年4月13日 (日)

MGC MODEL 29 HW/MGC Highway Patrolman44

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タナカからM29の発売直前ということで、今回はMGC M29HW(6.5in)とS&W 44マグナム 4in(ハイパト44)をお送りします。

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MGCは1972年に販売されたハイパト41をベースに44マグナム(M29 6.5in)を販売したのは1974年のことである。映画「ダーティーハリー2」の日本公開と重なり、大ヒットした商品である。

そんなMGC M29であるが、私は国際党でだったので縁が無いまま、いつの間にかABSのM29は市場から消えていた。何かの記事で「ダーティーハリーごっこをするのは、MGCでなくてはならない」ということが書かれてあり、たしかに公開当時に販売されていたのはMGC。コクサイのNew M29は出来はいいが6in。MGCのM29 6.5inが欲しいと思っていた。MGCは、1993年末からモデルガンをHWで次々と再販。そして1994年6月に設計が一世代前のM29までもHWで再販されたのである。これは発売後すぐにNew MGC新宿店で購入しました。

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パックマイヤーのラバーグリップ付も悪くないのだが、MGCのガンショーで木グリを見つけて購入。そしてダーティーハリーごっこには欠かせないダーティーハリー・ホルスターも揃えました。これは中野テキサスから販売されていたものです。

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4inモデルは、1978年に「ハイウェイパトロールマン.44」として販売したが、MGCの85年のカタログから普通に「S&W .44マグナム 4in」となっている。

ハイパト41は、1983年にシューターワン対応モデル「ヘビーマグナム」として復活する。ヘビーマグナムについては10月27日の記事を御覧下さい。

http://gfc.air-nifty.com/blog/2007/10/mgc_rayx203heav_ccad.html

それで私が購入したのは2005年のことであります。茨城県のとあるリサイクルショップで箱・説明書なし、カート付、税込¥500でしたw

店の値札には、何故か「SMITH&WESSON COMBAT MAGNUM」と書かれておりました。見た目は完全なジャンクかなと思えたのですが、せめてカートだけでも使えればいいか¥500だしと思って、触らせてもらったらシングル・ダブルアクションとも問題なし。それで買って磨いてみたら、大きな傷もなく結構、キレイで。これはかなりの掘り出し物でした。

ちなみに下のS&Wの箱(M629 3in用)は、オークションで落札してもらったもの、本体の5倍近い値段ですw

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一番最初の画像に付いてる白いグリップは、御徒町レプリカが閉店後、その斜め前のリサイクルショップに、レプリカからのジャンク品が流れてると聞き、見に行った時に見つけた物。この形のグリップはMGCから販売されていたが、こんな木の色の物は見たことがなく、しかもこれは半加工品でナット穴までの加工しかしてなく、ネジ穴は開いてなかった。それにグリップエンドは雑に丸めてあった。しかしマルシン用のならわかる気がするが、MGCの試作品と思われるようなグリップが、この店にあったのが謎である。

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コクサイがS&Wのメカを完全再現してから、旧世代となってしまったMGCだが、コクサイも昔はこれをコピーしていた。旧ハイパトは完全なコピーだし、M29もメインスプリングは板バネにしているが基本的にはMGCと同じである。

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6in(M29 HW)、4in(ハイパト44)、3.5in(ヘビーマグナム)。刻印は「HEAVY DUTY 44 MAGNUM」。ヘビーマグナムのみ「HEAVY DUTY MAGNUM」。M29 HWのレッドランプのみ別パーツである。リボルバーM29 HWのレッドランプのみ別パーツである。リボルバーは銃身長が変わるだけで、違った魅力が出てくる。

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サイドプレートの刻印は」それぞれ違う。一番奥のM29HWは無刻印だが、中央のハイパト44と手前のヘビーマグナムのS&W風のMGCマークは同じものではない。

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左側面のシリンダーラッチ下の刻印もまた、それぞれ違う。奥のハイパト44はSPGのみ、中央のM29HWの実銃と同じS&Wのマーク。手前のヘビーマグナムのMGCマークは、ハイパト44のサイドプレートにあるのと同じものである。

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その他の各モデルの違いは、ハイパト44とヘビーマグナムは同じABSだが、ハイパト44の方がわずかに青っぽい色をしている。N29HWはトリガーガード前のスクリューがなくなっている。

このように並べてしまうと、8 3/8inも欲しくなるから困ったものだ。同メーカーの同じリボルバーの銃身長違いは買いそろえるのは止めようとしているのだが、M29とハイパト44とヘビーマグナムは違う銃ということにしてますw

(4月20日 修正)

2008年4月 5日 (土)

SNM DETONICS.45 COMBAT MASTER/MGC M645

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マルイからデトニクスのシルバーが発売される。やはりデトニクスはシルバーだと思う。ここで紹介するのは、同じシルバーのデトニクスではあるがモデルガンであり、新日本模型から発売された物です。デトニクスといえば「マイアミ・バイス」(TV版)のソニー・クロケットのバックアップガンということで、シーズン3~4の使用銃M645(MGC・ガスガン)もゲストで登場します。

 

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デトニクスはMGCから発売された時から気になってはいたが、結局、購入したのは新日本模型から再版された物を、New MGC上野店の閉店セールの時でした。

 

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MGCの頃はモデルガンの選択肢が沢山あって買いそびれ、新日本模型からの再版が発表され、今度は買うぞと思いつつ、すぐに購入にいたらなかったのは、何だかただシルバーにしましたよという感じの色である。ABSと金属パーツの色合いも違い、妙に安っぽく見える。でもNew MGC上野店が閉店となれば買う機会も無くなると思い、ダストカバー部にメッキの斑があるが、「シルバーバレル付はこれが最後です。」と言われれば買うしかないでしょう。安っぽく見えたメッキも、プラスチック用のクロスで磨いたら、少しまともになりました。ジャパン・ビアンキ・カップのピンズはおまけに貰ったものです。

 

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デトニクスはHW、リアルサイズカートの頃から「COMBAT MASTER」の刻印が追加された。Gun誌1983年10月号の「本物VSモデルガン」の記事をみると、リアサイト上部の金型から押し出された時の丸い跡が無くなっている。MGCの時のオールシルバーモデルは、リアサイトもシルバーだったが、新日本模型からは黒くなり、メインスプリング・ハウジングが実銃同様に黒くなったこと(ただし、実銃はラバーが貼ってあり、そこまで再現されていない)。そしてメッキの質はかなり落ちている。

 

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木製グリップはマルベリー・フィールドのもの。僅かに長い為、実銃用が取り付けられないのが残念です。

 

マガジンはフルロードすれば、ボトムからインジケーターが出てくる筈なのですが、出てきません。スモールカートなら7発入るがそれでも、出てこなかった。ドライバー等で押し込んでやっと出てきた。

 

内部パーツについては、GM5以降、リアリズムと作動性を兼ね揃えた点で、完成された物です。

 

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MGC M645は固定スライド式のガスガンなので、撃たないで弄るだけでは物足りないところもあるが、仕上げの良い外観だけでそれを補うものがある。

 

M645も欲しいな~、でも固定スライドのガスガンじゃ~ね~、と長年思いながら、近年になって、この頃のMGCガスガンは仕上げがホント良くて、これは持ってるだけでも良いなと再認識。でもエアーソフトガンに高い金額は出したくない。¥5,000なら良いでしょうということで、昨年、オークションで友人に落札してもらった物。写ってませんが黄色いフロントサイトのランプも付属してます。

 

実射性能ですか?これはガスも入れてないのでわかんないですw前にM745を撃ったことありますが、約3m先にゴキブリにヒットしたので、これも良いのじゃないですかねw

 

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M645が発売された頃、トイガン業界全体的に商標の問題を気にするようになり。これも箱には「SMITH&WESSON」とは表示されていなく、ただの「MGC M645」である。本体にはちゃんと刻印されていますけどね。グリップ部のマークは○のみ、、、これのせいで、妙に質感が落ちる気がする。ここはM29等につかっているMGCを組み合わせたマークにするとか、何にもなかったほうが良かったような、今更ですけどね。そんなんでパックマイヤーのラバーがMGTSで安く売っていたので交換。グッとよくないました。

 

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DVDの「ザ・ベスト・オブ・マイアミ・バイス」はコンビニで各¥980で売っていたもの。映画版は、結婚前の準備が忙しい時期に上映され、結局、まだ観ておりません。ソニー・クロケットといえばM645よりもブレンテンな私なのですが、マルシンさん、そろそろ期待しても良いのですかね~。

 

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