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2008年1月26日 (土)

Marushin ENFIELD No.2 MkⅠ

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一週空けてしまいました、前回は2丁紹介ということでお許し下さい。今回もマルシンであります。エンフィールドNo.2 MkⅠのABSキットモデルを紹介します。

マルシン・エンフィールドは、既にエアーソフトガンが主流になっていた1985年末に新規金型で販売された久しぶりのモデルガンだった。後にデホーンド・ハンマー付のスター・モデル、銃身長の短いポリス・モデルのバリェーションを展開。後にHW-IRやEX-HW、HWと材質を変えながら生産され続け、昨年にもNo.2 MkⅠのHWキットが再販、今月中にはポリス・モデルのエクセレントHW、木製グリップ付が再販される。スター・モデル以外は息が長い商品であり、既に何らかバージョンをお持ちの方も多いと思う。

「もってるわい!もっと、レア物見せろや」と声が聞こえそうでありますが、私のところではあまり期待してはいけませんw

これから購入を検討している人もいるでしょうから、少しでもお役に立てればかと思います。

再販されるポリス・モデルEX-HWを購入検討の方は、だいじそさんの元祖「Gun物喪志」(他にNo.2 MkⅠのABS(完成品)と同じくHW-IRを紹介)、またはTakeshiさんの「玩具箱」を御覧になって下さい。

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もしかして銃本体よりレアかもしれない、懐かしいキット・モデルの箱の画像で我慢してください。未組立なら、もっとレアですが18~9年前に組んでます。

昔のキット・モデルは箱が大きかったですね。部品をブリスターで固定するという、LSのプラモからの流れが他社のモデルガンキットにも続いてました。今のマルシンキットの箱はだいぶ小さくなりましたし、HWSは完成品と同じ箱になっていて、収納に場所を取らなくて良いです。邪魔かと思いつつ、箱を捨てられないのは貧乏性だからですw

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パーティングラインを消す作業の他、機関部の組み込みに関しては、説明書通りにすれば、特に調整もせずに快調に作動します。再販されたHWキットだと、バリとか多くなっているかもしれませんが、問題はあまりないでしょう。

しかし、今回作動させてみて、つっかかるようになったと思ったら、ハンマーキャッチ・ピンが緩んで、ハンマーストップの溝に引っかかるようになっていた。とりあえず、ピンを反対側から差し込んだら、ピンがぐらつかなくなった。

メカニズムはコルトのデティクティヴやパイソン等に似て松葉板のメインスプリングを使用したものである。コルトアクションと違いメインスプリングレバー(リバウンドレバー)がシリンダーストップ(ボルト)と連動していないので、パーツ磨耗で、シルンダーが動かなくなるということはないです。

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左側面からだと、グリップを含めると7箇所にネジを使用。

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特徴的なバレルの先にあるフロントサイトもネジ止めで

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バレルラッチスプリングはムキ出しという、なんとも無骨なデザイン。それがまた良いのですが。

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そして中折れです。これこそがエンフィールドの最大の魅力。

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何やら、メカが詰まってそうですが

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エキストラクターを押し上げる構造は、いたって単純です。

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バレルを勢いよく折ると、カートが舞い散る。ブローバックモデルガン的な楽しさがある。

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安っぽいと思われる人もいるようだが、私は光沢あるABSモデルガンが好きです。今はHW全盛、ABSモデルが出ても艶消し仕上げされていたりします。HWもブルーイングしたりすれば綺麗な仕上がりとなりますが、ABSモデルガンの輝きも良いとは思いませんか?

2008年1月14日 (月)

Marushin M1910/COLT .25AUTO

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今回はエクセレントヘビーウェイト、ダミーカートリッジ仕様で、久しぶりに再販されたマルシンのM1910とコルト25オートを2丁まとめて紹介します。

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昨年12月に再販するとの情報を聞き、マルゴーのブログをチェックしてると、14日に入荷したので16日に買いに行ったら、M1910は在庫があったが、25オートは既に売り切れていた。

マルゴーのおじさんが、言っていた「みんな、モデルガンを待っていたんだよ」という台詞が印象的でした。

フロンティアへハシゴしたら、25オートのみ残っていて、無事に購入できました。

発売から一ヶ月、大方の店頭でも通販でも在庫は無いではなかろうか。今回、何丁製造したのかわからないが、もう少し造っておいても良かったかも、マルシンにとっては、嬉しい誤算であったろう。

「かなり灰色っぽいな~」というのが、中身の第一印象。これは塗るかブルーイングしなくては駄目かなと思っていたが、マルシンスレで、金属みがきでこすれば黒光りするとあったので、やってみたら少しは黒っぽくなりました。これはこれで良いような、やっぱり不満が残るようなといった感じです。

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木製グリップを付ければ、また印象が変わって、より古めかしい感じがしてきます。木グリの再販は無いだろうと思い。25オートのは発売前に明和模型に在庫してあったものを確保しておいた。そしたら、M1910のも一緒に再販されてビックリ。だが店頭で見かけないのでLAガンショップで通販で購入。アマニ油を塗ってあります。25オートはあまり変化ないが、M1910のは色に深みが増します。

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マルゴーに25オートが無かったショックで、何丁か見せてもらわずに購入したら、刻印が薄く、パーティングラインの仕上げも良いものではなかったのが失敗。

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「SPG」でなく、マルシン中心になって発足した新団体「STGA」になっている。これでトイガン製造メーカーの団体が3つになってしまった。本当は1つにまとまった方が良いとは思うのが、メーカー間で色々あるのだろう。

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ストライカーとシアーの関係がわかると思う。

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Gun誌1982年1月号の「本物VSモデルガン」の記事で比較すると、発売当時、競作となったコクサイM1910より、内部パーツの再現度は高い。

せっかく分解したのだから、このまま仕上げ直しをしたいところだが、そのうちということで、そのまま組んでしまった。グリップセフティの組み込みが少し面倒だった。

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25オートは中学の時に、インサイド・ホルスター付のキット(ホルスターも、自分で縫う)を組んだことがある。組んですぐに友達に売ってしまったような記憶が、、、

M1910にもインサイド・ホルスター付キットが、ありましたね。

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ディスコネクターを兼ねたトリガー・バーとシアの関係。完全分解より、こっちの方がメカニズムが判りやすそうだが、、、

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とりあえず、バラしてみた。せっかくの分解写真だが、M1910共々、ピンボケ気味で申し訳ない。Gun誌1982年6月号ジュニア・コルトの記事と見比べると、エキストラクターを兼ねたファイヤリング・ブロック以外は、リアルに再現されている。マガジン・セフティ(画像は向きが間違っています)はマガジンで押さえて、ピンを組み込みと楽です。

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御存知の方も多いと思うが、M1910と25オートは3月にシルバーモデルで再販される。EX-HWより、綺麗なシルバーのほうが良かったかな~とも思ってしまうのですが。

マルシンはM16のパーカラジング、MP40(HW)やM712カービンと、今後、意欲的にモデルガンを販売していく。そろそろ完全新作のニュースが欲しいところなんだが、P210のモデルガンの噂はどうなっていまったのだろう?

2008年1月 3日 (木)

CMC MAUSER KARABINER 98k SPORTER

あけましておめでとうございます。

ブログを始めてから4ヵ月半、御陰様で6,000hitを超え、リピートして見てくださっている人も増えて大変、嬉しく思っております。

ただ、コメントを書いてくださる方が当初から増えていないのは、コメントを書くほどの内容と思われていないと捉え、反省しますが、内容はあんまり変わらないかも(汗)

批判、要望等でも結構ですので、コメントをお待ちしております。

さて新年第一弾は、銃も大きく、画像サイズ・点数も増量してお送りします。

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小学生の頃、兄が持っていた東京CMCのカタログを見たときから、モーゼル98kスポーターにとても憧れ、当時の定価¥42,000と、とても小学生に手が出せる物ではなく、これは最後に買うモデルガンだなと思っておりました。

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そんなことを思いつつも、東京CMCはGun誌1991年8月号を最後に広告を出すのを止めて、(その当時の定価¥55,000)その後に解散。CMCの木製グリップやストックを製造していたタナカ・ワークスが金属製モデルガンの金型を引き継ぎ再販を始めて行った。

モーゼルスポーターは1993年秋頃にタナカから再販(定価¥65,000)されているが、少数だったらしく、すぐに市場から消えてしまった。

気付いた頃には無くなってしまった時に、これはアンクルにて見つけました。箱・取説・カートなし、スリングスイーベルとスコープマウントのベースのみ付属で確か¥50,000だったと思う。悩んでいた後、長物2割引セールが始まったのでこの時に購入しました。

CMC純正スコープ付の物もあったが、銃本体の状態や、ストックの色合いが好みでなく、スコープとマウントは何とかなるだろうと思って、綺麗な方が良いということで、こちらを選択しました。

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スコープマウントは明和模型に在庫がまだあったので、助かりました。純正スコープは手に入りそうにもないので、タスコの4×40Wとバトラーキャップをブラックホールにて購入しました。

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バイポットはハリス1A2-LM。コクサイのも安いし悪くなさそうだったが、CMCにコクサイのアクセサリーを付けるのも難だし、せっかくなので本格的にハリスを選択。

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バレル内部は鉄なのだが、購入時から錆が出てたので、22口径用だが、バレルクリーリングキットもブラックホールで見つけたので購入。たまにシャコシャコしてますが、完全には落ちないですね。

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カートリッジはタナカ製。当時、王子にあった直営店で、スリングと共に購入。Gun誌1980年2月号のモデルガン・ダイジェストのCMCのカートに比べるとブレット先端が細くなり、ケース部と色分けされた。

デトネーターを少し細くしてみたが、給弾時にひっかかるので外している。しかし、トリガーを引くとフロントファイリングに押され、エキストラクターからリムが外れて、ボルトを引いてもチャンバーにカートが残ってしまう。タナカ製のデトネーターにすればいいのでしょうか?現在、CAWから再販されているのはタナカと同型なのか、対処方法を御存知の方、お願いします。

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7.92mm×57のダミーカートリッジもデトネーターを外せば使用可です。

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ボルトストップを開ければ、ボルトは簡単に後ろから引き抜ける。

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安全対策がされているチャンバー部。発火ガスはチャンバーから、バイパスを通してバレルへ行くが、バレル基部にインサートが埋め込まれいるので、マズルまでガスは抜けない。

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リコイルパット付なので後期のモデルと思われる。CAWからの再販モデルにはチェッカーリングされていない。

CAWは、最近タナカから部品供給を受けて、モーゼル98シリーズを再販。新たに98bも販売してるが、部品のみの販売もして欲しいものだ。

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ガンマスターのプラのライフルケースに入れているが、これ買った後にアルミ製のケースが、比較的安く出始めてきた。プラのケースだと味気ないので買い換えたいところなのだが、、、

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最後に買おうとしていたモデルガンを購入してから10年以上経ち、未だに買っているわけなのだが、これから「これが最後買うモデルガンだ」と思えるのが、発売して欲しいものである。買える範囲での金額でね(笑)

それでは皆さん、今年も宜しくお願い申しあげます。

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