MGC COLT LAWMAN MKⅢ HW CLASSIC MODEL
週一更新で2回それると、モデルガンを取り扱うの久しぶりな感じですね。やっと、MGC製品の出番です。コルトも初ですね。
今現在、所有しているモデルガンはMGC系製品(TAITO・新日本模型含む)が一番多いですが、昔はあんまり好きなメーカーじゃなかったです。M29の時に書いてますが、コクサイのカタログがモデルガンの教科書でしたし、Gun誌を購読するようになっても、当時、コクサイの広告量が多かったので、コクサイこそNo.1モデルガンメーカーだと思ってましたよ。たまに少年ジャンプなどにMGCのズラリと並んだ広告を見ていましたが、プラ(ABS)製品が多かったからか、あまりときめかなかったですね。
そう言いながらも、今回取り上げる同モデルのABSのを、コクサイのブラックホークの次あたりに買っていたりします、約27~8年前のことです。理由はGun誌の愛読者の広場に、派手なマズルフラッシュを出している写真(たぶんマグネシウム使用)を見て、プラのスナズノーズも面白そうだと思っていたところ、近所の模型屋で安くしてくれたので。それで買ってみたところ、紙火薬使用ではうまく発火もしてくれなく(MG-CAP売ってなかった)、バレルが直ぐにもぎれたので良い印象は無かったですね。パーツ交換する気もなく、そのまま処分してしまいました。
「太陽にほえろ」等、刑事ドラマで大活躍していたので、日本の警察はローマンを使っているものだと信じていたころもありました。当時はお子様だったので、それでローマンの様な地味な銃には愛着が湧かなかったですが、ちょっと大人になって、飾り気のない無骨なローマンも良いなと思い今回のHW(ヘビーウェイト)モデルを再購入しました。「あぶない刑事」で大下刑事(柴田恭兵)が使用していたというのも大きな理由ですが(笑)
MGCのローマンのメカニズムは、実銃とパーツ形状は違うにしろ、各部の働きは同じである。モデルガンという限られた材質のなかで、おもちゃとしての耐久性を出せるように設計されているのは流石MGCである。ダブルアクションの時のハンマーのストローク角度は素晴らしいです。
スクェアーバットもラウンドバットも共通できるようになっているMGC Mk-Ⅲシリーズのフレーム形状は、昔は(今もかな)好きじゃないですね。コスト削減の為なんだろうけど、、、漫画「シティハンター」に出てきたローマンは、そっくりこのまま描かれてましたよ。
MGCローマンは新日本模型でも再販され、現在でも流通在庫が残ってるので、あまり古い印象というがないですね(新しい感じもないすけど)。ピカピカのABSモデルなら、すこしアンティーク感もあるのですが。長年に渡り販売されてきた定番商品。モデルガンのスタンダートともいえる物ですが、金型はどうなったのでしょうね?一部どこに何々がという噂がありますが、ローマンは聞かないですね。刑事ドラマも少なくなり、最近は銃もニューナンブのプロップを使用してたりします。同様にMGCローマンも、このまま姿を消してしまうのでしょうか。